TFoM 2017(Tokyo Festival Of Modular)レポート

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こんにちは、梅田ロフト店デジタルアドバイザーの阪口です。

今回は先日渋谷のRED BULL STUDIOにて開催されたTFoM(Tokyo Festival Of Modular)に参加しましたので、当日の様子を簡単にレポートをさせていただきます。

TFoM(Tokyo Festival Of Modular)とは?

Japan Festival of Modularが主催するモジュラーシンセサイザー見本市、コンサート&ワークショップ。

世界中からモジュラーシンセのメーカーが集まり、新作発表、機種展示、開発者のデモやレクチャー、ワークショップが行われるモジュラーシンセサイザーの国際見本市です。

イベントは11/18、11/19の2日間に渡って行われ、12時~17時で開催されていました。

オープン直後12時過ぎの会場の様子。既に会場は沢山のお客さんが来場されており、早くも熱気を帯びてます。。

入口横のDirigentのブースにはBITWIGのコーナーがありました。

今回のBITWIGはモジュラーシンセとの連動がかなり簡単に取れるようになっていて、かなり可能性を感じる仕様になっていました。

1トラックに複数のModulatorを組み込むことができる為、非常にシンプルなレイアウトでモジュラーシンセのコントロール、連動ができます。

↑パンフレットの裏面ですが、これだけの数のモジュラーシンセをPC内で自由に扱えることになってます、便利!

DCカップルドのオーディオインターフェイスがあればPCとモジュラーシンセを自由にパッチングできますが、Expert Sleepers ES-8があれば4イン8アウトのインターフェイスとしてオーディオ、CVいずれも簡単にPC―モジュラーシンセ間を行き来させることができます。

↑Expert Sleepers ES-8

BITWIGとパッケージングされたES-8のモデルも発売される予定だそうですので比較的手に入りやすくなりそうですね~

お隣にはKORGのブースがありました。

volcaシリーズmooog Mother32ARTURIA等当店でも人気の機種が展示されていました。

奥にはElektronのブース、新製品のAnalog Four MK2Octatrack MK2、当店でも人気の高いDigitakt等が展示されていました。

新製品はボタンの質感や2つのボタンを同時押しする部分が少なくなっており、かなり操作しやすくなりました。また特にAnalog Four MK2についてはツマミのパラメーターが押し込まなくても滑らかに上下するので触り易くなったことや、アナログオシレーターの部分が変更されておりタイトでクリアになった印象で私は非常に好みの音でした。。

こちらはローランドのブース。System-500シリーズのモジュラーシンセセットとSE-02TB-03SH-01等の人気のBoutiqueシリーズが並んでいました。

Teenage EngineeringEndorphin.es等が並んで展示されている、メディアインテグレーションのブース。

Seaboard RISEBlocks等で話題のROLIのコーナー。

コチラは当店でも人気の高い4ms Pedalsのブース

今回の目玉は新製品のSTEREO TRIGGERED SAMPLERTAPOGRAPHIC DELAYですね~私自身もこれを触るのを楽しみにしてました。。

STEREO TRIGGER SAMPLER

私は今Industrial Music Electronics(The Harvestman)Tyme Sefariをかなり気に入って使っているのですが、さらにもっと動けるサンプラーが欲しいなーと思って気になっていました。細かい説明は省いて触った印象は音質はかなりきれいで正確、CVインも多く多彩な動き、フレーズが作れます。

Tyme SefariはReverseのニュアンスや少し歪んだ音質が気に入って使っていましたが、CVインやつまみを動かすと音が過激に変わり過ぎるためリアルタイムで動きを付けるのは難しかったですが、STEREO TRIGGER SAMPLERはリアルタイムでかなり動ける印象でしたので非常にいいなーと思いました。。

TAPOGRAPHIC DELAY

一番目を引くのは真ん中下のタッチセンサーですが、コチラをリズミカルにタップすることで、タップしたリズムパターンでディレイが掛かります。かなり楽しいです。

従来のディレイでは単調なパターンでしか掛からないですが、コチラだとかなり複雑なリズムをリアルタイムでどんどん作っていってディレイを飛ばすことができますので、特にドローンやアンビエントで使用すると非常に動きのあるシンセフレーズをリアルタイムで簡単に構築できると思います。

またパネル上部の6つのボタンを長押しでセーブ、普通に押すとロードでき、操作も非常に簡単でライブパフォーマンス向きではないでしょうか。。

隣にはTiptop Audioのブース。Mantisケースやっぱりカッコいいですね~当店でも常時在庫していますので、興味のある方はぜひ見にいらしてください!

その隣はACL(Audiophile Circuits League)のブース。ちょっと値段が高いですが、トラディショナルで非常に質の高いモジュールをリリースしています。

そのまた隣にはLZXのビデオモジュラーシンセで映像にエフェクト、モジュレーションを掛けているブースがありました。マウントされているモジュールもMetasonix等かなりマニアックでヤバいですね。。

こちらはBlack Corporationという何ともアレな名前の会社の新製品。DECKARD’S DREAMというシンセのようですが、8ボイス16VCOポリフォニックシンセでMPEキーボードに対応しているため、MPEキーボードと一緒に使うことでかなり抑揚のあるプレイができるとのこと。

隣にWORNG electronicsというメーカーのコーナー。

右上の魔法陣みたいなモジュールにパッチングすることで3次元的な空間の色々な場所に音を配置できます。ドローンやアンビエントに使うとめっちゃ面白そうですね。。

1010musicのコーナー、話題のSynthboxもマウントされていました!内部のファームウェアを入れ替えるとサンプラーやエフェクトモジュールにもなるそうです。すごいですね。。

Zlob Modularのコーナー。ロゴの文字が読めない。。かっこいいけど

後日DIYワークショップも開催されてたそうで、DIYキットも豊富に置いていました、参加したかったです。。

小スペースで使えるモジュールが色々とありますのでスペースがあまりない時に重宝しそうですね!

こちらはHikari Instrumentsのブース。ミキサーやスイッチャー、トリガーシーケンサー等アイデア満載の良質モジュールが揃っています。

新商品のスイッチモジュールQuad Switch。CV入力でスイッチを切り替えできますが、高速で切り替えるとウェーブシェイパーのように使うこともできます。

人気のミキサーモジュールAtten/Mixer。7chミキサーとしてだけでなく、4chアッテネーター、オフセット、ミュートスイッチ等多彩な用途に使える超便利モジュールです。

当店も取り扱いさせていただいているVivicat greenのブース。新作のケースを展示されていました。

蓋をつけたらこんな感じ。材木に高級な国産過ぎを使用して作りを良くしたみたいです。木目の出方がオシャレですねー

そうこうしている間に会場は多くの来場者で溢れかえっていました。

すごい人ですね。。

こちらはいつもお世話になっていますFiveGのブース。おなじみのモジュラーの壁がズラリと並んでいます。

2日間かけても全部は触り切れないですねー

FiveG平井さんのオススメモジュール。かなり変態的な音がしてて良かったです!

Doepferの丁度良い大きさのケース。新商品だそうです。

Mellotronの話題の新製品、この大きさで音質は他のMellotronと変わらずめっちゃ良いです。

FiveGのブースに当社でも取り扱いのあるdotRed Audio Designsの新作ケースが展示されていました。

サイドが赤くなっていて大分オシャレになりましたねードットレッドのケースは始め84HPタイプを購入しても後々増設して168HPのケースにすることもできますので安心ですよね。。もちろんパッチングしたまま蓋を閉じることもできます。

こちらは国内メーカーcentrevillageのコーナー。

C Quencer DLX

見ての通りステップシーケンサーですが、ウェーブテーブルオシレーターが内蔵しており、スケールクオンタイズやスライド、リズムパターンの生成等、シーケンスをリアルタイムで演奏することができます。

Trigger HaCker

トリガーシーケンサー。丸いランプが色々な方向に進んでいくことで様々なトリガーシーケンスパターンを生成してくれます。

こちらはg200kgのコーナー。CV to DMX という非常に画期的なモジュラーシステムを展示されていました。

全体はこんな感じ。PCでDMXコントロールの設定(番号と数値の変化)を決めてBOX上の物にUSB経由でデータを記憶させればPC無しでモジュラーシンセでDMXコントロールすることができます。

上のBOX状の物と右から2番目のモジュールを使ってCVでDMXコントロールをします。

こちらのソフトでDMXのチャンネルと数値変化の設定を行います。

こちらのバスボードは同じものを横に連結させると7→14と接続口を増やす事ができます。

Quicco SoundからWirelessで動作するMIDI-CV/GATE Interfaceが展示されていました。iPadをコントローラーとしてモジュラーシンセを演奏するのには最適なのではないでしょうか?

真ん中の4HPぐらいの白いシンプルなモジュールがそれです。

こちらはMalekko Heavy Industryのブース。左のシーケンサーが気になりました。。

こちらはClockface Modularさんのブース。最近Verbos Electronicsの製品が続々入荷してきていますので触れるのを楽しみにしていました。。

こちらのBark Filterを触らさせていただきながら、親切に教えていただきました。帯域ごとにバンドパスフィルター出力やエンベローブフォロアー出力(各帯域の音量変化をエンベローブにする)があり、LEDランプによってスペクトラアナライザーのようになったり、ボコーダーのように使えたりとかなり触りがいのあるフィルターでした。

一番の目当てのComplex OscillatorやAmplitude & Controllerは間に合わなかったそうですが、十分に堪能させていただきました。。

こちらはNoise Engineeringが中心のセット。当店でもBasimilus Iteritas AlterLoquelic Iteritasは入荷してもすぐに売り切れるほど非常に人気のブランドです。。

当店でも人気の高いIntellijel Designsが中心のセット。ShapeshifterMetropolisや新商品のPlonkに混ざってSputonikOscillatorがマウントされていました。

近年PicoシリーズでブレイクしたErica Synthsのセット。ユーロラック一段にこれだけの数のモジュールをマウントできるのはすごいですね。。

フランスのeowaveのブース。

Industrial Music Electronics(The Harvestman)のブース。この辺りは個人的には好きなモジュールが多いです。。

KOMA ELEKTRONIKのブース。フィルターが強力。

フックアップのブース。Waldorfモジュラーやモジュラープレーヤーの間でもカルトヒットしたTouché等が並んでいます。

ATOMOSYNTHのブース。アナログドラムオシレーター4基をBeat Stepでコントロールできるセッティングでめっちゃ音が太かったです。

こちらはアナログシンセサイザー。非常に太い音が出せますので私は結構好きです。。

最近話題のTheresynのブース。テルミンにシンセサイザーが内蔵されています。右隣のMIXERBLOCKSというフランスのオーディオミキサーだそうですがこちらも気になりますね。

後ろはこんな感じ。弦が共鳴して絶妙なアンビエンス感が出ていました。めっちゃ良い音!

そうこうしている間にあっという間に17時になりましたので、ライブを見にContactへ向かいました。

という感じで2日間時間いっぱいまで回りましたが、2日間では回り切れないぐらい内容の濃いイベントでした。。

モジュラーシンセに興味のある方やエレクトロニックミュージックが好きな方でしたらどなたでも楽しめるイベントかと思いますので、興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい~!


梅田ロフト店デジタル担当 阪口(さかぐち)
この記事を書いた人
梅田ロフト店デジタル担当 阪口(さかぐち)

DJ歴20年、現在も現役DJで活動をしているDJ専門スタッフの阪口です。
今までクラブイベントや野外イベントでDJ、バンドのトラックメイカー、オーガナイザー等々色々と活動してきましたので、DJに関する事なら何でもご相談下さい。

梅田ロフト店
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