リペアマン佐藤の日々リペア Vol.4~今年もよろしくお願いします!と、アコギのブリッジ削りによる弦高調整編~
あけましておめでとうございます(*^・ェ・)
本年もよろしくお願い致します!!
年が明けて半月も経ってしまいましたが、、、
大阪でギター・ベースの修理・改造といえば、、、そう!私
リペアマン佐藤です。
今年もリペアブログを沢山更新していきますのでよろしくお願いします♪
COUNT DOWN JAPANに行ってきた(゜∇^d)
さて、年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか、、、
私といえば、、、カウントダウンジャパンに行って参りました!
実際は12月30日の参戦だったのでカウントダウンはしていないんですが笑
日本の前線で活躍しているバンドがたくさん出演しているわけですが、どのバンドも素晴らしかったです!!
みんな熱くてパワーがありました(・ω・)b
WANIMAのリハ中~♪
2番目に大きいステージ!これで1万5000人入るとか...
※ちなみにこの時は演奏中ではないので不正ではありません笑
自分もそんなアーティストたちを支えられるように精進しなければと、技術屋としてのモチベーションがグッとあがりました!!
この気持ちのまま今年は熱く行きたいと思います!!
アコースティックギターの弦高調整v(*'-^*)-☆
さて、いきなりですが皆さんは自分の楽器が弾きにくいなぁ...と思ったことはありませんか?
弾きにくさにはいくつか理由がありますがそのひとつに「弦高」があります!
「弦高」とは読んで字のごとく、、弦の高さのことですね!
弦の高さが高ければその分強く押さえなければいけないので指も疲れます...特に楽器を始めたばかりで指先が柔らかい時期なんかは指先が痛い痛い...www
そんな方に朗報です!!
その弦高...下げられるんです!!
エレキギターもアコースティックギターもベースも下げられます!!
ただ、今回はアコースティックギターの作業について書かせてもらいます♪
弦高が低くなれば押さえるのも楽になって練習もはかどります♪
ただ、下げることで音の変化もありますのでその辺りは相談しつつですが...
弦高を下げるには↓↓↓この白い部分を削ります♪
牛骨や角、プラスチック等、様々な素材のものがありますが
これを「サドル」といいます♪
通常はこれを削って低くするだけで弦高を低くすることが出来るのですが、、、
上の写真よく見て下さい...出っ張っている部分があと少ししかありませんよね?
このまま削ってしまったら低くなりすぎて弦がサドルに乗らなくなってしまいます...
なので...こうします!!
そしたら...こう!
さらに!!こうして!
そうすると...
サドルの頭が高くなりました...
ではなくて、ブリッジの木材部分を低くしました!
こうやってサドルの高さをしっかり残してあげることでサドルにかかるテンションを稼ぎ
弦高を低くしても弦のテンション感を損なわないようにする...こともありますが
ブリッジまで削ることは稀です笑
大体のアコースティックギターはブリッジ本体を削らなくても弦高を十分に下げることが出来ますが、稀にここまでの作業を行わないと下がりきらないものもありますので、まずはご相談下さい('-'*)
削ったあとはサドルを適正な高さに設定し、、、
木材部分もしっかり磨いて最初よりも綺麗な仕上がりに♪
途中でも触れましたが、弾きにくいと感じるのは弦高だけが要因ではありませんので、低くしたから弾きやすくなるわけではなく、結局はトータルバランスです!
弦高以外にもネックの反りや各弦のバランス調整等もありますので、細かい部分の調整に関しては店頭で是非ご相談ください(*゜◇゜)y
それでは今日はここまで♪
最後まで読んで頂きありがとうございます!!
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関東地方の皆様!楽器のことなら修理でも改造でもご相談下さい! 特にアコギの調整には自信があります!!是非一度新宿PePe店へ!!