福岡ギター修理のすゝめその30~ネック折れ修理~
皆様、明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。
今年もお客様のギターライフが充実したものになるよう全力でお手伝いできたらと思っておりますので、
修理、改造のご相談、どしどしお待ちしております!
それでは、2017年の一発目にふさわしいリペア内容のご紹介です!
いってみましょう!!
今回のご依頼ギターはこちら!
正面は特に問題はありませんが、
裏を見てみると・・・
あっっっ(lll ̄□ ̄)
亀裂がっ!
近づいてみてみましょう。
これは、内部まで割れてしまっている、いわゆるネック折れという状態ですね。
ギブソンなどの角度付きヘッドのギターは、倒したり、ぶつけるとバキッといってしまうことが多く
気を付けていてもちょっとした不注意から非常に悲しい事態になってしまいます。
こうなってしまうと修理ができないだろう、修理できても高額になるからと諦めてしまう方も多いのではないでしょうか?
しかーし!!!
折れ方によっては比較的安価に、かつ強度もバッチリに修理することができるんですよ!
新しいギターを・・・と探す前に一度リペアマン尾仲にご相談ください(◎o◎)
今回の作業風景で、どんな感じに仕上がるのかお見せしたいと思います!
まずは、ヘッドをもとの方向に軽く手で元に戻してみます。
これでは割れ部分の段差が残ってしまいます。
パーツを外し、割れ部分を慎重に広げ内部までしっかりと状態確認、
どこが原因になって元に戻らないなのかを確認し、針を使ってささくれや木の繊維を
慎重に、丁寧に時間をかけて整えていきます。
この作業がきれいなほど仕上がりが良くなるためできる限り細かく治していきます。
クランプで仮止めを行い、隙間や段差がないか細かくチェック!
よし!
これで接着しましょう!!
割れ部分の奥までボンドを流し入れ、全体からボンドがはみ出てくるまで繰り返し流し入れます。
クランプで固定し、
乾燥させます!
乾燥後クランプを外してチェック!
バッチリ接着されていますね(^_^)V
このままでもギターとして演奏することは十分できるのですが、せっかくなら
極力見た目もきれいにしましょう!
簡易的に割れあとを塗料を使って修正していきます!
黒く色を入れ、ラッカー塗料で修正をしていくと・・・
この通り!パットと見ただけでは分からないくらいまで修正できましたσ(´∀`)
パーツを取り付け、弦を張ると、
この通り、バッチリです!
いかがでしょう?
楽器としての性能はもちろんですが、
皆さんが思っていたよりも美しく仕上がっていませんか?
もちろん、折れ方や、ギターのカラーにもよりますが、
接着と、簡易塗装修正でここまで仕上げることができます!
また、補強が必要な場合や、より美しく仕上げたいなどの希望により
最適な修理をご提案させていただきます!
ネックが折れてしまい諦めていた方、
ぜひリペアマン尾仲までご相談ください!
お待ちしております\(^o^)/
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