【ファズ・ヴィブラート】あのヴィンテージエフェクトが甦る!Paisley Tubby Effectsより「Paisley Vibra Fuzz」登場
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サイケデリックな効果を持つヴィンテージエフェクトをはじめ、クラシックなエフェクトの多くを愛し、そのサウンドを再現したり、さらにパワーアップさせたペダルを制作している、アメリカ製エフェクターブランドPaisley Tubby Effects(ペイズリータビーエフェクツ)。
それでは国内1機種目となるその製品をチェックしてみましょう。
Paisley Tubby Effects / Paisley Vibra Fuzz
Paisley Vibra Fuzzは、1960年代に作られたファズとモジュレーションが組み合わさった個性的なエフェクトであるHoney Psychedelic Machineを現代的にリクリエーションしたい、その想いから制作されたそうです。
オリジナルモデルは巨大なエフェクトユニットでしたが、Paisley Vibra Fuzzはそれを現代的で分かりやすい使用感、操作性を持つコンパクトペダルとして生まれ変わりました。オリジナルモデル同様、オールドスクールなヴァイブエフェクトとクラシックで爆発力のあるファズサウンドの両方の側面を持つペダルに仕上がっています。
オリジナルHoney Psychedelic Machine最大の欠点は、両方の回路を1つのVolumeコントロールで制御しようとしたことです。もともとMoodセクションはFuzzセクションの半分以下の音量しか作ることができず、上手くバランスを取るのが至難の業でした。
その後に発売されたCompanion名義のPsychedelic Machineではそれぞれの回路に独立したVolumeコントロールが付けられ、FuzzセクションにはFuzzコントロールが取り付けられました。
Paisley Vibra Fuzzは、オリジナルPsychedelic MachineがHoneyからCompanionへと行われた改良だけでなく、RT-18からUni-Vibeへの改良点は全て取り入れた上で、さらにより扱いやすく改良を施しています。
オリジナルモデルの6ポジションのRepeat Timeロータリースイッチは取り外し、Uni-Vibeと同様のポテンショメータを用いたSpeedコントロールへと改良。フットコントロールにも対応します。分かりにくいRepeat Time表記はSpeed表記へと改めました。
そしてファズセクションとモジュレーションセクションのそれぞれにVolumeコントロールを搭載し、FuzzセクションにはゲインをコントロールするExpanderコントロールを設けました。
さらに改良を重ねて、コンパクト化され、一般的なコンパクトエフェクトと同等のサイズになったそうです。
それでは、動画そのサウンドを聴いてみて下さい。
●電源
Paisley Vibra Fuzzは、18VDCアダプター(付属)で駆動します。アダプターは300mA以上のものを推奨します。
●サイズ
120×90×60mm