【アコースティックギター】独自のSurface Mount PUを搭載したKatayama Guitar2機種が発売
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Katayama Guitar SMPU搭載 ニューモデル
KE-13
メーカー希望小売価格 (税込) ¥115,500 (税抜 ¥105,000)
~スペック~
- No. Specifications:KE-13
- Top:Solid Sitka spruce
- Back&side:Indian Rosewood
- Neck:African Mahogany
- F / board:Solid Indean Rosewood
- Bridge:Solid Indean Rosewood
- Scale:650mm
- Strings:EXP16
- Nut / Saddle:Bone
- Machine / H:Chrome
- F / board 0F-14F width:43-54mm
- Electronics:SMPU-S
- Inside label:Raijinn
- Cutaway:None
KE-33
メーカー希望小売価格 (税込) ¥115,500 (税抜 ¥105,000)
~スペック~
- No. Specifications:KE-33
- Top:Solid Cedar
- Back&side:Indian Rosewood
- Neck:African Mahogany
- F / board:Solid Indean Rosewood
- Bridge:Solid Indean Rosewood
- Scale:650mm
- Strings:EXP16
- Nut / Saddle:Bone
- Machine / H:Chrome
- F / board 0F-14F width:43-54mm
- Electronics:SMPU-S
- Inside label:Raijinn
- Cutaway:None
SMPU (Surface Mount Pick Up) システム
SMPU(Surface Mount Pick Up)は、ピックアップの位置が従来のUSPU(Under Saddle Pick Up)方式と違い、サドルのに設置することで、 これまで再現出来なかった電気を通した時のリアルな生音の再生を可能にしたシステム。
Katayama Guitarの片山 一朗氏が考案したシステムです。
特徴
ピエゾピックアップの取り付け位置をサドル下ではなく駒上に配したことにより、 撥絃運動エネルギーでギター全体部材を振動させその空気振動音を耳で聞くという一連の流 れで生ずる自然音とほぼ同じクオリティーの電気的再生音が得られます。
サドル真下に配される従来方式PUはブリッジ内で密閉状態に在るので、 絃の直接振動音とギター内部の反響音要素 が再生音に大きく影響します。 SMPUはその固定に同じく絃の張力を利用しますが、楽器表面に露出している為、 楽器の木材外殻振動音が再生音の主要なエレメントとなります。 又それがプレーヤーが自分の耳で聞く音の主要要素である為、 再生音と自然音とのタイムラグが無限短となり反応の良い立ち上がりの速い音として体感できます。
アコースティックギターでは絃高調整の為サドルの調整は避けられないので、 サドルの取り外しや再設置は基より、 単に絃の交換ですら常にPUへの接触不良を誘発しやすいものです。 SMPUではその危険性は極度に低くなっています。
従来方式ではPUの上に一枚又は2枚に分割したサドルが座し、 それ又はそれらが6分割のPUエレメントに同等に接触しなければなりませんが、 絃張力によるサドルの前倒れ現象、サドル底面平滑面の不安定さ、 サドル溝内底面の平滑性不足等の不確実性がベストコンディションを再現しにくいものです。 SMPUはPU設置場所の絃の通過位置真下に個別 6個の専用枕をPU上に直接配する為、 それぞれの絃張力に従った音量バランスが得られます。 それは即ち我々が耳で 聞く生ギターの音量バランスに近いものです。