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【アナログフェイザー】Chase Bliss Audioよりデジタルの力を借りてエフェクト制御をするアナログフェイザー「Wombtone」登場!

記事中に表示価格・販売価格が掲載されている場合、その価格は記事更新時点のものとなります。

Wombtone

wombtone01

■主な特徴
Chase Bliss Audio Wombtoneは、暖かで重厚な、やさしく快適で、流体に満ちた最高峰のアナログフェイザー。
Wombtoneの入力信号は完全にアナログのまま出力されますが、全てのノブは小さなデジタルブレイン(マイクロプロセッサ)へと接続されており、アナログエフェクトの制御を行います。そのためギターシグナルは一切のデジタルプロセッサを通ること無く、一切デジタル化されず、最後までアナログ信号のまま出力されます。
デジタルの力を借りたエフェクトの制御が、アナログエフェクターではあり得なかった、今まで聞いたこともないような効果を生み出します。

●コントロール
RAMP:このノブは、他の5つのコントロール(VOLUME、FEED、RATE、DEPTH、FORM)を個別に、または自由に組み合わせてアサインすることができます。アサインは、背面のDIPスイッチを使って設定します。
つまり、このノブは、設定されたパラメータが最大または最小になるまでの時間(Ramp Time)を設定します。また、Volumeパラメータを割り当て、モジュレート(Bounce)を設定すると、トレモロエフェクトを作ることもできます。

VOLUME:エフェクトレベルの設定。
Wombtoneは広大なヘッドルームを持ち、強いブーストが可能です。ブースト回路は内部で18Vに昇圧されています。
また、このノブはRAMPコントロール、またはエクスプレッションペダルで操作することが可能。エクスプレッションペダルを使用すれば、ヴォリュームペダルのような使い方も可能です。

FEED:このノブは、フェイジングエフェクトのフィードバック量を調整します。時計回り最大に回せば強烈な、反時計回り最大に回せばかすかなエフェクトをかけることができます。

RATE:フェイジングエフェクトのRate(スピード)をコントロールします。このノブの設定は、タップテンポで上書きできます。

1-2-4(3-6-8)スイッチ:タップテンポの入力に対し、実際に設定されるテンポの倍率を切替えます。通常は1倍、2倍、4倍の切替ですが、背面のDIPスイッチにより、3倍、6倍、8倍に設定することもできます。

DEPTH:フェイザーの揺れ幅(深さ)を調整します。11時あたりに設定するとヴォーカルのようなトーンが得られます。

FORM:このコントロールは、モジュレーションのセンターポイントを設定します。左に回すと、波形は素早くランプアップし、ゆっくりとランプダウンします。右に回せばランプアップの時間が遅くなり、ランプダウンの時間が早くなります。中央では対称の波形になります。

波形切り替えスイッチ(左側):モジュレーションの1サイクル前半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

波形切り替えスイッチ(右側):モジュレーションの1サイクル後半の波形を、サインウェーブ、トライアングルウェーブ、スクエアウェーブから切替えます。

Bypassフットスイッチ:エフェクトのON/OFFを切替えます。背面のDIPスイッチで、モメンタリースイッチ(踏んでいる間だけエフェクトON)とすることができます。バイパス時はトゥルーとなります。リレースイッチの採用により、スイッチングノイズも抑えられています。

Tapフットスイッチ:フェイザーのスピードをタップテンポで設定できます。ここで設定されるテンポは、常に最後の2回のタップとなります。背面のDIPスイッチにより、Ramp Timeの設定にタップスイッチを使うこともできます。

手前のトグルスイッチ:プリセット選択スイッチです。右ポジションと左ポジションで、それぞれ1つずつプリセットを呼び出します。中央ではマニュアル設定となります。中央のLEDは、右ポジションでは赤、左ポジションでは緑、中央では消灯します。
プリセットできる設定は、各ノブの位置、トグルスイッチ、背面DIPスイッチです。プリセットの保存には、右ポジションのプリセットの場合は右側のフットスイッチを、左ポジションの場合は左側のフットスイッチを3秒間長押しし、その後両方のフットスイッチを3秒間長押しすることで可能です。

●入出力端子
IN:インプレットジャックです。楽器からのケーブルを接続します。
OUT:アウトプット・ジャックです。アンプへのケーブルを接続します。
EXP:エクスプレッションペダル端子です。ステレオジャックです。エクスプレッションペダルにアサインされるコントロールは背面のDIPスイッチで設定できます。エクスプレッションペダルに加え、CVコントロールも使用可能です。(0-5Vをtip、Ringはフローティングに設定)

TAP:タップテンポの入出力を行うステレオジャックです。外部タップテンポの入力、またはWombtoneのタップテンポを外部に出力できます。MIDIアダプターTRSケーブルを使えば、Empress EffectsのMidiboxを用いてMIDIクロックとシンクロさせたり、プリセットの呼び出しやエフェクトのON/OFF、Rampリセットが可能です。WombtoneはMIDIチャンネル6を受信できます。

●DIPスイッチ

image

Wombtone背面にあるDIPスイッチは、主にエクスプレッションペダルとRampノブにアサインする設定をはじめ、細かな動作モードの設定を行います。
16のDIPスイッチの左半分は画像の上段、右半分は下段にあたります。プリセットをセーブした際、DIPスイッチの位置も全て保存されます。エクスプレッションペダルが接続されると、RampノブにはRamp Time以外のパラメータはアサインされません。

Volume・Feed・Rate・Depth・Form(左側):ON側にすることで、エクスプレッションペダルとRampノブに各パラメータをアサインできます。

Volume・Feed・Rate・Depth・Form右側):これらのスイッチは、Rampノブを右に回した際、パラメータが上がるか下がるかを設定するスイッチです。同様にエクスプレッションペダルの動きに対するパラメータの動きも設定できます。

Bounce:このスイッチがONで、Rampノブが動かない時、またエクスプレッションペダルが接続されていない時に、各パラメータ値を変動(モジュレート)させることができます。

Stages:フェイザーの段数を4段と6段で切替えます。

MoByp:モメンタリーバイパスの設定です。ONにするとBypassフットスイッチを踏んでいる間だけ、エフェクトがONになります。

Top Control:“r”の位置ではRamp Time、“p”の位置ではフェイザーのスピードをタップテンポで設定します。また、BounceスイッチがONの時のモジュレーションスピードの設定にも使用できます。

Tap Division:1-2-4(3-6-8)スイッチのモードを設定します。“3”の位置では、このスイッチにより実際に設定されるテンポがタップ入力の3倍、6倍、8倍から選択できるようになります。

Sweep:Rampノブとエクスプレッションペダルの可変幅を設定できます。“t”にすれば、Rampノブとエクスプレッションペダルにアサインされたパラメータの可変幅が、各パラメータのノブの位置から最大まで、“b”にすれば各パラメータのノブの位置から最小までの範囲で可変させることができます。

※Ramp Timeの設定は、バイパスになるごとにリセットされます。エフェクトON後、Ramp Timeの間、DIPスイッチの設定にかかわらず各パラメータのノブの位置に設定されます。

●電源・その他
WombtoneのCurrent Drawは50mAです。駆動にはアルカリ9V電池、またはセンターマイナス、2.1mmの標準的な9Vアダプターを使用します。
インプットインピーダンスは500kΩ、アウトプットインピーダンスは1kΩです。

動画はこちら。通常のサウンドは勿論、不思議なサウンドまで作り出せますね。

http://youtu.be/sUZV4gf0uZQ

販売価格 (税込) ¥61,490 (税抜 ¥55,900)
JAN:4560440835472

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