【エフェクター】Catalinbreadの新作! 今回はリバーブ“Talisman”とファズ?“Antichthon”
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Talisman
70年代を象徴する、スタジオスタイルコントロールを搭載したプレートリバーブエミュレーター、Talisman。70年代の名盤と呼ばれる音源で使われている巨大な機械じかけの機構と、キングサイズベッドと同等の鉄板を使った大掛かりなリバーブエフェクトである「プレートリバーブ」を479.99%小型化して、コンパクトフェクター納めています。
「Talismanの狙いは多くのリバーブペダルに設定されている『薄い金属板』を意識しすぎた、薄っぺらく安っぽい、そしてギラギラとした音色ではなく本物の、そして伝説のプレートリバーブ、EMT140サウンド」とのこと。メーカーサイトでそう豪語するクオリティの真価をぜひ確かめてください!
メーカー希望小売価格:オープンプライス
販売価格 (税込) ¥35,970 (税抜 ¥32,700)
JAN:4560440837513
コントロール/特徴
- HIGH PASS:リバーブシグナルのローをカットします。
- TIME:リバーブの減衰時間を調整します。
- PRE DELAY:リバーブがかかり始めるまでの時間を調整します。
- MIX:原音とリバーブエフェクトのバランスを調整します。
- VOL:音量を調整します。
- 内部のBUFF/TBスイッチで、バイパス時のモードを切替えることが出来ます。
- TBモードではトゥルーバイパスとなり、BUFFモードではバッファードバイパスとなります。
- BUFFモードではバイパス時にも最後のエフェクト音が残ります。
Mixノブはバイパス時にも有効となっているため、Mixノブが時計回り最大(100%ウェット)に設定されていると、バイパス時にも原音が出力されない場合があります。 - トリムポットでインプットゲインの微調整ができます。
Antichthon
「異世界のサウンド」と銘打たれたエフェクターらしい外観。
“Antichthon”(反地球/対地球)は、古代ギリシャで用いられた考え方で、「原始の地動説に於いて宇宙の中心となる“Center Fire”(中つ火)の周りを全ての惑星が公転していて、その公転のバランスを取るために反地球が必要なはずだ、という考えから始まったもの。後に太陽を中心とする地動説に於いても、地球から太陽を挟んで反対側にある」と考えられていました。
そんな名を冠したAntichthonだけに突き抜けたサウンドが魅力。出てくる音は3つの大きなジャンルに分けることが出来ます。
- 1.ダイナミックファズトレモロ“ファゾロ”
ギターのVolumeを使って、トレモロスピードやサウンドをチューニングすることができます。ファズ色があまり出ない、トレモロエフェクト色の強いサウンドからハーモニクスにまみれた熱い音色、さらにスロウでやさしい音色まで、ペダルのノブを動かすこと無くギターのVolumeで操作することができます。 - 2.ダイナミックトーンジェネレータ
Antichthonを自己発振させることで、ギターの弦に触れること無く、ギターのVolumeノブでいろいろな音を作ることができます。ピックアップ切り替えスイッチを変えたり、様々なプレイを試してみてください。異次元のチベタンホルン、宇宙イルカの鳴き声、超低音のドローン、暗黒物質で出来たイナゴの群れ、鳥の鳴き声、スペースキャットなど、聞いたこともない音を出すことができます。ギターのVolumeノブで、いろいろな宇宙を旅してみてください。 - 3.ハーモニックファズドライブ
Antichthonは異世界の音を作りますが、ワームホールを通して今の世界へつなげることも出来ます。すると、Antichthonは突然美しい倍音成分を持つファジーなオーバードライブサウンドへと変わります。オープンでダイナミックなレスポンスを持つ、エッジの効いたドライブサウンドです。
メーカー希望小売価格:オープンプライス
販売価格 (税込) ¥29,370 (税抜 ¥26,700)
JAN:4560440837520
コントロール
- VOLUME:出力音量を調整します。
- GRAVITY:基本的に発振の強さを調整します。
- TIME:基本的に発振やトレモロの音色を調整します。
- SPACE:基本的に音の出方を切替えます。