【エフェクター】“Instruments for a New Electric Music”が日本上陸!4機種発売です
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Compact Faye Sing
Compact Faye Singは、Mu-Tronシリーズで知られるMusitronicsや、リッチー・ブラックモアがRainbow時代に使用したCompact Phasing 'A'で知られるGerd Schulteをルーツとし、そのクラシックなオプティカルフェイザーを高い次元で再現したものです。
回路は全てINFANEM(Instruments for a New Electric Music)で製作され、レンジとヘッドルームを拡大し、ノイズを抑え、そして信頼性、耐久性を高めました。CV/Expジャックによりモジュレーションスピードや外部LFOとの同期、そしてマニュアルスウィープを実現します。
ノブ類はフェイザーとしては効果を予測できる名前が付いていますが、何と言っても真ん中あたりに搭載されているスイッチ2つ! これ興味深いですね~。
モジュレーションスイッチ
- 「. . 」モード : 毎秒10サイクルから、6秒1サイクルまでの高速モジュレーションレンジとなります。
- 「. . 」モード : 毎秒1サイクルから、60秒1サイクルまでの低速モジュレーションレンジとなります。
- MANUALモード : Rateノブ、またはCV/Expジャックに接続したペダルによって、フェイザーのスウィープをマニュアルで調整できます。
ステージセレクタースイッチ
- μモード : Mu-Tron Bi-Phaseに使われたような6ステージフェイザーとなります。
- +モード : Compact Phasing 'A'のような8ステージフェイザーとなります。
面白いのは、INPUTジャックが「YOU」になっていること!これけっこう斬新です。
販売価格 (税込) ¥36,520 (税抜 ¥33,200)
Second Voice Deluxe
Second Voice Deluxeは、フェイズロックループ(PLL)ハーモニー回路を用いたフルアナログハーモナイザーです。さらにファズ回路、そして独立したサブオクターブ回路を搭載し、シンセサイザー的な音からハーモニーの加わるリッチなトーンまで、様々な音を作ることができます。
ツマミが多い!これは音作りが多彩にできる予感♪
Volume
サブオクターブ、ハーモニー、ファズ、クリーンそれぞれの音量を個別に調整します
Range
ハーモニーのトーンとトラッキングを調整します。通常10~4時の設定で最もトラッキングが良くなります。この中でのスイートスポットはそれぞれのハーモニーによって違った場所となります。右に回せば、高周波のハーモニーがより強くなります。
左に回せば、ベースシンセのようなサウンドが得られます。もちろん、10~4時以外のアンコントローラブルな部分も有用です。極端に左に回せば、ほとんどのハーモニーが歪みやサブハーモニーとなり、極端に右に回せば、ほとんどが歪みやアッパーハーモニーになります。
■ハーモニーセレクタースイッチ
6種類のハーモニーを選択できます。
- ・-OCT:1オクターブ下(-12半音)
- ・5 -OCT:5thの1オクターブ下(-5半音)
- ・5:5th(+7半音)
- ・+OCT:1オクターブ上(12半音)
- ・5 OCT:5thの1オクターブ上(+19半音)
- ・+2OCT:2オクターブ上(+24半音)
Gate
ファズ、ハーモニー、サブオクターブのサステインを調整します。左に回せばスタカート、右に回せば長いサステインとなります。しかし、最大にするとピックアップのハムノイズやフィンガーノイズが強くなります。
Filer Freq・Resonance
サブオクターブ、ハーモニー、ファズ、クリーンそれぞれそれぞれの独立したアクティブな-12dB/octのローパスフィルターを調整します。Freqはフィルターカットオフ、Resonanceはカットオフ周波数のピークを調整します。Freqはそれぞれ、CVやエクスプレッションペダルでコントロールすることもできます。
Harmony・Suboctaveスイッチ
ハーモニーとサブオクターブサウンドを個別にON/OFFできます。
販売価格 (税込) ¥43,890 (税抜 ¥39,900)
The Driving Notion
Driving Notionは、ユニークなテクスチャーとアタックを持ち、複雑なコードでも高い解像度で出力するペダルです。
ギターではもちろん、特にベースで強い効果を発揮します。
ゲインとトーンはHIGHとLOWノブで調整します。それぞれのノブでは、周波数のレスポンスとドライブを、それぞれのパラレル回路でコントロールできます。
EQの効きがしっかりしていて、ダークな低音ブーストから、シャープなアタックをもった高域ブーストなど、多彩な音作りが可能ですね~。
●Out
音量を調整します。9時あたりでスタンダードなギターのユニティゲインとなります。
●High
ゲインと高域のキャラクターを調整します。左に回せば軽いトレブルブーストと少しの歪みが、右に回せばシャープでアグレッシブなサウンドとなります。
●Low
ゲインと低域のキャラクターを調整します。左に回せば軽いダークブースト、中心付近から歪みが加わり、右に回せば強烈な低域のファズサウンドが得られます。
●In
インプットゲインを調整します。
●Mix
ハイとローのバランスを調整します。左に回せばローが、右に回せばハイが強くなります。
販売価格 (税込) ¥27,060 (税抜 ¥24,600)
STEP
電子音楽の中でも特に基本的な音を全て、1つの箱の中に納めるためのペダルです。
STEPは様々なファズ、オーバードライブ、ブーストトーンをスイッチで切り替えられるようにし、ピュアなアッパーオクターブとサステインをも実現しました。
4つのスイッチと、Tone Bender Mk1のAttackノブからインスパイアを得たTextureノブにより、STEPは非常に使いやすいツールとなりました。
ギターだけでなく、ベースでも非常に素晴らしい効果が得られます。
1台で非常に幅広い効果を得られる歪みですね! これはぜひ一度試してみたいです。
●Volume(左のノブ)
音量を調整します。
●Texture(右のノブ)
- 全てのモードで、11時前後から調整を始めてください。そこから左に回せば、ダークなトーンと柔らかいクリッピングが得られます。右に回せば音は明るくなり、さらに極端な設定にするとゲートのかかったシャープで鋭い歪みが得られます。
- オクターブモードでは、9~12時あたりの位置で最も明確なオクターブが得られます。それ以上左右どちらに動かしても、非対称な波形となり、オクターブサウンドが小さくなります。
●スイッチ1(Sの下)
フルレンジブーストを追加します。他のセッティングにより、オーバードライブやファズサウンドとなることもあります。
●スイッチ2(Tの下)
ローを犠牲にせず、ハイをブーストします。スイッチ1ほど過激ではなく、ローゲインなオーバードライブを得ることもできます。
●スイッチ3(Eの下)
アッパーオクターブを追加します。STEP専用に調整されたトランスフォーマーカップルドフリークエンシー回路により、クリーンでサステインのあるキャラクターを実現します。
●スイッチ4(Pの下)
最終段にアンプライクなゲインステージを追加します。
販売価格 (税込) ¥23,980 (税抜 ¥21,800)