【レポート】YAMAHA新製品内覧会に潜入! ~Line 6 新アンプやMarshall CODEが初お目見え!~
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acoustic science(アコースティック・サイエンス)弦
今回ヤマハさんが輸入代理店となったacoustic science。
コーティング弦では起こりがちだった、長い寿命の代償としてサウンドや弾き心地を犠牲にするという事。それを打開すべく独自の科学技術でナノレベルのトリートメントを施した、新しい解釈のロングライフ弦です。
acoustic scienceを支える技術
ナノレベルの薄さの分子の層で覆われ処理された、『トリートメント』技術が特徴です。
のイオン蒸気プロセスを用いて新たに改良された表面は、手垢・汚れ・錆びに対する高い耐久性を誇ります。ナノレベルに薄い、手にくっつかない表面膜が弦の外側についていると考えれば分かりやすいかもしれません。
表面部分はとても薄いため、弦のトーンから奏でられるサウンドの質に影響がほぼない状態。
Ionic Vapor Process処理を施されたacoustic science弦はは弦とイオン層が一体になっているため、以下の利点があります。
- 生弦と同様のフィーリングでプレイすることが可能
- 長らくコーティング弦ユーザーを悩ませてきた弦アース不足の問題も大幅に改善
摩擦を最小限に抑えつつ、音量や明瞭さも犠牲にすることはないコンディションにより、パッケージを開けてすぐに、良い音でプレイすることが可能。そしてそのサウンドが長く持続するとの事。
「典型的な「コーティング」弦のように、コーティングの素材そのものが弦振動やサスティンの妨げを引き起こす心配もありません」
といった自身に満ち溢れたコメントを出すacoustic science弦。いやはや発売が楽しみですな。
ラインナップは、もちろんエレキギター弦。(.009-.042/.010-.046)
そしてベース弦です。(.045-.100/.050-.105)
プレーン弦にも巻き弦と同様の処理が行われるため、一貫して弾き心地が一定しています。
当社バイヤーたちのこの弦を張ったギターを弾いて出た感想は、
- テンションが柔らかくて弾きやすい
- 弦の肌触りが良い
- 巻き弦での「キュッ」という感触がしっかりある
- サウンドが煌びやか過ぎない
といったもの。少々お値段は張りそうですが、その実力は計り知れません。ぜひ皆さんも一度張って試してみてください。