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【徹底比較】「アンプの王道」Marshallを改めて知る! Part3 ~Marshallキャビネット・ラインナップ~

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いよいよMarshall徹底検証も最終章、キャビネット比較です!
これまでの第一弾、第二弾はすでに読まれましたか? まだの方はぜひそちらを先に読む事をオススメしますよ。Marshallアンプというもの、そしてヘッドほ違いを知った上でキャビネットの違いを知ると、自分の音作りにも活かしてもらえると思います。

そして今回も前回に引き続きmi-yaさんにデモンストレーションをお願いします。

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※前回から今回の間に、mi-yaさんはS7Gアーティストになりました♪ 詳しくはStrictly 7 Guitars日本公式サイト、およびブログへどうぞ。

まずは基準を。 ~Marshall JVM205H & 1960B~

前回mi-yaさん一番のお気に入りアンプだったJVM205H。

s-IMG_9921
Marshallフラッグシップシリーズの50w出力モデルです。

基準:1960B

キャビは、どのヘッドも全て1960Bで鳴らしていました。

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アンプの三段積みをする際に一番下に置くキャビネットです。Marshallキャビネットの中でも色付けがほとんどないキャビネットとして位置づけられています。

~スペック~

  • WEIGHT (KG): 37
  • DIMENSIONS(W x H x D): 770mm x 755mm x 365mm
  • WATTAGE: 300W
  • INPUTS: 2
  • SPEAKERS SIZE: 4 x 12″
  • OUTPUT POWER: 75W EACH
  • NAME: CELESTION G12-75
  • IMPEDANCE: 16/4 Ohm MONO, 8 Ohm STEREO

実際に音を聞いてみましょう。

がっつり太い音が鳴ってくれています。今回の検証はこのJVM205Hサウンドをいろんなキャビで鳴らして行きたいと思います。

■なぜ1960Bなのか?

キャビネット検証に入る前に、「そもそもなぜ前回は全部1960Bで鳴らしていたのか?」を少しだけ。
スタジオやライブハウスで見かけるのはこの角度がついた1960Aですよね? ヘッドとキャビ1個の組み合わせであればAの方をセットするのが一般的です。

s-1920-Product-banners_0077_1960A-1920x960
このようにAは上段二つのスピーカーが上を向いています。

ちなみにスペックは以下の通り。

  • WEIGHT (KG): 36.4
  • DIMENSIONS(W x H x D): 770mm x 755mm x 365mm
  • WATTAGE: 300W
  • INPUTS: 2
  • SPEAKERS SIZE: 4 x 12″
  • OUTPUT POWER: 75W EACH
  • NAME: CELESTION G12-75
  • IMPEDANCE: 16/4 Ohm MONO, 8 Ohm STEREO

スペックを見ると1960Bと全く同じであることが分かります。(重量だけ少し軽いのはスラントがついている分ですね。)

スピーカーが上を向くことで出て行くサウンドを図で表すとこんな感じ。

s-cabinet

というわけで二つの違いを簡単に言うと、

  • Aは上段二つのスピーカーが上を向いている事で音が広がりやすい
  • Bは角度を付けていないためキャビネット自体の容積が大きい(→中低域がしっかり出る)

です。mi-yaさんはしっかりと中低域が効いた音が好みだったため、Bを選んで鳴らしていたのでした。
ためしにJVM205Hと1960Aを組み合わせたサウンドを聞いてみましょう。

Bの方が中低域にしっかりとした厚みを感じたと思います。Aは広い会場で音を飛ばすのには向いていますが、こういった撮影だと低音が足りないと感じるかもしれませんね。

ちなみにA、BはA、B、C…の順にA・Bというわけではありません。
AはAngled(角度付き)、BはBase(土台)という言葉の略です。覚えておきましょう。

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