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【ニュース】Caparison Guitars取り扱い開始!

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Caparison Guitars、いよいよ島村楽器で取り扱い開始!

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木材、塗装、ピックアップ、パーツのすべてをトータルで考えてデザインされ、Made In Japanで製作されるCaparison Guitarsが、いよいよ島村楽器に上陸開始です。

Caparisonの歴史

日本国内のJackson、Charvelデザインを担当していた菅野到氏が1995年に立ち上げたのがCaparison Guitars。その後ブランドホルダーであった共和商会が無くなったタイミングで、イギリスのCaparison Guitar Companyにブランドの権利が移行。ブランド立ち上げ当初から海外に目を向けた展開を行っていたことで、Caparisonは海外のメーカーだと思われている方が多かったのですが、現在は名実共に海外のブランドとなっています。

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しかしながら、ブランドが海外に移ってもMade In Japanは現在に至るまで貫かれています。菅野氏がデザインし、国内の工場で生産を行うという流れは変わっていないどころか、ブランドホルダーが替わっても、同じ工場で同じように生産を続けています。

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Caparisonのコンセプト

“Caparison Design”と呼ばれる、同社のコンセプトは"音を追求した結果、優れた形体が完成する。" というもの。冒頭で紹介したとおり、木材、塗装、ピックアップ、パーツのすべてをトータルに考え、チューニングの安定性と音程の正確さを含めた全てを設計することがCaparison Designです。

~Production~

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Caparisonの全モデルにおいて、デザインを担当するのは菅野氏一人。もちろん店頭に並び、エンドユーザーまで届く楽器と、アーティストの手に渡る楽器、どちらも菅野氏が行います。

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それ故に、基本的なクオリティに差は生じません。出荷前の厳正な検品と最終調整もCaparison Designの中の一工程。Caparisonは生産数が月産30本程度と少ないのはそういった理由からです。

~Pickups~

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「Caparison Guitarsに必要なピックアップは、Caparison Guitarsがデザインする。」がCaparisonの理念。さAmp、使用環境、レコーディングなど、様々な状況を考慮した上で、モデルに合ったピックアップが開発されています。

~Bridges~

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GOTOHの協力を得ながら開発された“Caparison Fixed Bridge”も、もちろんCaparisonオリジナルのもの。6弦用のCaparison Fixed Bridge6と7弦用のCaparison Fixed Bridge7 、共に“軽量ジュラルミン”を削りだして作られたベースプレート、真鍮のサドルで構成されています。

サドルの可変域が大きいため、幅広いチューニングに対応しています。またブリッジプレート両側からサドルを支えている為に、サドルが固定されブレを防ぎます。弦は裏通しになるため、もちろんサスティンにも有利です。

~その他~

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Caparison Guitarsのデザイナー、菅野氏との対話の中で、「ギターの振動は物理学である」というお話がありました。ギターは弦なり、ボディなり、ネックなり、振動が起きて初めて音になるため、その振動がどのように生まれ、減衰していくかを含めてデザインすることが重要とのこと。それ次第でサスティンの長いギターなのかどうかが決まります。

【こだわりの逸品】~Fender FATFINGER編~ ヘッドにおもりでサスティンUP?!でもご紹介しましたが、「鳴る」という定義は様々存在します。当社ルシアー駒木も提唱するのがこの「ギターの振動は物理学!」というものです。

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