【レポート】ローランド新製品発表会「Roland Summer Forward 2015」に行ってきた
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到着したのはここ。
渋谷にあるライブハウス「duo」。ローランド新製品発表会が行われる場所としてもはや定番。(もちろんライブハウスとしても。)
開演前に製品チェック!
いざduoの中に入ってみるとスゴイ混雑っぷり。NAMM、Musikで発表された新製品ですが、みんな期待が高まっているんですね。
ギターシンセ(SY-300)
会場に入ってすぐ目に飛び込んできたのはギターシンセの歴史を語ってくれる展示。
そして、なんとギターシンセ初号機、GR-500の姿が!
1977年に発売されたヴィンテージ機材です。...同い年か。
そして80年代に入って、GR-500の後継機種として発売されたのがこのGR-300。
あれ? 何か気づきませんか? 今回発売のSY-300がコレです。
そう! 今回のSY-300はGR-300のデザインを踏襲して作られたのです!
初心に立ち返って改めてギターシンセをプロデュースするわけですね。
そりゃそうです。GKピックアップナシのギターシンセなんですから。それくらい革新的ですよね。
スイッチャー(ES-8)
そしてそのギターシンセの横にはこちらも大注目のスイッチャー、「ES-8」が鎮座!
なんと今日(2015年5月15日)から受注開始!! ということで早速。
このリンクからご注文可能です。
話を戻しましょう。
ES-8はBOSS初のスイッチャー。コンパクトエフェクターを8つ、ループで接続して内部でルーティング変更も出来る優れものスイッチャー。今のスイッチャーブームにいよいよ王者、BOSSが参入です。今後メインストリームに乗るのでしょうか? 楽しみです。
ワウ(PW-3)
今回発表になっている商品はどれもこれまでのBOSSと少し違った、新しい方向性を指し示すものが多数。
このワウもそうです。ヴィンテージ・サウンドの再現だけでなく、通常削られてしまう低音部分を持ち上げて、「ファットなワウサウンド」を得られるPW-3。これも今後定番化しそう...
ギターアンプ(Blues Cube)
Duoの2階席にはBlues Cube各モデルが。
Blues Cubeのフラッグシップ、“BC-TOUR” & “BC-CAB410”もありました。ここではみなさん弾きまくりでした。聞こえてくる音はトランジスタ・アンプとは思えないナチュラル&ウォームなサウンド。
このBlues Cubeシリーズ、一つ注目してみました。ココです。
このノブです。BC-60など、過去にリリースされていたBlues Cubeシリーズを知っている人には懐かしい感じです。このギザギザが。
昔はこのノブが取れやすくて、ノブ無しで使っていた記憶があります。今回デザインを踏襲しているので、そこの所を直撃してみるとうれしいお答えが。
「デザインとを踏襲しながら、しっかり抜けにくくなっているんです」
これはすばらしい! サウンドだけでなくこういった細かいポイントに力を入れている点、かなり評価高いです。
次のページでは当日のデモンストレーションの模様をお伝えします♪