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【レビュー】BOSS MEシリーズ、ニュー・フラッグシップ・モデル「ME-80」を試す!【検証動画アリ】

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サウンド検証

それでは実際に音を聞き比べて、どのくらいブラッシュ・アップされたのかチェックしていきます!
ME-70、ME-80ともに同じ曲で演奏してみました。

ME-70

さっそくいってみましょう!
事前にユーザープリセット「U1」バンクの中に4つのパッチを登録しておき、曲の進行と共に踏み変えています。
※REVERBは常にHALLで薄~くかけてます。

【クリーン~クランチ】

PREAMP:CLEAN

  • Patch1:COMP/FX「COMP」
  • Patch2:COMP/FX「COMP」、OD/DS「BOOST」
  • Patch3:COMP/FX「COMP」、OD/DS「BOOST」、MODULATION「CHORUS」
  • Patch4:COMP/FX「COMP」、OD/DS「BOOST」、MODULATION「CHORUS」、DELAY「100-990ms」

【クランチ~ディストーション】

PREAMP:STACK

  • Patch1:COMP/FX「COMP」
  • Patch2:COMP/FX「COMP」、OD/DS「DIST」
  • Patch3:COMP/FX「COMP」、MODULATION「PHASER」
  • Patch4:COMP/FX「COMP」、DELAY「100-990ms」

【ディストーション】

PREAMP:LEAD STK

  • Patch1:COMP/FX「COMP」
  • Patch2:COMP/FX「COMP」、OD/DS「OD-1」
  • Patch3:COMP/FX「COMP」、MODULATION「OCTAVE」
  • Patch4:COMP/FX「COMP」、DELAY「100-990ms」

http://youtu.be/pOTuAHTwY-c

とにかくME-70の印象は「使いやすい」ということ。
ハイテクな機械が苦手なワタクシとしては、マルチエフェクターというものがちょっと恐ろしいんですが(笑)、ME-70は取説を読まなくても使える簡単さ!
音は良くも悪くも「BOSS」という感じですね。
OD-1などの質感がBOSSの歪みエフェクターっぽいのですが、アンプシミュレートは少々ライン臭さが残ります。
クリーントーンだとBOSS特有のクリアさが際立ってきます。

ME-80

ME-80でもREVERBはHALLで薄め。
そして音作りはさきほどのME-70を基準にして新たに搭載されたエフェクトなんかも使い、遊んでみました。

【クリーン~クランチ】

PREAMP:CLEAN

  • Patch1:COMP/FX1「COMP」
  • Patch2:COMP/FX1「COMP」、OD/DS「T-SCREAM」
  • Patch3:COMP/FX1「COMP」、OD/DS「T-SCREAM」、MODULATION「CHORUS」
  • Patch4:COMP/FX1「COMP」、MOD「CHORUS」、DELAY「1-99ms」

【クランチ~ディストーション】

PREAMP:LEAD

  • Patch1:COMP/FX1「COMP」
  • Patch2:COMP/FX1「COMP」、MOD「CHORUS」
  • Patch3:COMP/FX1「T WAH DOWN」、DELAY「1-99ms」
  • Patch4:COMP/FX1「COMP」、OD/DS「T-SCREAM」、DELAY「100-990ms」

【ディストーション】

PREAMP:LEAD STACK

  • Patch1:COMP/FX1「COMP」、DELAY「100-990ms」(浅め)
  • Patch2:COMP/FX1「COMP」、MOD「OVERTONE」
  • Patch3:COMP/FX1「COMP」、MOD「CHORUS」
  • Patch4:COMP/FX1「COMP」、DELAY「100-990ms」(深め)

http://youtu.be/SLGs1jdUP0E

さていかがでしょう!?
ME-80の方がライン臭さが減って、アンプらしい歪み方になっています。
これは実はEQ/FX2に秘密が。
ME-80もPREAMPをONにしただけでは、ラインっぽさは消えません。
ところがEQ/FX2セクションで、PREAMPで作った音を補正してあげるとあ~ら不思議♪
けっこう気持ちいい音になるじゃありませんか!

s-DSC08429

ME-80になってから搭載されたT-WAHやOVERTONEは結構面白いですね!
飛び道具的に使えますよ。

これなら、ME-80が得意とするパソコンとの連携で、直レコーディングもありです。
ME-70からのバージョンアップ的な見え方をしているME-80だけに、世間ではそこまで話題になっていないような印象を受けますが、実はしっかり考えられた作りになっているので、今後ジワジワと人気が伸びていく製品でしょう。
前評判と反比例した実力が、今後を期待させます。

販売価格 (税込) ¥31,900 (税抜 ¥29,000)
JAN:4957054504656
1月25日発売予定
その他、さらに詳細スペックは「ギタセレ新製品情報・BOSS ME-80」まで。


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