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【レビュー】クリープハイプ小川幸慈の“Fender Super Champ X2”レビュー

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レビュー

愛用の62年製Jazzmasterを携えて小川さん登場です。
普段はコンボタイプを使用していますが、今回はそのスタックバージョンを鳴らしていただきながら、Fender社の方と共にお話を伺っていきます。
スタックタイプのキャビネット、『Super Champ SC112 Enclosure』にはセレッションスピーカーが搭載されていますね。

●よろしく願いします!

小川:よろしくお願いします!

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さっそくご自宅で使用されているように滑らかに操作して行きます。

●このアンプは以前から使用されていたんですか?

小川:今年の2月くらいからですね。実はこのアンプを手に入れるまでは10Wの家庭用アンプを使ってたんです。更に昔は、アンプを使わないでギターを弾くことの方が多かったんです。部屋の環境的に。そんな時にある人から「アンプで音を鳴らした方がいいよ」って言われて。それからは出来るだけアンプを通して弾くようになりました。このアンプを手に入れてからは自宅でも必ずアンプで鳴らしてます。

●アンプで鳴らすと、演奏に違いは出ますよね?

小川:はい。アンプじゃないと細かいニュアンスが出てこないから、弾けているかどうかが分からないんですよね。開放弦のタイミングがズレてノイズが鳴ってたりしても気づかない。でもアンプ通してれば、ミュートのタイミングがズレてると「気持ちいい音で鳴ってないな」っていうのがすぐ分かるんです。あと、ピッキングニュアンスも、全部の音を強く弾いちゃいがちですよね。表現力が乏しくなる。

●このアンプは、アンプタイプが16種類入っているそうですが、いつもはどのアンプタイプを選びますか?

小川:そうですね、8番か9番です。今選んでるのもそうですね。

Fender(以下F):8番か9番っていうと、モデリングは「65 Twin Amp」か「60British Clean」って事ですね。

●クリーンな音を使うことが多いんですか?

小川:そうですね、やっぱりクリーントーンが多いので、結局Fender系を選んじゃう。真空管も入ってるから、クリーンがすごくきれいな感じですよね。

●歪みの強いアンプタイプは使わないですか?

小川:たまに使いますよ。フレーズを考えるときに使うと面白いですよね。

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●いつもエフェクターはかけますか?

小川:そうですね。ディレイ、トレモロ、コーラスあたりをよく使います。これ、TAPが付いてるから気楽で良いんですよね。つまみだと設定がちょっとメンドクサイ。

F:家だとエフェクトボードを広げるのも大変ですよね?

小川:最近、ボードのサイズも大きくなって、家で広げるの大変なんです(笑)。だからこのアンプのエフェクターで曲のイメージを膨らませてフレーズを考えますね。

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小川:そういえば、これPCにつなげるんですよね?PCがよく分からないからつながなかったけど、何が出来るんですか?

F:Fender FUSEっていうソフトをダウンロードしてPCとアンプつなぐと、ソフトからアンプとかエフェクターの設定が出来るんですよ。

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小川:難しいですか?

F:いえ、こんな風に簡単に出来ますし、保存しておけますからね、便利ですよ。

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小川:これはいいですね! 家でもやってみます!!

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