【レポート】春の恒例! Martinニューモデル発表会!
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ビッグニュース&新製品解説
FISHMAN × MARTIN
上の画像を見ていただくと気になる事があります。FISHMAN × MARTINの文字。その右側のパネルにもMARTIN、黒澤楽器店、そしてFISHMANのロゴが。
そう! 初っ端から黒澤社長からのアナウンスで、「FISHMANの日本総代理店は黒澤楽器店になる」とのこと。5月1日からスタートするとの事です。
この日はFISHMANの最新技術、“Aura Acoustic Imaging”を使用した、ピックアップ&プリアンプセットのシステム解説も。Aura VT Enhance (+ Acoustic Imaging)/Matrix VT Enhanceと共に、ブリッジプレートに取り付けられたトランスデューサーによって、サウンドの広がりと豊かな響きを実現します。
これはMARTIN専用に開発されたシステムで、ボディサイドにプリアンプ用の穴を開ける必要が無く、生鳴りを邪魔しません。
イギリスから来たミュージシャン、スティーブさんの演奏でそのクオリティを体感!
エンハンス・ブレンドと3つのみのシンプルコントロールで、ピュアなMARTINサウンドとダイナミックなタッチをリアルにアンプに出力します。
~Martin Guitar CEO “Chris Martin Ⅳ” のコメント~
「MARTIN社は182年もの間、素晴らしいギターを作り続け、最高の資材や機材を採用しています。Aura VT Enhance と Matrix VT Enhanceみまた、MARTIN社の音へのこだわりを表しています」
~Fishman President “Larry Fishman”のコメント~
「100年以上も受け継がれた、価値のあるギターに、思いつきでピックアップを付けたくはないでしょう」
「アーティストに道具を作る際、アーティストが刺激されて、クリエイティブになるようなものでなければならない。テクノロジーを使いすぎるのは良くないし、操作しやすいものでなければならない。そのバランスが大事なのです」
FISHMANの歴史は35年。そのうちの32年間、MARTIN社との関係が続いてきたそうで。今回のFISHMAN × MARTIN、そしてMARTIN日本総代理店である黒澤楽器店がFISHMANの総代理店になるのも、自然な流れだったのでしょう。これからMARTINとFISHMANの新たな歴史がどんどん生まれてきそうな予感がします。
MARTIN 2016NEWモデル
そしてもちろん、FISHMAN “Aura Acoustic Imaging”を使用した“Aura VT Enhance”システム搭載モデルのMARTINもスティーブさんの演奏付きで改めて紹介。
先ほどスティーブさんが演奏していたOMC-35Cと、GPC-35E、
DC-35Eも。スティーブさんの熱唱付き演奏で会場はライブのような雰囲気に。
そして前回掲載時同様、今年もリック・フォレロさん登場。MARTIN新製品のサウンドや、FISHMANとの関係性などなど、アツいお話を聴くことが出来ました。