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【新製品】何がどう変わったの?KORGの新型クリップチューナーpitchhawk-Gを徹底レビュー!

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先日、お届けしたクリップチューナー比較記事から約1ヶ月・・・
その中で特集しましたクリップチューナーの1つ KORGのAW-2Gがパワーアップしたとのこと!

その名もpitchhawk-G  AW-3G!

実機をお借りしましたので、前機種AW-2Gと何が違うのかを含め早速レビューしてみましょう!

それではパッケージから・・・

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AW-2Gよりもコンパクトになりました。

それでは開封してみましょう!

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このように、白いベールに包まれ(?)コンパクトにたたまれて入っております。

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ジャン!

黒と白の2カラーがラインナップ。

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黒バージョンは、全体を真っ黒で統一し、シックな印象に対し、
白バージョンは、画面やグリップ部分、実際に楽器を挟み込む部分は黒、それ以外は白を採用しており、コントラストがオシャレな一品に仕上がっていますね。

それでは肝心の機能面に注目していきましょう。

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まず、大きな機能面の変化は、クロマチックモード以外に、ギター・モード、ベース・モードを搭載したこと。
ギター(ベース)・モードでは、音名の横に弦番号も表示されるので、よりわかりやすい仕様になっています。

また、またフラット/カポタストの設定もできるようになりました。
※フラットはギター/ベース・モード、カポタストはギター・モード時に設定可能です。

次に、クリップチューナーの大きなポイントである可動域をチェック!

・・・と、その前に、前機種AW-2Gを振り返ってみましょう。AW-2Gは以下のポイントが可動していました。

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AW-2Gは、ダブル・ボール・ジョイント方式を採用しており、角度調節の自由度が高い仕様でした。
ダブル・ボール・ジョイントとディスプレイのジョイント部分(赤矢印)が可動するので、あらゆる角度に対応します。

AW-3Gでは・・・

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上記の部分が可動する仕様に変更。これがけっこうすごいんですよ。

赤丸のディスプレイ部分は、360度回転するのに加え、上下左右にも傾きます。

そして青丸の部分をもとに、180度ダイナミックに可動!

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図で表すとこんな感じです!
実際に取り付けてみると、全く死角がありません。
立っても、座っても、ヘッドのどこにつけても、ジャストな見やすいポイントに可動します。
これ、ちょっと感動しますよ。

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続いてはディスプレイ!

高輝度ホワイト・バックライトに新LCDメーターを採用した新型ディスプレイとのこと。
実際、コントラストがはっきりしたせいか、見やすくなってますね。

各機能をコントロールするボタンが前面に配置されたことで、操作もしやすくなりました。

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楽器を挟み込むクリップ部分も改良されたとのこと。

角度可変のラバー・クッションが一体成型となり、より高いホールド感が得られました。

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そして、これがクリップチューナー世界初だと思われる機能、「1弦巻き過ぎ警告機能」
ギターのチューニングをしていて、一番細い弦1弦を切ってしまった経験のある方もいらっしゃるでしょう。

なんとAW-3Gは、「1弦巻き過ぎ警告機能」を搭載しており、1弦の巻き過ぎを検知すると「1弦巻き過ぎ警告表示」がディスプレイに点灯します。

このチューニングに慣れていない方をフォローする心使いには、感心します。

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そしてAW-3Gには、KORGロゴ入りの本革製ピック・ホルダーが個数限定で付属。
色・柄バリエーションは多数あり、ランダム封入とのこと。

手元にあったいくつかのピック・ホルダーの画像を撮影しましたので参考にしてみてください!
どんなタイプが入っているか、遊び心のあるおまけですね。

 まとめ

前機種AW-2Gと他社のクリップチューナーを比較した時、若干物足りない印象のあった機能面を、
AW-3Gではカバーしてきましたね。

ただ個人的に注目すべき点は、機能面ではなく、使い勝手の良さ。

ディスプレイやアームが大きく可動するのが、とにかく便利。
ディスプレイがどの角度から見ても、ジャストポイントに動かすことができます。
また、コンパクトに折りたためるのもポイント高いですね。

後、感心させられたのが、「1弦巻き過ぎ警告機能」。
こうゆう細かな配慮のおかげで、使用していて安心感があります。

使用感を重視した非常にユーザー目線の良いチューナーですね。

仕様比較表はこちら

AW3G

http://youtu.be/7k6DNLL_wN4
http://youtu.be/0TflDbOQc7o

ご注文は島村楽器各店 または 島村楽器オンラインストアまで!

pitchhawk-G

メーカー希望小売価格 (税込) ¥1,100 (税抜 ¥1,000)
販売価格 (税込) ¥2,497 (税抜 ¥2,270)


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