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【HOTLINE2013】エリアファイナル・出場者機材レポート ~神奈川エリア@新横浜 NEW SIDE BEACH~

HOTLINE2013

記事中に表示価格・販売価格が掲載されている場合、その価格は記事更新時点のものとなります。

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完全ライブにこだわった、島村楽器主催のコンテスト『HOTLINE2013』。
今年もエリアファイナルが開催されております。
(HOTLINEについての詳しい情報はHOTLINE2013公式ページをご覧ください。)

全国各地の島村楽器店舗から応募、ショップオーディションを勝ち抜いてエリアファイナルに出場した方々。
どんな機材を使用しているのか、どんなこだわりを持っているのか・・・知りたい・・・そして紹介したい!!

とうことでギタセレチームは各エリアファイナルに突入取材を行いました!

前回の記事はこちら

【HOTLINE2013】エリアファイナル・出場者機材レポート ~東北エリア@仙台Rensa~ 

神奈川エリアファイナル

続いてやってきたのは、
神奈川エリアの店舗予選を勝ち抜いてきた猛者たちが集う神奈川エリアファイナルです。

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新横浜NEW SIDE BEACHは横浜アリーナ1階にある今年の4月にOPENした新しいライブハウス!
これからも様々な有名ミュージシャン達の出演予定が入っています。

今まで様々なライブハウスを見てきましたが、きれいで内装もしっかりしています。
これはビシッと気合が入りますね~。

神奈川ファイナルの細かい模様はHOTLINE2013公式ページで公開してますので、ぜひご覧ください。
当日の模様を動画で公開していますので、この機材レポートとあわせてサウンドメイクに注目してみてくださいね。

機材レポート

それでは出場者のみなさんの機材をご紹介していきます!
みなさんどんな機材を使用しているのでしょう?

ワイルドペガサス

Entry From ミーナ町田店

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まずは、トップバッターのワイルドペガサスから。
ツインボーカルのハーモニーと、確かな技術で心地よい演奏を響かせてくれたワイルドペガサス。

それでは機材をチェックしてみましょう。

Vocal 伊藤彰馬’s GEAR

・Earthworks SR20
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「少し少ない自身の低音域をカバーしてくれるEarthworksのマイクを選択した。」と語る伊藤氏。
他のマイクではただLOWを上げると、声ノリが悪くなってしまった経験から、きちんと低音から高音までバランスよく前に出て、曲にのる音質を求めたとのこと。
自身の声をいかに魅力的に発揮してくれるか、きちんとこだわったからこそ、曲をさらに魅力的にしてくれています。

Vocal/Guitar 大山高寛’s GEAR

・Electric Guitar:Fullertone PROTO TYPE Stratocaster

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・Strings:ERNIE BALL “Reguler Slnky”(10-46)
Fullertoneが設立して間もない時期に製作されたプロトタイプ。展示されていたのを見た時から惹かれ、試奏して決めたという思い入れのある1本を所有。
バッキングしながら歌うことが多いため、ギターの音が目立ちすぎることなく、ツインで心地よいギターになるように心がけていると語ってくれました。
曲の雰囲気にあったバッキングは、曲の完成度を高めつつ、しっかり抜けてくるサウンドで非常に心地良かったです。

Guitar:木村友彦’s GEAR

・Electric Guitar:Sonic Stratocaster
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・Effector:WAYHUGE AQUA-PUSS
・Effector:Guyatone MD3
・Effector:ARION TUBERATER MTE-1
・Effector:KEELEY modify TS808
・Effector:KEELEY KATANA
・Effector:JimDunlop CryBaby
・Shield Cable:Providence
・Strings:D'Addario EXP110(10-46)

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Sonicのギターは、ヴィンテージくさい雰囲気がありつつ、モダンな弾き心地が気に入って選んだとのこと。
曲の温かみをギターのサウンドで出したいと語る木村氏が奏でるサウンドは、空間系やワウの音作りが上手く、ワイルドペガサスの音楽から伝わってくる不思議な安心感を一層、増してくれました。

Bass 佐々木薫’s GEAR

・Electric Bass:Musicman StingRay4
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・Shield Cable:HISTORY
・Strings:ERNIE BALL “Reguler Slnky”(50-105)

楽器店で一目ぼれをして、選んだというスティングレイ。

テクニックで主張することや派手な音色を使うことはないが、バンドのアンサンブルを支え、しっかりと音が抜けるような演奏を心掛けているとのこと。
スティングレイのハリのあるサウンドが、温かい曲にマッチして印象的なサウンドを聴かせてくれました。

Drums.服部元貴’s GEAR

・Pedal:TAMA IRON COBRA
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・China Symbal:PAISTE
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バスドラの音圧を求めた結果IRON COBRAを、またバンドサウンドに合うように明るい音色の出るパイステのチャイナシンバルまた選んだと語る服部氏。
バンドの雰囲気にあった機材選びは、他のドラマーにとっても参考になるはず。
またメロディの雰囲気を壊さずに、いかに自分の個性を出すかにこだわりを持ってドラムを叩いていると語ってくれました。

pi-kas

Entry From 二子玉川ライズ・ショッピングセンター店
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次は、スクール部門から出場したpi-kas
大人顔負けの演奏技術を披露してくれた彼ら。
音に対するこだわりも、すごいですよ。

Vocal/Guitar 佐藤琢斗’s GEAR

・Electric Guitar:CoolZ ZTL-1M
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・Effector:BOSS DD20
・Effector:ARION STEREO PHASER
・Effector:BOSS OD-3
・Effector:Fulltone OCD
・Effector:ZOOM MS-50G
・Effector:MAD PROFESSOR BluebirdOverdrive
・Tuner:tc electronic Polytune
・Volume pedal:BOSS FV-50
・FootSwitch:FS-5U
・Shield Cable:Custom Audio Japan
・Strings:Elixer “Custom Light”(09-46)
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フロントのピックアップカバーを取り、音の変化を付けたというテレキャスター。良い意味でテレキャスらしくない音が気にいっているそうです。
佐藤氏からは、フェイザーとディレイを同時にかけ、その音の広がりに注目してほしいと非常に音作りにこだわりが感じられるコメントをいただきました。
ギタボながら太くするどいバッキングが曲にアクセントを与えてくれています。

Guitar 山崎大樹’s GEAR

・Electric Guitar:FenderJapan JM66/CO
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・Effector:Digitech DIGIDELAY
・Effector:ARION STREO CHORUS
・Effector:BOSS DA-2
・Effector:MOOER Hustle Drive
・Effector:Digitech EX-7
・Strings:Elixer

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まず外見のかっこよさに惹かれてJazzMasterに注目した山崎氏。サウンド面も、出力が強めでじゃじゃ馬なところが気に入っているとのこと。
音作りにおいては、EX-7で代用しているWHAMMYの飛び抜けたサウンドに注目してほしいと語ってくれました。

Bass 菅原優’s GEAR

・Electric Bass:ATELIER Z Z-PLUS/S2 Ash/M
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・Preamp:Tech21 SANSAMP BASSDRIVER DI
・Effector:EBS MULTICOMP
・Effector:BOSS ODB-3
・Effector:ZOOM MS-60B
・Tuner:KORG PB-01
・Power Supply:Custom Audio Japan AC/DC Station2
・Shield Cable:Fender Custom Shop
・Strings:D'Addario
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スラップが得意な菅原氏は、音抜けが良くて、スラップが気持ち良いアトリエZを選択。このベースはパッシブのため、高音が出過ぎないところが気に入ってると語ってくれました。
また、音作りはサンズアンプとマルチコンプで基本的に行っているとのこと。
スラップのサウンドが、弾き手だけでなく聞き手にとっても気持ちの良いサウンドになるよう心がけている音作りが感じられました。

Ablis

Entry From モザイクモール港北店
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次は、叙情的で迫力のある 歌が印象的なAblis。
実は、メンバーそれぞれの音楽背景が異なっているのですが、それがうまく重なり合っている印象でした。
それでは機材を見ていきましょう!

Vocal/Guitar 松崎愛可’s GEAR

・Acoustic Guitar:Fender GA45SCE
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見た目のかっこよさに惹かれて選んだというFenderのエレアコ。
そう、確かにこのギターかっこいいんです。
迫力のあるボーカルで弾き語る姿は、雰囲気があってまさにバンドの顔というべきギターボーカルさんでしょう。

Guitar 嶋貫純’s GEAR

・Electric Guitar:SCHECTER SD2
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・Effector:BOSS GT-10
・Shield Cable:HISTORY
・Strings:Elixer “Super Light”〈09-42〉
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以前はSCHECTERのダイヤモンドシリーズのヘルレイザーを使っており、次はSD2を選んだという生粋のテクニカルなギタリスト。
ボーカル、キーボードと音域がぶつからないように、かつ埋もれないように心がけて音作りをしながら、きちんとソロではがっと目立つと語ってくれました。
確かに嶋貫氏のソロは歌心があり、気持ち良い泣き系のフレーズが印象的です。
ボーカルの叙情的な歌に対し、ギターのフレーズで応えているような良いコンビネーションを見せてくれました。

Bass 吉永健太郎’s GEAR

・Electric Bass:Fender JazzBass
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・Preamp:Tech21 SANSAMP BASSDRIVER DI
・Effector:EBS MULTICOMP
・Tuner:BOSS TU-3
・Strings:Elixer “Light” (45-100)
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ベースラインがメロディアスなベーシスト。
歌を聴かせ、かつギターやキーボードといったバンド編成だと、ベーシストのフレーズや音作りは難しくなるのですが、
きちんとバンドの中の低音を支えつつ、曲に乗ったフレーズが印象的でした。

Keyboad 生田千尋’s GEAR

・Keyboad:Roland JUNODi
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曲の良いアクセントになっているキーボード。
様々な音色を使い分け、叙情的な曲を盛り上げていました。
JUNODiは軽く持ち運びしやすいことから、バンドでよく使われる代表的なキーボードです。
一度、この機種を借りた時に好印象だったため、使用し続けているそうです。

Drums.福井昌也’s GEAR

・Snare:YAMAHA
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・Pedal:YAMAHA FP8500C
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・Splash Cymbal:SABIAN
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バンドのリズムを支える安定したドラミングの福井氏。
安定したドラムを叩くために、グリップやセッティングに注意を払っているとのこと。
バンドメンバーがそれぞれ独創的なフレーズを演奏する中で、しっかりリズムでまとめているドラマーさんです。

目黒寿安

Entry From 横須賀プライム店
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・Acoustic Guitar:Martin 000-18
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・ Capotasto:Shubb Light

目黒氏は000-18 オーセンティックを使用。
いくつか試奏の上、決めたというそのギターへのこだわりは生音であること。そのためライブも、マイクを立てての演奏でした。
また、Shubbのカポタストも選び抜いたこだわりの逸品。高音が足されるような感覚があり、好んで使っているそうです。
目黒氏の魅力は、演奏するギターのみではなく、口で奏でるトランペットサウンドやアコギのボディをたたいてパーカッション的に使用したりなど、その表現力は自由自在。
目黒氏本人がある意味、一番の楽器なのかもしれません。

SEIJI

Entry From 川崎ルフロン店
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・Acoustic Guitar:HISTORY NTーC3

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LINEで繋ぎ、リバーヴをかけるだけで良い音がするエレアコを求めて選んだというHISTORYのエレアコ。
他メーカーで感じたノイズを感じることなく、手軽に良い音を作れること、そして見た目が気に入ったとコメントをいただきました。
普段は作曲メインで、ライブはあまりしないと語るSEIJI氏。
甘い声でしっとりと聞かせてくれました。

あの娘の代わり

Entry From 横浜ビブレ店
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本番前の明るい様子から一変、本番になるとライブ慣れした雰囲気が伺える激しいパフォーマンスを見せてくれたあの娘の代わり。
その機材をチェックしてみましょう。

Vocal/Guitar 加藤大貴’s GEAR

・Electric Guitar:Tokai Telecaster
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・Effector:DigiTech HardWire SC-2
・Effector:BOSS BF-2
・Effector:ElectroHarmonix Little BigMuff
・Tuner:KORG PB-01
・Power Supply:Noah'sark AC/DC-1
・Shield Cable:Expro、オヤイデG-SPOT
・Strings:D'Addario (10-46)
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ローを重視してテレキャスターを選択したと語る明るいキャラクターの加藤氏。
低音弦の音がつぶれないように意識しながら、痛くない高音域、かつ高音域が伸びる音を追求し続けていると語ってくれました。

Bass 岩崎成汰’s GEAR

・Bass:Bucchus ユニバーサルシリーズ JazzBass
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・Effector:PROCO RAT2
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ベース用の歪みを使うと音がこもってしまうので、あえてギター用の歪みをチョイス。
ギターの音の帯域にベースの音がのるように音作りをしていると語る岩崎氏。
スリーピースのバンドだと、ベースの音作りはローミッドを意識しなければなりません。
その音域に合うようにあえてギター用のエフェクターを選択したことで、バンド内での音域のバランスが良く仕上がっていました。

■Drum:山田健人’s GEAR
・Pedal:DW DW5000ツインペダル
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・Snare:YAMAHA
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低音を非常に意識しているという山田氏は、深胴で重い音が出るスネアを使用。
また、ペダルはビーターをダンマーのフェルトのものに変更し、さらに重りをつけて重い音がでるように調整しているとのことでした。
スリーピースという編成の中、バンドメンバーそれぞれが各パートの中で、低音に対してアプローチを行っているのが非常に印象的なバンド。
人数が少ないからこそ、シビアになる音作りには彼らのそれぞれのこだわりを感じることができました。

LittleNeeM

Entry From ラゾーナ川崎店
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キーボード、ベース、ドラムという神奈川ファイナル唯一の編成のLittleNeeM。Ben Folds Fiveを意識した音作りをしているとのこと。
ポップな曲を、それぞれのパートが明るく表現しています。
それでは機材を見ていきましょう!

Vocal/Keyboard ちぃこ’s GEAR

・Keyboard:YAMAHA NP-31
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持ち運びに便利なYAMAHAのNP-31を選んだというちぃこさん。
ライブで外出が多いそうですが、5.7kgのため持ち運びがしやすいと語ってくれました。
音色では、曲の中でもメインで使用されているピアノ音源を気にいっているとのこと。
軽快なフレーズと歌で、曲に明るさを与えてくれる魅力的なボーカリスト/キーボーディストです。

Bass 長坂知哉’s GEAR

・Bass:Brian by Bacchus JazzBass
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・Effector:ElectroHarmonix bass BigMuff
・Shield Cable:Fender
・Strings:D'Addario (45-100)
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3人編成のため、ベースの音が軽く聴きやすくなるように音作りをしていると語ってくれた長坂氏。
メロディアスで心地の良いベースラインを奏でてくれました。
ベースフレーズも高音域よりで、ローミッドをバンドの中でしっかり支えながらベースが歌っている印象でした。

Drum 内野裕貴’s GEAR

・Pedal:DW5000
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軽快で明るいイメージのLittleNeeMですが、しっかりとリズムを支えてくれるドラマー。
自分の好きなドラマーが使っていたということから、チョイスしたDW5000を使用し、各パートが活きるドラミングが印象的でした。

Bugle wrasky Co.

Entry From 横浜ビブレ店
野外で演奏することが多いというBugle wrasky Co.
ライブハウスのみだけでなく、野外での演奏も意識した機材選びが重要なポイント。
美しいハーモニーを支える機材達はどのように選ばれているのか?
それでは機材を見ていきましょう。

Vocal/Shaker 北嶋茜貴’s GEAR

・Fruits Shaker:Lemon
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抜群の歌声を聞かせてくれるボーカリスト。
同時に演奏するシェイカーにもこだわりがありました。
様々な種類のあるフルーツシェイカーですが、それぞれの音を確かめて選択したとのこと。
曲のイメージに合い、軽やかなサウンドのものを求めていたそうです。

Acoustic Guitar 須藤遼’s GEAR

・Acoustic Guitar:Taylor
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色がかっこよく、カッタウェイのTaylorをチョイスしたという須藤氏。
カッタウェイギター選びの際、生音だと音圧が落ちてしまうことが悩みだったそうですが、生音の音圧もしっかりとカバーしてくれるTaylorをチョイス。
ラインで繋いだ時の音も気にいっているとのことです。
やはり生音とエレアコそれぞれの良さを兼ね備えたアコースティックギター選びは難しいのですが、Taylorは両方補うことができる魅力的なギターですよね。

Piano:渡辺陽平’s GEAR

・E.Piano:YAMAHA P-105
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キーボードやシンセサイザーではなく電子ピアノをチョイスした渡辺氏。
中でもピアノの音色(Grand2)を気に入って使っているそうです。
キーボードやシンセサイザーと比べるとやはり違うのは、鍵盤のタッチですね。
野外で演奏する際は、PAにつないだり、ポータブルアンプを使用して演奏しているそうです。

pool proof

Entry From ららぽーと横浜店
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今回で三回目のHOTLINE出場となるpool proof。温かみのあるサウンドが魅力的なバンドです。
その温かみのある曲を表現している機材・音作りのポイントは何なのでしょうか?気になりますね~

Vocal/Guitar 鶴見純一’s GEAR

・Electric Guitar:Gretsch TennesseeRose
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・Effector:Hughes & Kettner Tube Factor
・Effector:Line6 M9
・Tuner:BOSS TU-3
・Shield Cable:MONSTER CABLE,BELDEN
・Strings:ERNIE BALL (10-46)
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メンバーからの激しいプッシュにより選んだというTennesseeRose。
pool proofの温かいサウンドに合っているということで、気に入って使用しているそうです。
音作りにおいても、高音・低音出しすぎずミドル重視で、温かい音つくりを行っているとのこと。
バンドの雰囲気にあったギターの音作りが、曲にマッチしています。

Bass 村上晋一’s GEAR

・Bass:Bacchus JazzBass
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・Tuner:BOSS TU-3
・Shield Cable:Providence
・Strings:ERNIE BALL (45-105)
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どんなジャンルでも使用できそうということでチョイスしたのはBacchusのジャズベース。
音作りでは、抜けがそこそこ良く、でもそんな主張しないことを心がけているとのこと。
ローミッドを上げ、バンドのバランスを整える良い音作りですね。

Drum 及川大介’s GEAR

・Snare:Ludwig
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・Pedal:DW5000
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・Splash/Ride/China Cymbal:Zildjian Kシリーズ
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抜けが良く、温かい感じがするというLudwigのスネア、
明るい音ではないが、落ち着いた深みのある音だったんでバンドにあうと思ってチョイスしたシンバル、
こちらもバンドサウンドを意識して機材を選ばれています。
歌が生きるようなドラムをこころがけて、シンプルかつのれるように気を使っていると語る及川氏。
バンドの特徴に合わせて、機材選び、そして演奏を行っている姿勢は、さすがですね。

ShabaChanS

Entry From モザイクモール港北店
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家族で組まれたファミリーバンドShabaChanS。
元ミュージシャンのお父様のこだわりの機材やこだわりが随所に見ることができます。
それではチェックしてみましょう!

Vocal/Keyboard 謝花優衣’s GEAR

・MIDI Keyboard:Roland A-30
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・Synthesizer Module:Roland JD-990
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・Keyboard Amp:Roland
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音源モジュールJD990の音源を使用しMIDIキーボードで演奏するスタイルです。
一度、キーボードアンプに通してマイクで音を拾っているというこだわり。
出音の広がりが、よりナチュラルになるよう心がけていることのことです。

Vocal/Drum 謝花あや’s GEAR

・Drum:Roland TD-4KP-S
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・AMP:BA-330
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・Sequencers/Rhythm Machines :YAMAHA QY100
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電子ドラムも先ほどのキーボード同様、一度アンプを介してマイクから音を拾っています。
QY100からは、メンバー全員にクリックが返っているので、さらに安定した演奏になります。

Vocal/Guitar 謝花義哲’s GEAR

・Electric Guitar:James Tyler Variax
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・Effector:Line6 Pod XT LIVE
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・Shield Cable:自作
・Strings:ERNIE BALL (09-42)
ジェームスタイラーVariaxで出す歪みの音が非常に気に行っているというお父様。
またVariaxではストラトサウンドも出しているとのこと。

Vocal/Bass 謝花円香’s GEAR

・Bass:Fender JazzBass
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ライブではフェンダージャズベース、レコーディング時には YAMAHAのアクティブベースを使用しているとのこと。
状況に合わせて楽器を変えているところからも、元ミュージシャンのお父様のこだわりが見えます。

取材後記

さて、いかがだったでしょうか?
神奈川エリアファイナルでは以下の傾向が見られましたね。

Guitar

ストラト・テレキャス系が人気ですね。特にストラトはレリック加工のヴィンテージスタイルやコンポーネント系が印象深いです。
バンドのバランスからテレキャスターを選択したと語るギタリストもいらっしゃいました。
また神奈川ではバンド・弾き語りでアコースティックギターを使用されている方も多かったですね。

Guitar Effector

歪み系だけでなく、空間系の音作りを重視したギタリストが多かった印象です。
バンドによって異なった世界観を表現するのに空間系はポイントですね。

Bass

ベースはジャズベースタイプがやはり多いですね。
あらゆるジャンルにあうというところでチョイスされていますが、皆様バンドによって音作りは様々。
バンド編成によって、どういう役割になるか・どういう音を出すべきか意識されている方が多かったです。

Bass Effector

サンズアンプやEBSのMULTICOMPなど王道エフェクターの使用が多い印象でした。
一方、低音が出過ぎないという理由でギター用のエフェクターを使用している方もいらっしゃいました。

Shield Cable

ケーブルは、皆様様々なブランドを所有。
やはりProvidenceやCAJ、MONSTERCABLE、Exproが多いようです。

Strings

神奈川エリアでは、王道のERNIE BALL、D'Addario、Elixerに人気が集中しています。
弦のゲージは、細め~レギュラータイプが多いですね。

神奈川エリアファイナルは、それぞれの世界観を持ったバンドが多いように感じられました。
取材していて感じたのは、その世界観を出すためにバンドメンバーがそれぞれの役割・音作りをかなり意識されていたこと。
バンド全体のバランスについて語る方が多く、さすがエリアファイナル出場者だなという印象でした。

次回は関西エリアファイナルの機材レポートを行います。
ぜひお楽しみに~!

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