【限定発売】DAITA監修「G-Life Guitars GEMINI BOOSTER」が数量限定発売 ~DAITA&Ovaltoneインタビュー~
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GEMINI BOOSTER
DAITA氏のTwitter(@De_sus_Rock)やFACEBOOKアカウントで画像が出ていたG-Life GuiatrsのGEMINI BOOSTER。その全貌がいよいよ明らかに!
そもそもこのGEMINI BOOSTERのお話が浮上して来たのは昨年の事。DAITA氏の「自分独自の音を作りたい」という一言からです。
DAITA氏の望むサウンドに近いエフェクターを製作するメーカーの中からOvaltoneの製品が選ばれ、DAITA、Ovaltoneの両氏でサウンドの方向性や細かな仕様等々を綿密に打合せ。約1年の時を経て、DAITA氏の満足行くサウンドを備えたブースター、「GEMINI BOOSTER」が完成したのです。
DAITA + Ovaltone = G-Life Guitars “GEMINI BOOSTER”
今回はGEMINI BOOSTERのサウンドに迫るべく、DAITA氏とOvaltoneのお二方にインタビュー! 貴重な開発秘話など盛りだくさんです♪ (ギタセレ担当、薄葉(うすば)がお送りします。)
左から、Ovaltone取締役・エンジニア:田中祐輔氏、DAITA氏、Ovaltone代表取締役:田中遼平氏。これまでもアーティストに愛されるペダルをたくさん作ってきたエフェクター・メーカーであるOvaltone。昨年、2014年にOPSTでもお世話になりました♪ 人気が出すぎて、現在購入しても手に入れるまで8ヶ月待ちというOvaltone(2015年6月現在)の製作するDAITAエフェクターというだけで、もう興味深々!
なぜブースターだったか?
薄葉(以下U):数あるエフェクターの中でも、G-Life × Ovaltoneの第一弾エフェクターとしてブースターを選んだのはなぜでしょう?
DAITA(以下D):現時点で良いプリアンプを使っているので、そのアンプの特性を活かしつつ、さらにその良さを引き出すにはブースターだろうと。
U:今使っているプリアンプはMESA、Marshall、SOLDANO、Fracatl、Bognerですよね?
D:そうです。もともとそれぞれのカラーがしっかりあるので、さらに味を付けるというために、ドライブチャンネルをさらに良くする、という発想ですね。リードプレイに特化して使えるサウンドのためのエフェクターとして考えていました。
U:ベースになったものはあるのでしょうか?
Ovaltone(以下O):DAITAさんがこれまでお持ちだったブースターを何種類かお借りして、サウンドの傾向を見極めたうえで全く新しい物として生み出しました。あくまでサウンドの指標として参考にはしましたが、GEMINI BOOSTERはGEMINI BOOSTER独自のサウンドになっています。
今回OvaltoneとG-Life Guitarsのコラボレーションとなりました。なぜOvaltoneだったのでしょうか?
D:新しいブースターを作ろうとなった時に、いろいろなブースターを試したんですよね。その中でOvaltoneのブースターを試した時に、Ovaltoneと一緒にやりたいな、と。
O:HARMONICS BOOSTを試して頂いたんですよね?
D:そうですね、あとやっぱり技術的なところも信頼できると感じたんです。
GEMINI BOOSTERサウンドの方向性
U:ブースター開発にあたってはどのように進んでいったのですか?
O:DAITAさんのスタジオにお邪魔して、試作機を弾いてもらって、「これでどうでしょう?」→また弾いてもらって手を入れて「どうでしょう?」って感じで音を決めて行ったんです。
↑DAITAスタジオにて、パーツを変えながら音決めをしていくOvaltone田中祐輔氏
O:Ovaltoneのエフェクターはクセを持たせて、単体で音作りが出来るエフェクターが多いのですが、DAITAさんはシステムが出来上がっているので、そこに加えるというエフェクターは始めてのチャレンジだったので、やりがいがありました。
U:HARMONICS BOOSTとGEMINI BOOSTERも全くの別物ですね。
O:そうですね。
U:今回はブースターですが、ブースターとしてだけでなく歪みとして使えるエフェクターが世の中にはたくさんあります。GEMINI BOOSTERはいかがでしょう?
D:まだクリーンチャンネルでちゃんと使った事はないんですが、GAINを上げるとけっこう歪んでましたね。
O:スイッチをLEADにするとクリップでリミットさせることは出来るので、原音成分と歪み成分がちょっと合わさってソフトなオーバードライブとしても使えると思います。