【ビギナーズ倶楽部】第11回 セッティング ~音出しまでのセッティング方法~
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④アンプに繋ぐ~音を出す(エレキギター&ベースの場合)
エレキギター、ベースの場合はもう少し準備が必要です。
あ。アンプはコンセントに挿しておいて下さいね。
この時、アンプのメモリが全て「0」になっているように確認も絶対して下さい。
はい、全部0ですね。ちなみにこのアンプでは「DRIVE」というスイッチがあります。その他にも「Channel」や「OD」など様々な表記があるスイッチがあるかもしれません。そういった時はまずOFFの状態にしておいて下さい。
さあ音を出す準備をしますよ。
まずはEQ(イコライザー)という部分を全て5にします。
- BASS:低音成分
- MIDDLE:中域成分
- TREBLE:高域成分
です。試しに同じコードを弾いてBASSだけを上げた時、MIDDLEを上げた時、TREBLEを上げた時を聞き比べてみましょうか。
ね? ぜんぜん違うんです。
でも最初はどうやって音を作ったらいいか分からないので、全部真ん中、いわゆる「フラット」という状態にします。
※世の中には全部を10までフルに上げたところがフラットというアンプも存在しますが、家庭用アンプは基本的に真ん中がフラットです。
続いてGAINを少し上げます。3くらいでいいでしょう。
そしてVOLUMEを必要なだけ上げてみます。
(この時、ギターを少し鳴らしながらやるとちょうど良い音量が分かりやすいです。)
それでは!
出ました!
⑤歪ませてみる(エレキギター&ベースの場合)
さきほど無視した「DRIVE」スイッチ。これをONにしてみましょう。
と、その前に準備。GAINを10にしてVOLUMEを1くらいにしておきましょう。
さあ音を出してみますよ。
どうですか? ロックをやるのに必要なディストーションサウンドが得られました。
~GAINの話~
ここで少し疑問が出ませんか?
GAINって何だ!?
そうです。GAINというのは「得る、手に入れる、増える」といった意味。
何が増えるのかと言うと、「ギターからの入力レベル」です。これが増えれば増えるほどアンプの回路に大きな信号が流れるので歪みやすくなります。
クリーンなセッティングでもGAINを上げると少し歪みます。
オーバードライブと言われるサウンドはこの方が出しやすいです。
⑥鳴らす
ここまで来たらあとは鳴らすだけです! 最初は何も分からないと思いますが、とにかく弦を弾いてみましょう!!
もう気分はギタリストです。
では次回はいよいよ練習方法のコツなどを伝授していきます! お楽しみに~!!