【ビギナーズ倶楽部】第11回 セッティング ~音出しまでのセッティング方法~
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③チューニング
さあ鏡の前に30分もいないで、実際に弾き始めますよ!
チュー二ング準備
まずはギターを弾く時の必須事項、チューニングです。一緒に買ってきたチューナーを取り出してください。ギターを取り出す時は、ギターは出来るだけスタンドに置きましょう。(一緒にスタンドも買っておいた方が良いですね。)
抱えたままだったり床に寝かせたり、立てかけたりするとせっかく買ってきたギターに傷が付く、最悪ネックが折れちゃうかもしれません。
まずはチューナーの裏蓋を開けます。
いざチューニング
さあいよいよチューニングをしましょう。まずは買ってきたチューナーをギターに取り付けます。
もし買ったチューナーがクリップ式ではなくてカードタイプのチューナーだった場合は、アコギならギターにマイク部分を近づけて置いて下さい。エレキギター、ベースならシールドを繋いでセッティングします。
セッティングし終わったらチューナーの電源を入れて、いざチューニング!
難しいことはありません。正しい音に合わせていくのです。
あ、そうそう、チューニングは低い弦から行ってくださいね。高い弦からスタートして音を上げすぎちゃった場合、弦はすぐに切れますが低い弦の場合は少し頑張ってくれますから。
あと、ギターを買ってすぐ、弦を替えてすぐの場合、チューニングは何回か行ってください。弦が安定するまで。
チューニングのコツ
チューニングのとき、「弦切っちゃった~(涙)」って人、少なくないと思います。最初は音の高さや弦のテンション感(張る強さ)がいまいち分かり辛いので弦を締めすぎちゃうんですね。
「弦はたくさん切ってください」
というのは少々乱暴ですが、最初はみんな切ります。そういうものです。それを繰り返して「あ! これ以上締めたら切れるぞ」って感覚を身に着けていくんです。
でも切ると心のテンションは落ちます(笑) そんなテンションを下げたくないあなたにコツを伝授。
「チューニングは上げる方向に!」
はい。チューニングのコツはコレなんです。
弦が切れる限界が分からないのに、締めてから緩めるなんて芸当はムリ。
それ以外にも理由はあります。弦はチューニングを高めていく時に安定してチューニングできるのです。
それが一番の理由。
もしチューナーを見ながら「あ、ちょっと高くなりすぎた」って場合は...
コレ、チューニングの極意。
チューニングをする訳
ギターというのは他の楽器よりもチューニングが狂いやすいんです。だってそうじゃありません? 音が鳴る根本である弦を直接押さえたり弾いたり、何ならしゃくりあげたり... そりゃあ狂いもしますよ。
構造的にも、ペグ・ポストに弦を巻きつけてるだけですから、緩みやすいです。
そういったわけで、ギターの場合は1曲終わるごとにチューニングは当たり前。ライブでアーティストたちがMCの間にチューニングしてますよね? 何ならギターを持ち替えているかもしれません。その時は裏でギターテックさんがチューニングし直してるんですね。