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【ビギナーズ倶楽部】第12回 練習のコツ① ~好きな曲を弾こう!~

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コードに関するビギナーズ倶楽部なりの結論

さあここまでである程度コードを覚える事に対して抵抗が少なくなってきたのでは!?

「コードはまず簡単にして、後からじっくり覚えて行く」

がギタセレ流ビギナーズ倶楽部理論です。(←大げさ)
なので、今回は更にみんなが苦労する「Fの壁」を乗り切る方法を伝授。

●Fコードの壁

ギターを始めた人の大多数がぶつかると言われている最初の壁、「Fコード」。Fコードを押さえるにはコツがあります...
という本格的な話はここではナシ!(どーん!)

本来Fの押さえ方はこれ。

s-f
s-DSC09505
いわゆるバレーコードです。(バレーはセーハとも言います) 一番ヘッド側で手が良い感じの角度に曲がらなかったり、テンション(弦の張力)がキツかったりと、何かとギタービギナーを悩ませてくれるヤーツ。

でも、ご安心を。Fは最初はコレでいいです。

s-f2
s-DSC09506
これならバレーしなくても押さえられます。(親指で6弦のミュートは忘れずに)

ルートの音は「ド」になっていますが、そこはもう考えずに。ね。
だって「ファ」「ラ」「ド」が全部鳴ってるんですから構成音としては問題ないワケです。鳴らしてみるとあんまり違いないでしょう? 最初はそれで良いんです。特にバンドではベーシストがいますから。ルートはベーシストがしっかり取ってくれます。

なんならコレでもいいです。

s-f3
これでも「ファ」「ラ」「ド」は鳴ってます。しかも順番どおりに。1、3、5度が形成されていますね。これはもう理論的にも正しいワケですよ。

s-DSC09507
見た目も「出来る人風」でなんかカッコイイ(!?)

●だんだんと出来るようになって来る

そんな感じで曲を弾いていると、弦を押さえるポイント、コツみたいなものが掴めて来ると思います。
それからバレーコードを押さえてみると...

あら不思議!
出来ちゃいました!!

な~んて事になるはず。
とっても乱暴な練習方法に見えるかもしれませんが、難しいことを最初にやるよりは、簡単に出来る方法を見つけて、そこから上達していった方が楽しいじゃないですか。

登山でも険しいルートと簡単なルートがありますよね?
最初からピッケルを使って急斜面を登る人はいませんよね?

オクトス・オリジナルピッケル (60cm)

それと同じだと思います。最初は初心者用の緩やかな登山道を登りましょう!

●実は後から役立つコードの簡素化

コードを簡素化するには3和音とその位置を考えないといけません。なので、ギターの指板上のどこに何の音があるのかを考えないといけないんです。

s-音階_指板
※開放弦(何も押さえない状態)と12フレットの所は1オクターブの関係。それ以降は同じ配置です。

そうすると、結果的に指板状の音の位置を覚えられるようになってきます。
これ、ソロなどを弾く時にと~~~っても重宝しますから。このコード簡素化練習法は、後からも役立つ方法なんですよ。

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