【ビギナーズ倶楽部】第13回 練習のコツ② ~練習を楽しくする魔法の道具「エフェクター」~
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焦らず行きましょう。大切なのは継続とちょっとしたコツを掴むかどうかです。
練習を楽しくする方法を学ぼう!
基礎練習ばかりだと飽きてしまう事は前回お伝えしましたね。曲を練習する事は大切なのです。そして、その「曲を練習する」という時に楽しくなる魔法の箱があります。それがエフェクターです!!
エフェクターとは
エフェクターというのは、“effect”「影響を与える・効果を加える」という英単語が「影響を与えるもの」という意味の“effector”に変化したもの。つまり音を変化させる道具という事です。
エフェクターはどうやって使う?
エフェクターはギターとアンプの間につなぐのが普通です。(例外やハイレベルな事はここでは書きませんよ。)
と、いうことはギターとアンプをシールド1本でつないでいたところ、2本必要になるわけです。
ちなみにエフェクターは1個だけでなく2個、3個つなぐこともあります。
そういった場合はシールドの数も増えます。
「大変そうだな~」と思ったそこのアナタ!
あながち間違っていません。大変です。でもこれ以降を読んでみると、エフェクターを使いたくなるからコレがまた不思議なんですな。
エフェクターを使うと練習が楽しくなる?
ビギナーにとってのエフェクターの活用理由。それは「練習時にエフェクトをかけて弾くと気持ち良い」って事なんです。前回もお伝えしましたね、「好きな曲を弾く」事が上達への近道なんです。その時に、好きな曲のギターと同じ音が出せたらもっと楽しいに決まっています。それが出来るのがエフェクターなんです。
※教則本に載っている基礎練習などはエフェクト無しでの練習をオススメします。エフェクターを使うと、自分が出来ていないところも誤魔化せちゃいますから(汗)
エフェクターの種類
それではエフェクターにはどんな種類があるのか知ってみましょう。エフェクターについての詳しい説明はココにあるので、勉強熱心な読者さんはそちらを読んでみましょう。
ここはビギナーズ倶楽部。もっと簡単に分かりやすく! がモットーです。もっと、もーーーーっと簡単に説明します。
【今さら聞けない】エフェクターの基礎知識編 ~エフェクターの種類と効果~では一つのカテゴリーにたくさん種類がありますが、まずはビギナーにとって知っておくべき代表的なものに絞って紹介しますので。ここでしっかり覚えちゃいましょ。
歪み系 ~オーバードライブ、ディストーション、ファズ~
歪み。ほとんどの人がギターを始めて最初に買うであろうエフェクター。なぜならそれがロックなサウンドに近づく一番の近道だから。
簡単に表すと、シャリーンが「ギュオーン」って感じになります。百聞は一見(聴)にしかず。聴いてみて下さい。
まずは何もエフェクターを通していない音。
「シャリーン」です。
オーバードライブ(OD)
続いてOD。
ちょっとギューンとなりました。
ディストーション(DS)
DSの方が激しいですね! そう、ODとDSの違いは明確にはありません。激しさの違いです。もしくはそのエフェクターが「OD」と名乗っているか「DS」と名乗っているかの違いです。
ファズ
あれ? ファズだけなんだか毛羽立ったような音ですね? でもODとDSとは兄弟みたいなものです。どんな音が好きかで選ぶといいです。(エフェクターによってサウンドは千差万別ですから)
揺らし系 ~コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロ/ビブラート~
続いて揺らし系。はい。呼んで字のごとく音を揺らすエフェクターです。
コーラス
一番よく耳にする揺らし系エフェクター。
浮遊感が心地いいのと、音に広がりが出ます。クリーンでも歪みでも本当によく使われます。
フランジャー
ジェット機のような音を生み出します。
効果音的にギターの音に迫力を加えたり出来ます。
フェイザー
音にうねりを加えます。フェイザーと非常に良く似ています。この違いに関して、詳しく知りたい方は【今さら聞けない】エフェクターの基礎知識編 ~エフェクターの種類と効果~
普通の単なるアルペジオ・フレーズが、印象的なリフに早変わりします。
トレモロ/ビブラート
これも音を揺らします。トレモロは音を断続的にしてくれ、ビブラートは音を上下させます。
今回はトレモロを聴いてください。
アメリカの西部劇なんかでよく流れるようなBGMで使われていますよね!