みなさん、こんにちは!商品開発課のイシイです。
練習パッド比較検証、たくさんの方に読んでいただき、どうもありがとうございます。今回はその中でも登場した、手足一体型のJUGの練習パッドをご紹介したいと思います。(以下の記事は以前、島村楽器公式ブログの記事としてupしたものに加筆修正しました)
ドラマーのみなさん、楽しいドラム生活を送っていますか?
私はただ今基本に立ち返り、シングルストロークを練習中です。指と手首の使ってリラックスリラックス、、、ここ重要ですね〜。
やはり練習はたまにではなくて、コンスタントにやることが大事なんだと思い知らされます。でも、実際の話、練習のたびにスタジオに入るのってなかなかできないですよね?それがドラマーの練習不足の1つの原因ではないかと思います。もっと練習がしたい、それも楽しく、、、そんなドラマーの方々に朗報!
JUG トレーニングドラムJTR201
- 販売価格 (税抜) ¥14,500 (税込) ¥15,660
一見して普通に見えるこのJTR201には、いくつか特徴があります。
5つの特徴
1 手足の練習はドラムのかなめ・・・「手足同時」に練習ができます!
ドラムセットといえば手足のコンビネーション。その必要最低限の形といえばスネアとバスドラ。これを一台のプラクティスパッドで実現できちゃうのがJTR201です。なななんと1本のスタンドでできます。これ1本があればどこでも練習可能!・・・ただしペダルとスティックは付属していません。持ち運びの際はお忘れなく。
ちなみにこちらに映っているイシイ、なぜこんなに短くスティックをもっていたのか、それはナゾです。
2 気になる騒音には・・・弱音ヘッドで対応しました
ドラム練習となると気になるのが騒音。けれど自分の部屋で練習したいですよね。私も昔から「ちょうどいい音量」、「気持ちのいいスティック感触」を求めて練習台にタオル当てたり、ゴムパッドを張ったりと色々と悪戦苦闘しました。。そこでこのJTR201にはメッシュタイプヘッドを採用することにしました。これで弱音対応はバッチリです。
また、経験者はわかるのですが、メッシュタイプヘッド特有の軽い跳ね返りってありますよね?JTR201はメッシュの中にも吸収素材が入っており、必要以上の跳ね返りは起きません。叩き心地もグッドです。・・・でもこの辺はプレーヤーの好みもありますので、是非店頭で試してみてくださいね
また逆に「俺は練習の時もある程度音量が欲しんだ!」というドラマーの皆さん、、、JTR201は通常のヘッドに交換ができますので試してみてください。手のパッドは10インチ、足のパッドは6インチです。
3 さらに使い勝手を追求・・・持ち運びができます
さてさて、それぞれのパッドの裏をよく見てみると、ゴム足が。。。これ実はパッドを取り外して机に置いても練習できるんです。ライブ会場にスタンド全部持ち歩くのは大変ですよね。でも10インチ、または6インチパッドだったらOK!これで楽屋でも好きなだけ練習ができます。
しかも6インチパッド、私も改めて叩いてみましたが、小さくて100%命中させるのが難しい!ショットの正確性もトレーニングできる、憎たらしいくらいありがたい代物です。
4 座るのさえ面倒なドラマーに。。。立って練習もできる自由度の高いセッティング
ドラムスローンに座ることさえ面倒なことってありますか?私、たまにあります。
JTR201は各種ドラムペダル、セッティングにも対応できるよう、パッドとプレートの高さが変えられます。このように手のパッドアームを上に伸ばし、レッグ(スタンド)を狭めることでスッキリサッパリ、立奏の練習ができます。
マーチングやパーカッション練習はもちろんのこと、なんとあのブライアン・セッツァーで有名なストレイキャッツのドラマー、スリム・ジム・ファントムのプレイスタイルもできます!
相変わらずスティック短いです。。相当ラクしたかったんだと思います。
ペダルをつけてアームを左側に傾けた状態です。
スリム・ジム・ファ。。。。ちょっと懐かしい名前がでちゃいましたね!
ひとつここでみなさんに重要な告白が、、
JTR201ですが、ツインペダルには対応していないんです。ごめんなさい。。
5 使わないときの収納スペースがないんだけど・・・
音楽をする人の部屋ってとかくモノが多いですよね?私もそうですから、みなさんの住宅事情はよーく分かっているつもりです。セッティングに柔軟性があるJTR201は、たたむとこんな感じです。どうです、お部屋の片隅に置けそうでしょ?
さらにパッドを外すと、こうなります。パッドが2つくっついている割には小さく収まるんです。
このようにカンタンに収納できます
いかがでしょう?動きが少しややこしいかもしれませんが、慣れると簡単ですよ。
おまけ:お子様の練習にも最適
キッズドラマーの諸君も練習できるよう、低いポジションにもセッティング可能です。膝があがっちゃうくらい低いイスの人でもOKですよ!
・・・こんな感じです。
最後にひとつだけ、JTR201の弱点を。。パッドがついた長いアームを支えるこの構造。横からの力にどうしても弱い作りです。通常の叩き方であれば問題ありませんが、角度によってはやや傾きやすくなりますので、ご注意くださいね。
最後に
はい、というわけで、JTR201の「5の便利な工夫」をご紹介させていただきました。通常メッシュタイプの練習パッドと足用の練習パッドを揃えると約 16,000円(税抜)前後するところ、JTR201は14,500円(抜)。ちょっとだけお得な練習パッドです。本物に近いタッチで、打点や手足のコンビネーション練習ができるJTR201、ぜひお店で一度試してみてください。
こちらもどうぞ: 練習パッド徹底検証
- 練習パッド徹底検証 Part 1 (YAMAHA, TAMA, EVANS)
- 練習パッド徹底検証 Part 2 (Pearl, Pro Logix, Bonney Drum Japan)
- 練習パッド徹底検証 Part 3 (Pearl, JUG, Remo)
- 練習パッド徹底検証 Part 4 (Vic Firth, R-TOM, Pro Logix)
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