電子管楽器ポータルサイト

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電子管楽器とは

アコースティックの管楽器のように、息を吹き込むことによって演奏できるのが電子管楽器(又は電子吹奏楽器)です。
吹く強さに応じてセンサーが反応し、音程・音質・音量など微妙なコントロールをブレスで表現することができます。また、アコースティックの管楽器と同じ感覚で演奏できる運指が用意されているのも特徴で、管楽器の経験者はもちろん、管楽器を手軽に演奏したい方に人気です。

通称、電子管楽器はウィンドシンセ、ウィンド・インストゥルメント、デジタルサックス(電子サックス)、ウィンドコントローラーなどと呼ばれており、AKAI professionalブランドの「EWI(イーウィ)シリーズ」が有名です。2016年10月には Roland (ローランド) から「Aerophone (エアロフォン/AE-10)」が発売され大きな盛り上がりを見せています。

DigitalBrass02_H200

電子管楽器の種類

電子管楽器は、本体に音色が内蔵された音源搭載タイプと、本体には音源が入ってなく外部の音源を繋いで音を鳴らす音源非搭載タイプの2種類があります。音源非搭載タイプはウィンドMIDIコントローラーと呼ばれ生産は終わってしまいましたがYAMAHA(ヤマハ)社の「WX5 (ダブルエックスファイブ)」が有名です。
音源搭載タイプは本体の音色だけでなく外部音源を繋ぐことができるのが一般的で、そのため音源非搭載タイプは下位モデルという位置づけになります。

音源搭載タイプ 音源非搭載タイプ
DigitalKANGAKI_soundmodule DigitalKANGAKI_NOsoundmodu
左)Roland Aerophone
中央)AKAI EWI4000s
右)AKAI EWI5000
左)AKAI EWI USB
右)YAMAHA WX5(生産完了)

管楽器と電子管楽器との違い

電子管楽器と管楽器を比べた時、アコースティックならではの音の表現力には雲泥の差があります。しかし、近年の技術の進歩によりとてもリアルな音まで表現できるようになりました。
ここでクイズです。こちらのサックスの音色は電子管楽器と管楽器どちらの音かわかりますか?
ちなみに、ノイズが入ってしまい聞きづらいかと思いますがご了承くださいませ。

A


B

※上記で読み込まない場合は下記で再生してください(パソコンのみ対応)

A

B


Aが電子管楽器の音と思った方、素晴らしい耳をお持ちです。

いやいやAもBも電子管楽器の音だよと思った方、、、するどいですね。

‥答えはさておき、とてもリアルな音だと感じていただけましたでしょうか。もちろん、どうしたって”生”とは違いますので賛否あるかと思います。しかし、電子管楽器だからこそ可能なこともあります。例えば音量の調節です。管楽器を吹くと一定の音量が必ず出ますので、夜の演奏は難しいですよね。昼間でもなかなか厳しい環境の方も多いかと思います。その点、電子管楽器はヘッドホンで演奏できますので夜でも楽しむことができます。

Wind_ElectronicWind


もう一つ違いを挙げると、さまざまな音色を奏でることができるのも電子管楽器の醍醐味です。

電子管楽器の定番音色サックスのほか、フルートやクラリネット、オーボエなどの木管楽器、トランペットやホルンなどの金管楽器、中には尺八や二胡の和楽器だったり、バイオリンやオルガンなど、もはや吹奏楽器じゃないものまで演奏できるのです。
また、管楽器に比べ比較的演奏の技術が少なくても楽しめるのも特徴です。なので、ちょっと管楽器を体験してみたい方に管楽器の良さ、そして電子管楽器ならではの楽しみ方がそれぞれあるのです。

では、さきほどのクイズの解答です。もったいぶってスミマセン。。


解答を開く




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「電子管楽器を体験してみよう」

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全国の島村楽器店舗にて「電子管楽器を体験してみよう」イベント・ツアーを開催いたします。

このイベントでは、前半と後半の二部構成に分けこれから電子管楽器を始めたい方に向けに実施いたします。前半の部では、各社ウィンド・インストゥルメントのご紹介とともにデモ演奏を交えながら話題の新製品 ROLAND エアロフォンと定番ウィンドシンセ AKAI EWI シリーズを徹底比較します。後半の部では、実際にEWIを参加者のみなさまに手にとっていただき、使い方について学びながらウィンドシンセの代表曲である「THE SQUARE - TRUTH」をレクチャーします。
※イベント内容は変更になる場合があります。

<講師紹介>

※講師はイベント開催地/日時によって変更になる場合があります。

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「よしめめ」氏

東京都出身。誰もが認めるEWIの知識を持ったSAX/EWIプレーヤー。13歳の時に聴いたリリコンがきっかけでウィンドシンセの魅力に取り憑かれ、以降古今東西の機種を研究する。なかでも当時から完成度の高かったEWIは初代から現行機種まで全て制覇。時代と共に愛機として一緒に歩む事となる。
ライブにおいてはリードシンセによるメロディは勿論の事、生楽器の再現や一人ホーンセクション、一人フルストリングス、コードプレイ、カッティングギター、SE、ドラムセットまでEWIの可能性をとことん追求するスタイル。「森羅万象をEWIで」が座右の銘。自己のライブ活動の傍ら、プロEWI奏者や各種SNSにてユーザへのサポート、奏法・音色の公開、独自に行われる練習会・個人レッスン、啓蒙活動、雑誌への寄稿、EWIマスターブックの編集協力、ウィンドシンセ専用ソフトウェア音源“IFW”の開発スタッフ等々EWIに対しての活動内容は多岐に渡る。EWI愛溢れるトークで丁寧かつ徹底解説。

イベントスケジュール (随時更新)

当イベントは各地の店舗にて開催を予定しています。開催店舗が決まり次第更新されます。

※現在はイベントの予定がございません。

イベント概要

開催日時 上記イベントスケジュールにてご確認ください。
参加料 無料
講師 よしめめ氏
申込方法 WEB WEB受付の場合は上記イベントスケジュールの「お申込み」リンクをクリックし参加登録をお願いします。
また、WEBによるお申込みは「WEB受付方法の流れと注意点」も必ずお読みください。
電話 お電話による受付は各店舗に直接ご連絡ください。
キャンセル方法 WEBによるお申込みの場合は、「イベント参加予約完了」のメールにキャンセルのご返信をお願い申し上げます。※申し込み直後に届く「イベント申し込みを受け付けました」メールではございませんのでご注意ください。
お電話によるお申込みの場合は各店舗に直接ご連絡をお願い申し上げます
その他
  • 当日は開始5分前までにお越しいただけますようお願いいたします。
  • 事前申込制(先着順)になります。
  • イベントご参加にあたり必要な持ち物はございません。
  • イベントに関するアナウンスは本ページにて行います。変更などに関するご案内をさせて頂く可能性がございます。

WEB受付方法の流れと注意点
【WEB受付方法の流れ】

  1. イベント「お申込み」リンクにアクセスします。
  2. イベント申込受付画面にて必要項目を入力してください。
  3. 申込みが完了しますと入力いただいたメールアドレスに「イベント申し込みを受け付けました」メールが届きます。(※この時点では受付完了しておりません)
  4. 数日中に店舗より「イベント参加予約完了」メールが届きます。(※ 定員を越えた場合はこの通知が届きません)

【WEB受付方法の注意点】

  • 申込みではイベント参加の確定とはなりません。ご記入いただいたご連絡先に店舗より「イベント参加予約完了」のご連絡を差し上げます。
  • イベントは定員制(先着順)となっておりますので定員を越えた場合は「イベント参加予約完了」が届きません。
  • ドメイン指定受信の場合、「shimamura.co.jp」をご登録お願い致します。
  • ドメイン設定をされている場合「イベント申し込みを受け付けました」および「イベント参加予約完了」をお届けできません。上記ドメインのメール受信を有効にしてください。

【イベントの注意事項】

本イベントの注意事項になります。あらかじめご了承ください。

  • 会場内での写真撮影・録音・録画などの記録行為は固くお断りしております。
  • 自然災害やその他の都合により、やむを得ずイベントの全部または一部を中止または変更させていただく場合があります。
  • 取材用撮影が入る場合、お客様が映り込む可能性がございます。
  • 体調不良などやむを得ない事由以外での直前キャンセルや無断キャンセルの場合、今後、当社が開催するイベントでお申込みをお断りすることがございます。

イベント参加者限定特典

現在はイベントの予定がございません。

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店舗スタッフによるレビュー

京都カナート店 札幌パルコ店 長崎浜町店 名古屋パルコ店
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【櫻井】エアロフォン紹介してみたvol.1 【Roland Planet大木/脇】エアロフォン「AE-10」実機レビュー 【高橋】スタッフ高橋の、名人への道~16連射目~ 【宇野】管楽器担当の「日常」。その1~AKAI EWI5000発売~

エアロフォン 教室 開講

ローランドのウィンドシンセ「Aerophone AE-10」の音楽教室を開講いたしました。レッスンはオーダーメイドレッスン式ですので自分のペースで練習することができます。また、同時にレンタルサービスもスタート!レッスンやご自宅で練習することができます。
詳しくはこちら:「エアロフォン教室 開講のお知らせ」

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(2022年2月 現在)現行機種は下記になります。

Roland
AE-30
AKAI
EWI5000
エアロフォンプロ
ローランド AE-30

2種類の音源を搭載し、管楽器の演奏性&表現力を高めた最上位モデル。USB接続やBluetooth対応、MIDI端子などの拡張性も魅力。
製品詳細

EWI 5000
アカイ EWI5000

ウインドシンセの代名詞 EWIシリーズ。EWI独自の演奏スタイルでアコースティック管楽器サウンドを得意とする。
製品詳細

Roland
AE-20/AE-20SC
AKAI
EWI Solo
エアロフォン
ローランド AE-20/AE-20SC

エアロフォンのスタンダード・モデル。コンパクトで細部までこだわりぬいた豊かな表現力のサウンドが特長。
製品詳細

EWI SOLO
アカイ EWI Solo

EWIシリーズで初の外部入力端子を採用。スピーカー内蔵のため単体での演奏も可能。音源内蔵だがパソコンとUSB接続も可能。
製品詳細

Roland
AE-05
AKAI
EWI-USB
エアロフォンゴー
ローランド AE-05

上位モデル同様にリード構造をともなう専用マウスピースの演奏が可能。小型で使いやすいのが特徴。
製品詳細

EWI USB
アカイ EWI-USB

パソコンとUSB接続し、ソフトウエア音源で高い表現力を演奏できるUSBコントローラー。音源は非搭載。
製品詳細

Roland
AE-01
YAMAHA
YDS-150
エアロフォンミニ
ローランド AE-01

厳選した音色を搭載し簡単に演奏できるのが特徴。既存現行モデルでは最軽量。
製品詳細

デジタルサックスYDS-150
ヤマハ YDS-150

デジタルながらサックスのような吹奏感を実現する音響システムを採用。サックスのようなキーもポイント。
製品詳細

電子管楽器 各モデル比較

各製品の大まかな機能比較になります。こちらの違いだけではご自身にあった製品を選ぶことは難しいため各店舗の担当スタッフまでお気軽にご相談ください。

※スマートフォンの場合は左にスワイプして表示してください。

YDS-150 AE-30 AE-20SC AE-20 AE-10 AE-05 AE-01 EWI5000 EWI4000s EWI USB
カラーバリエーション イエローブラス製
ゴールドラッカー仕上げ
ブラック ゴールド ホワイト ブラック/ホワイト/
レッド
ブラック ブルー ブラック/ホワイト ブラック ブラック
マウスピースタイプ リード型 リード型 リード型 リード型 リード型 リード型 リード型 ホイッスル型 ホイッスル型 ホイッスル型
ブレスセンサー
バイトセンサー - -
内蔵音色数 73 331 297 265 129 ※1 11 6 100 100 -
カスタマイズ音色登録(ユーザートーン) 20 シーン:600
トーン:512
シーン:600
FAV:12
シーン:600
FAV:12
100 - - 100 100 ※2 -
内蔵エフェクト数 10 36 ※9 36 ※9 36 ※9 36 ※9 1 1 3 3 -
各楽器の運指プリセット数 1種 6種 ※3 8種 ※3 8種 ※3 7種 ※3 3種 ※3 1種 ※3 5種 5種 5種
オクターブ・シフト 7 ※8 7 7 7 7 3 3 7 7 5
iOS/Androidアプリ - - -
Mac/Windowsソフトウェア - - - - - - -
外部入力端子 - - - - - - - -
MIDI出力端子 - - - - - - -
MIDIインターフェイス機能 ※4 - -
オーディオインターフェイス機能 ※5 - - - - - - - -
スピーカー数 1 2 2 2 2 1 1 - - -
Bluetooth - - - -
ワイヤレス ※6 - - - - - - - - -
重量 ※7 約1009g 約1140g 約1100g 約1100g 約855g 約695g 約500g 約900g 約974g 約610g
専用ケース 付属 付属 付属 付属 付属 付属 - 別売 別売 別売

※2:プリセット・プログラム兼用。
※3:本体操作での運指プリセット数。
※4:本掲載のMIDIインターフェイス機能の内容は、パソコンと本体をUSB接続しDTMソフトのMIDIコントローラーとして使用可能かどうか。
※5:本掲載のオーディオインターフェイス機能の内容は、パソコンと本体(または本体付属の機器)をUSB接続しDTMソフトでオーディオ録音が使用可能かどうか。
※6:内蔵音源を付属のワイヤレス受信機から音声を受信し、ライブパフォーマンスで利用することが可能。
※7:本体の重さ。すべて電池重量含む。
※8:音色により異なる。
※9:同時使用数ではなくエフェクト種類。

製品ニュース 随時更新

書籍・参考書

AKAI-EWI公式のEWI教則本「ゼロからはじめるEWIスタートガイド」が2019年7月25日より発売!

同社発行の「EWIマスターブック」は楽器経験者を対象とした唯一のEWI教則本ですが、この度発行されます「EWIスタートガイド」は初心者(初めて楽器を持つ人)からEWI中級者までご利用いただける内容となっております。

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