Roland(ローランド)社がThe NAMM Show 2017において、音楽制作用の高品位なプラグイン音源やソフトウェアを提供するクラウド・ベースのプラットフォーム 「Roland Cloud」 を発表しました。現在はベータ版で同社が独自に開発した通信プロトコル「RainLink」を使用し、様々なソフトシンセ、ライブラリ等を提供していくとのことです。
Roland Cloud 解説 / by サカウエ
※現時点では日本国内ではサービス開始はまだのようです。
2017/9/10追記:日本国内でもRoland Cloudへの登録が始まったようです。30日間無料体験できるようですね。
「Roland Cloud」を運営しているのは「Roland Virtual Sonics LLC」。「Roland Corporation」とシアトルにある「Virtual Sonics」社とのジョイントベンチャー企業です。
現時点では、サンプルベースのヴァーチャル・ピアノ音源「TERA PIANO」、Plug-out シンセサイザー「SH-01」「SH-2」「PROMARS」や、「ANTHOLOGY 1987」などのビンテージ系ソフトシンセがサブスクリプション方式で購入できるようになっています。
TERA PIANO
ソフトシンセ:Plug-out シンセサイザー
ANTHOLOGY 1987
Rolandの80年代シンセといえばアレですよね・・・
2017/9/11 追記:「LEGENDARY SERIES」に D-50も加わりました!
JUPITER-8
D-50
各種ソフトウエアはサブスクリプション方式で、クレジットカードで決済可能の模様です。
ローランド製品以外にも、会員同士のデータ交換(販売)等、ユーザー相互のコミュニケーションサイトとして機能していくのかもしれません。
今後の展開が楽しみですね。
2017/9/11 :
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