【Neumann・ノイマン】DSP搭載スタジオモニターKH80 DSPを早速レビュー!

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こんにちは。梅田ロフト店スタッフの南です。

早速ですが今回はノイマンの新しいモニタースピーカー『KH80 DSP』をレビューしていきたいと思います。

Neumann KH 80 DSP 発表!DSP搭載のスタジオモニター

ノイマンって今まで大きなサイズのスピーカーが多かったため、今回はすごく楽しみにしていました。

こちらがKH80 DSPです!

ノイマンらしいグレーの筐体にウーファー、ツイーターの形です。以前別のモデルに触れたことがありますが今回のモデルはボディの素材が違うみたいです。スピーカー単体は軽いので持ちやすかったです。

YAMAHA/MSP3と大きさを比較してみました

大きさは同じくらいですね。前から見るとKH80のほうが少し大きいかな?

重量はMSP3のほうがズシっとした重さで、頑丈そうです。

 

背面部です。KH80はマウントも可能になっているみたいです。今後拡張キット(2018 年販売予定のアラインメントキットPAK 1(販売価格未定)を用いたIP ネットワーク接続により、PC / Mac、またはAndroid / iOS タブレット上で動作する【Neumann.Control】ソフトウェアを使用してシステムを制御することが可能)との事です。これからの時代スピーカーの制御は全てPC上でできるようになるとの事。

むしろ今までそんなスピーカーが出ていなかった事に驚きですね。

パネル部分です。KH80 DSPはFocalやGENELECと同じように一定の時間音が入力されなければ自動的にスリープモードに入ります。

参考ですがメーカーによると50mW(スタンバイ時)・8V(アイドル時)・180V(フル出力時)の消費電力になるそうです。

スタンバイモードは任意でON/OFFができるようになっています。

後気になる部分がこのACOUSTICAL CONTROLですね!

Free Standing→Large Deskに行くにつれてLow Midの帯域が減っていきます。

個人的にはSMALL DESKの時の音が一番オススメです。下に行くにつれてリバーブ感が薄れていってしまうように感じました。

電源部分です。KH80の電源は専用のメガネコネクタの2極ケーブルです。スピーカーノイズは全然感じませんでした。

後見えにくいのですがスピーカーケーブルはXLR/TRS(6.3mm)のコンボなのでフォンケーブルも接続できます。

サウンドチェック

まず聴いてみた印象は『上品さ』がありました。

音の派手さやガッツはあまりなく、ほんとにフラットに鳴らす。モニタースピーカーらしいサウンドでボーカルが非常に見えやすく、本当に近くで歌ってるような感じがしました。

最近いくつかスピーカーを聴いているのですが、大体ある程度ボリュームを上げないと見えづらい部分があったりして、『家じゃあここまで音出せないよな~』という苦い思いをすることがあります。

ですがこのKH80はテレビくらいのボリュームでもしっかりとモニターとして活用できるんですね。これはすごく好感度が高いところでした。

部屋が小さく、あまり音が鳴らせない住宅環境が多い日本にすごく適したスピーカーという印象で、変な味付けもないためMIXで作った音の確認やサブモニターとしても使えそうです。

簡単に結論を書いてしまうと『本来のモニタースピーカーの役割を忠実にこなす』スピーカーだと思います。安価なモニターを最初に買ったという方は2台目の候補として考えてみてもいいかもしれません。

今後DSPでPC制御ができるようになるとなるとますます期待が高まります!

 

NEWMANN(ノイマン)『KH80 DSP』

梅田ロフト店販売価格 (税込) ¥84,700 (税抜 ¥77,000)
JANコード:4044155207583


梅田ロフト店デジタル担当 南(みなみ)
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梅田ロフト店デジタル担当 南(みなみ)

現役ボカロPとしても活動している南です。ボカロ、作曲に関することならお任せ下さい。
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