大ヒット中!「史上最も簡単なギター・ワイヤレス・システム」LINE6 Relay G10 を徹底解剖!

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LINE6 Relay G10

こんにちはデジタルアドバイザーのジョウボウです。

今年6月の発売以来、大ヒットを中のギター・ワイヤレス・システムといえば、LINE6「Relay G10」にほかなりません。

「史上最も簡単なギター・ワイヤレス・システム」の触れ込み通りの快適さは「ワイヤレスの革命」なんて声も聞こえてくるほどの画期的な製品です。

その革新性は後ほどご案内しますが、それにしても魅力的なのが「その値段」。

いや、「安すぎる!!」何コレどういうこと?!

ただ人間、安すぎると逆に不安になってしまうものです。

発売から数か月が経ちましたが、その不安から様子見していた方で、こう思っている方も多いでしょう。

「で、結局どうなの?」

そんな疑問にお答えします!

自宅ワイヤレスのススメ

結論から言うと、

スタジオや小規模ライブでの使用にも耐えるけれども、

自宅こそが、Relay G10が最も輝きを放つ場所!

ということであります。

「えっと…、自宅でワイヤレスって要らなくない?」と思ったあなた。あなたです。ちょっと待って!これは体感するとわかってもらえると思います。

ギターを弾こうと思ってから、音を出すまでのストレスのなさはヤバいです!

一番ギターを弾く時間の長い「自宅」という場所で、ケーブルがない状態が快適であることの威力に気づかされます…。

ここからしばらくは、自宅使用での快適さをメインに、Relay G10の魅力についてご説明します。

ライブで使用するために検討されている方は、だいぶ下の方で解説していますので、必要であればここをクリックして下に飛んでください。

Relay G10の快適さ!

Relay G10の快適さを伝えるために、ちょっと動画を録って…と思ったのですが、ほぼほぼ思ってた通りの動画が公式に上がっていたので、貼りつけておきます。

動画で見るRelay G10のストレスフリー

いかがでしょう?伝わりましたでしょうか?

何より「冷蔵庫に飲み物を取りに行ける」って良いよなぁ…!

ではでは、いよいよ具体的にRelay G10のヤバさに切り込んでみます。

Relay G10、3つのポイント

  • 設定ゼロ!開封したらすぐに使えます
  • 充電することすら意識しなくてOK!「使おうと思ったのに電池切れ…」からの解放!
  • 音が良い!

設定ゼロ!

箱を空けて、電源とアンプに接続したら、後はギターに差すだけでOK!

なんとボタンをひとつも押すことなく、快適なケーブルフリーなギター演奏を楽しむことが出来ます!

え、ほんとに?はい、本当です!

充電のストレスフリー!

ワイヤレスで意外と面倒なのが、電池切れ問題。いざ弾こうと思ったときに電池切れだと萎えますよね。

Relay G10なら、ギターを弾き終わった「ついでに」送信機を受信機に差し込むだけで充電されます!

次に使うときには、送信機を抜いて、ギターに差すだけで、常に電池のある状態をキープできます。

「充電しよう」と考える必要もなければ、抜き差しの際に電源のON/OFFのことを考える必要もありません(抜くと自動でOFFになってミュートされます)。

連続使用も余裕の8時間ありますので、万が一充電切れまでギターを弾き続けた際は、むしろ一度休憩を…。

15分休憩して充電すれば、1時間ほどの演奏ができるまでに回復しますし、

30分、コンビニに夜食を買いに行っている間に充電すれば、2時間30分の演奏、

3時間30分仮眠して充電すれば、また8時間演奏が出来ます!

音が良い!

最後に挙げていますが、絶対に外せない要素。

Relay G10、音が良いんです!

昔の安いワイヤレスとは完全に別物。

下手なシールドを使うよりも音が良くてノイズレスです。

これはワイヤレスシステムがデジタル化したことによって、安価でも音の良いものを作れるようになっていることが大きな理由なのですが、この辺りの詳しい仕組みやデジタルワイヤレスに関しては、書き始めると長いので、またの機会に…。

デジタル関連でひとつだけ言うと、デジタルワイヤレスは、仕組み上、微細に音が遅れて発音されます。しかし、Relay G10は全く気になりません!

Relay G10は数値が公表されていませんが、私の体感では(数値が公表されている)上位機種のRelay G30と遜色ないように感じます。

Relay G30と同じだとすると、音の遅れは「アンプから約1m余計に離れている状態と同じ」です。

スタジオでの演奏時のアンプとの距離を考えれば、全く問題ないですね!

(ここは感じ方に個人差がありますので、どうしても気になる方は店頭でお試しください)

Relay G10の注意点

と、ここまで良いことを書き続けてきました。

2つだけ注意点があります。

ひとつは、それほど多くはありませんが、そのままでは使えないギターがあること。

もうひとつは、特にライブ使用時に関し、上位機種を検討すべき場面に関してです。

使用可能なギター、確認が必要なギター

一般的なワイヤレスと違い、Relay G10は充電の仕組みの関係上、音が出ないギターが存在します。

問題なく使えるギター

ストラトタイプ、テレキャスタイプ、レスポールタイプなどのスタンダードなエレキギターで、電池を使わないものは、問題なく使うことが出来ます。(ただし、以下に該当する可能性がある場合、お気を付けください。)

使えない可能性のあるギター

  • アクティブタイプのエレキギター、エレキベースで、通常と配線の異なるもの
    • ○店頭で試して使用できたもの:シェクターのダイヤモンドシリーズ、IbanezのRGシリーズ、フェルナンデスのサスティナー搭載モデル、ワーウィック、フリーダムカスタムギターリサーチ、アトリエZ、ヤマハ、プロヴィデンス、DEAN、S7Gなど
    • ×店頭で試して使用できなかったもの:ジャクソンのEMGピックアップ搭載モデル
  • アウトプットからステレオケーブルで2系統の出力が出来るもの
    • ⇒ゴダンなどのギターの一部(特にピエゾPUを搭載しているエレキギターは注意!)
  • DSP搭載のギター、ベース
    • ⇒ヤマハのサイレントギターの一部や、同じくヤマハのSRTシステム搭載アコギなど
  • 物理的に端子が刺さらないギター、ベース
    • ⇒IbanezのSRシリーズのベースはジャックが奥まで刺さりませんでした。

全てのモデルを試したわけではありませんので、今回使えたメーカーでも、全てのモデルに対して必ず上記の結果が適用できるわけではありません。

該当するかも?と思うギターをお使いの方は、個別で問い合わせていただくか、ギターをお持ちの上、店頭にてお試しください。

詳細や該当のギターでも使えるようにする対処法は、LINE6輸入元のヤマハの案内をご確認ください。

【Relay G10】互換性のないギターの仕様とその対処法 – ヤマハ

ライブでの「本気使用」でも大丈夫?

安くて音も良いし使えるのはわかったけど、現実問題、上位機種も存在するわけで…

そう、もちろん上位機種には上位機種の良いところがあります。

自宅では問題なくても、ライブ会場では思わぬトラブルが起きることもありえます。ライブ活動の多い方は、上位機種もご検討ください。

では、上位機種だと、どんなところが良くなるのでしょうか?

音の到達距離が延びる

Relay G10の最大到達距離は約15m。

ただし、障害物や観客、周囲の電波状況など、なかなか数字通りに毎回使えるとは限りません。

また、デジタルワイヤレスは、若干、障害物に弱いです。

上位機種では最大到達距離も伸びますので、余裕を持った運用をオススメします!

チャンネル数(同時使用数も)が増える

まず、Relay G10の仕様に関して。

Relay G10の使用チャンネル、同時使用チャンネル数は公表されていませんが、音の伝達の仕組みは、上位機種のRelay G30と同様のようです。

注意点としては、Relay G10を複数使用する場合、電源がONになった順にペアリングされるため、抜き差しの順番に気を付けなければいけない、ということです。

また、バンド内でのワイヤレス使用数だけでなく、ライブハウス内での設備ワイヤレス、近隣環境のワイヤレス状況など、様々な要因で使用可能なチャンネル、条件の良いチャンネル数は減ってしまう場合があります。

上位機種ほど、使用可能だったり条件の良いチャンネルの確保で有利になります。

おおまかには「都会で」「規模の大きい」会場ほど注意が必要ですので、「最悪シールドでライブでもいいや」と思うのでなければ、活動に合わせて上位機種を検討してください!

安定運用が可能になる

上位機種だと、2つ以上の電波を飛ばし、安定している電波を自動的に検出し、音切れナシで移動してくれる機能のあるものもあります。

ライブ中に電波環境が悪くなっても安心ですし、ライバルバンドの妨害電波があっても(?)安心です!

音質が更に上がる

価格からは破格に音の良いRelay G10ですが、上位機種では、やはり音も更に良くなります。

普段シールドにもこだわって音作りをしているのであれば、上位機種と弾き比べてみてください。

その時は、単純なサウンドもですが、強弱の付き具合、レスポンスもぜひ比較してみてください!(←ここ、ポイントです)

自宅でギターなスーパーオススメセット

最後に、Relay G10で、快適なギターライフをエンジョイしきるにあたって、オススメのセットをご紹介します!

まず、Relay G10の快適さを最大限享受するには、なんとしてもRelay G10は「机の上」に置きたい!となるとギターアンプも机の上に置きたいわけで…。

そして、練習する時には、アンプから曲や伴奏も流したいわけで…。

そしてそして、せっかくギターもワイヤレスなので、曲もBluetoothで飛ばしちゃって…

YAMAHA / THR10

THR – アンプ – ヤマハ株式会社

こちらも、自宅用アンプに革命を起こしたと言っても過言ではない大ヒット商品、ヤマハのTHR。

音質の良さ、小音量でもしっかりと鳴る作り、更には外部入力でスマホなどから音楽を鳴らしても、優秀。

プロミュージシャンがこぞって自宅用や、ライブ時の楽屋用、ツアー時のホテル用などで導入しているのもうなずける品質の高さです。

THRシリーズには音楽をBluetoothで聞く機能はないのですが…、

BLACKSTAR / TONE:LINK

Bluetooth対応でないアンプを、Bluetoothに変えてしまうアタッチメント。

アンプだけではなく、部屋のスピーカーにも使えますし、ヘッドフォンやイヤフォンをもBluetooth対応に変えてしまう優れモノ。

類似商品はたくさんあるのですが、個人的にポイントが高いのが、「充電しながらでも使える」ということです。

これ、意外とないんですよねぇ…。価格も手頃なので、自分も3個くらい買おうかと思ってます。

BLACSTAR / id:Core BEAM

上記2つを合わせてしまった、はじめっからBluetooth対応のデスクトップアンプもあります。こちらもオススメです!

以上、いかがでしたでしょうか?

なるべくどなたにもわかりやすいよう、デジタル的な数字や細かいスペックに関しては全く触れずに記事を書いています。

数字で知りたい、逆にまだわからないことがあるなど、質問や突っ込んで訊きたい内容があれば、店頭でスタッフまでお気軽にお問い合わせください!


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デジタル楽器アドバイザー 上坊(ジョウボウ)
この記事を書いた人
デジタル楽器アドバイザー 上坊(ジョウボウ)

地元名古屋を離れ九州に移るにあたって、バンド活動から夜な夜なDTMerに鞍替え。
バンドの録音やミックス、頼まれPAなどをこなしている内に、気が付けば「デジタルな人」というポジションに。社内でも「え、ギター弾けるんですか?」と言われ続け、泣きながらデジタル機材の啓蒙に勤しんでおります。
ギタリストや楽器演奏者目線の「デジタル機材を使った、便利な音楽生活」をわかりやすく、かつ深くご案内していきます。

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