デスクトップVST/VSTiプラグインプレイヤー「V-Machine」を試してみた。

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こんにちはサカウエです。SM Pro Audio社のデスクトップVST/VSTiプラグインプレイヤー「V-Machine」をタックシステムさんよりお借りして試してみました。

「V-Machine」はVST/VSTiに対応したハードウェア音源モジュールで、実は今から3年前にSM Pro Audio社から発売された製品です。これまでも国内で輸入品は入手可能でしたが、このたびあらためてタックシステムが輸入・販売を行うことになったわけですね。

コンパクトなボディー

VST/VSTiというのはプラグイン・フォーマットの一種で、VSTという規格に対応したCubase、Sonar等のDAWで扱うことができます。VST対応プラグインソフトは、バーチャル・インストゥルメント(いわゆるソフトシンセ)やエフェクターなど非常に多くの製品が発売されています。通常はパソコンにインストールして使用するわけですが、「V-Machine」はこれらのVST対応プラグインソフトをインストールして使用することができる専用ハード、音源モジュールというわけです。

サイズは18cm x 11.6cm x 3.6cm

overview

この小さなボディーに1GHzCPU、1GB IDE フラッシュディスク、512MBのメモリーが装備されています。この本体にバーチャルインストゥルメントをインストールして使用することができるわけですが、プラグイン対応のハード音源の利点はまず第一に「パソコンの負荷を軽減することができる」ということですね。

非力なパソコンだと数パートのソフトシンセを同時に鳴らすのが精一杯・・といった状況は誰しも経験があることだと思います。さすがに最近の高機能パソコンの環境ではかなり改善はされましたが、依然として限界は存在します。「V-Machine」にインストールされているプラグインを使用する場合はパソコンへ側の負荷は軽減されますので、少しでも多くのプラグインを同時使用したいという方にとってはこの「V-Machine」はありがたい存在ですね。

多数のプラグインソフトがプリインストール

「V-Machine」には出荷時に「IK Multimedia SampleTank 2.5 SE」や「4Front Technologies Bass Module & E-Piano Module & Piano Module」等のプラグインがインストール済。したがって電源を入れればすぐに音源モジュールとして使用することができるわけですね。

なおプリインストールされたプラグインとは別に、TruPianosやSuperwaveP8といった最新ファクトリーライブラリーも現在ダウンロード可能となっています(サイズ約600MB)

tapeo     or2v     p8

最新プラグインダウンロードページ

プラグインを新規にインストール可能

「V-Machine」にはWindows、Mac対応(Linux対応予定)のコントロールソフトウェア「VFX」が付属しています。

PreINS

プラグインのインストールは、パソコン側からこのソフトを通して行います。ただ「V-Machine」をコンピュータに接続する必要があるのは、このプラグインのインストール時と音色管理の時だけで、一旦設定が完了してしまえばあとはスタンドアローンの音源に変身というわけですね。

パソコンとの接続はUSBケーブル一本。背面パネルのUSB端子に接続します。

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パソコンに接続した状態で、VFXアプリでオーディオとMIDIの設定を行うことができます。

setup

 

上記の状態では、MIDIキーボード(ここではiRig Keyを使用しています)をUSB経由で認識し、サウンドはASIOドライバーでオーディオ・インターフェースから出力できる設定になっています。もちろん「V-Machine」本体のMIDI IN入力信号にも対応しますので、パソコンベースの音楽制作環境においてはRoland INTEGRA-7のような外部音源モジュールと同じような感覚で使用できるというわけですね。

対応しているプラグイン

対応プラグインはSM Pro Audio社のウェブで確認できます。

対応プラグイン

http://www.smproaudio.com/index.php/en/products/v-machines/wizard-file-database

ここで注意しておかなくてはならないのは、プラグインのライセンス認証について。

たとえばもし自分のパソコンにインストール済のプラグイン・ソフトを新たに「V-Machine」にインストールしたいといった場合は、各製品の使用許諾に基づいて行わなければなりません。ライセンスをもう一台分購入しないと使えないといったケースも出てくると思うので注意が必要です。なおiLok、eLicenser等のハードウェア・ドングルや、大容量メモリを必要とするプラグインには残念ながら対応していないとのこと。

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スタンドアローン・ハードウェアとしても機能

「V-Machine」は豊富なVSTインスツルメントをコンパクトなボックスに収めることができるので、MIDIキーボードがあれば「V-Machine」に接続して手軽にライブ演奏を楽しむこともできるわけです。コンピュータに接続する必要があるのは、プラグインのインストール時と音色管理の時だけ。

「手軽で高品位なVSTインスツルメントをライブで使用したいけど、パソコンを持っていくのはちょっと重いし不安・・・」そう感じられている方に最適な魔法のボックスがこのV-MACHINE。一度VSTインスツルメントをV-MACHINEへダウンロードしてしまえば、スタンドアローンの音源モジュールとして使用することが出来ます。ステレオ・オーディオ入力にも対応しているので外部入力に対するエフェクトも可能です。

なお現在タックシステムは「V-Machine」発売記念として通常¥39,900が¥29,400となる「SM Pro Audio販売開始記念キャンペーン!!を実施中です(6月末まで台数限定)。

通常販売価格:(税抜)¥38,000 (税込 ¥41,040)

JANコード:4560263761774

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タックシステム製品情報

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