20年以上の長きに渡りキーボードアンプの定番として親しまれているKCシリーズ。Roland ( ローランド ) は、このシリーズの全ラインナップをリニューアルすることを発表いたしました。
新”KCシリーズ”は、「KC-80」「KC-400」「KC-600」「KC-990」「KC-200」「KC-220」の6モデルからラインナップします。旧機種からの後継機種は下記のとおり。
- 旧モデル「KC-60」 → 新モデル「KC-80」
- 旧モデル「KC-110」 → 新モデル「KC-220」
- 旧モデル「KC-150」 → 新モデル「KC-200」
- 旧モデル「KC-350」 → 新モデル「KC-400」
- 旧モデル「KC-550」 → 新モデル「KC-600」
- 旧モデル「KC-880」 → 新モデル「KC-990」
Roland KC-80
「KC-80」は、自宅練習や小型スペースでの演奏に便利な小型のキーボード・アンプです。3チャンネルのミキシング機能を搭載し、キーボードを2台接続できるほかマイク/ライン入力、携帯音楽プレーヤーなどを接続できる外部入力を装備しています。
2ウェイ・スピーカーを内蔵しており、従来の「KC-60」に比べ軽量化を図りながらも50W出力と高効率になった新開発のパワー・アンプを搭載しています。また、スピーカー・スタンドを本体に取り付けることも可能なため、最適な高さに設置してライブなどにご使用いただけます。
Roland KC-220
「KC-220」は、電池駆動ながらも20W出力の大音量スピーカーアンプを搭載し、ストリートライブのユーザーからたちまち人気となった「KC-110」の後継モデルです。
基本仕様は「KC110」と同じで、6.5 インチのウーファーとツィーターを2基ずつ搭載し、3チャンネルのミキシング機能を装備。エフェクトも内蔵しているため、別途エフェクターを持たなくても鍵盤とマイクを用意すればライブを行うことができます。
唯一、旧モデルとの違いはイコライザーが3バンドになっており、ライブ場所によって変わってしまう環境の音場を調節しやすくなっております。
Roland KC-200
「KC-200」は、その使い勝手良さからKCシリーズの中でも人気の高い「KC150」の後継モデルです。4チャンネルのミキシング機能を搭載し、複数台のキーボードを接続して使用できるほか、マイクやオーディオプレーヤーなどを接続可能な入力端子も装備しています。新開発のアンプを搭載したことで「KC150」は65W出力でしたが、「KC-200」は100W出力と大きく改良されています。
Roland KC-400
「KC-400」は、KCシリーズの中でもっとも人気の高い「KC350」の後継モデルです。マイク入力にも対応した4チャンネル・ステレオ・ミキサーを搭載し、複数台の電子楽器を接続することができます。ステレオリンクなる機能を搭載しているため、もう1台の「KC-400」を繋ぐことでPA用のスピーカーとしても使用することができます。
新開発のアンプを搭載したことで「KC350」は120W出力でしたが、「KC-400」は150W出力と大きく改良されているほか、ホーン・ツイーターを採用しているのも変更点であり特徴です。
Roland KC-600
「KC-600」は、180Wのハイ・パワー出力の「KC550」の後継モデルです。マイク入力にも対応した4チャンネル・ステレオ・ミキサーを搭載し、複数台の電子楽器を接続することができます。ステレオリンクなる機能を搭載しているため、もう1台の「KC-600」を繋ぐことでPA用のスピーカーとしても使用することができます。また、4ch入力は音声の出力先を選べるため、スピーカーには流さないでヘッドホンのみ特定の音を流すことも可能です。
新開発のアンプを搭載したことで「KC550」は180W出力でしたが、「KC-600」は200W出力と大きく改良されているほか、ホーン ・ ツイーターを採用しているのも変更点であり特徴です。
Roland KC-990
「KC-990」1台で160W+160Wのハイ・パワーな出力を誇るキーボード・アンプです。12インチのウーファーとツィーターを2基ずつ搭載し、4チャンネルのミキシング機能を装備。コンサート用のキーボードモニターとして使用するケースが多い機種ですが、キーボードだけでなく多目的な簡易PAとしても活用できます。
比較表
KC990 | KC600 | KC400 | KC200 | KC220 | KC80 | |
最大出力 | 320W (160W+160W) |
200W | 150W | 100W | 30W (15W+15W) |
50W |
スピーカー 構成 |
ステレオ (30cm ウーファー× 2 ホーン ・ ツイーター× 2) |
モノラル (38cm ウーファー ホーン ・ ツイーター) |
モノラル (30cm ウーファー ホーン ・ ツイーター) |
モノラル (30cm ウーファー ツイーター) |
ステレオ (16cm ウーファー× 2 ツイーター× 2) |
モノラル (25cm ウーファー ツイーター) |
入力 | ステレオ 4 チャンネル |
ステレオ 4 チャンネル |
ステレオ 4 チャンネル |
4 チャンネル | 3 チャンネル (モノ×1、ステレオ× 2) |
3 チャンネル |
AUX IN | 標準 L/R ステレオ ・ ミニ RCA ピン |
ステレオ ・ ミニ RCA ピン |
ステレオ ・ ミニ RCA ピン |
ステレオ ・ ミニ RCA ピン |
ステレオ ・ ミニ RCA ピン |
ステレオ ・ ミニ RCA ピン |
EQ | 3 バンド (ロー、ミッド、 ハイ) |
3 バンド (ロー、ミッド、 ハイ) |
3 バンド (ロー、ミッド、 ハイ) |
2 バンド (ロー、ハイ) |
3 バンド (ロー、ミッド、ハイ) |
2 バンド (ロー、ハイ) |
エフェクト | リバーブ、コーラス、 トレモロ、ロータリー |
- | - | - | リバーブ、コーラス | - |
ライン出力 | ステレオ (標準 /XLR) |
ステレオ (標準 /XLR) |
ステレオ (標準) |
モノラル (標準) |
ステレオ (標準) |
モノラル (標準) |
サブ ウーファーアウト |
- | ◯ | ◯ | ◯ | - | ◯ |
ヘッドホン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ステレオ リンク |
◯ | ◯ | ◯ | - | - | - |
バッテリー 駆動 |
- | - | - | - | ◯ | - |
寸法 幅×奥行き×高さ |
759 × 470 × 585 mm (キャスター含む) |
590 × 445 × 590 mm (キャスター含む) |
490 × 385 × 470 mm (キャスター含む) |
480 × 295 × 435 mm | 420 × 244 × 320 mm | 420 × 300 × 410 mm |
質量 | 42kg | 29kg | 22kg | 15kg | 7.3kg (電池を除く) |
12.5kg |
発売日
KC-80 / KC-200
2017年10月28日(土)
KC-220
2017年12月15日(金)
KC-400 / KC-600 / KC-990
2018年1月27日
販売価格
KC-80
(税込) ¥38,500 (税抜 ¥35,000)
JANコード:4957054511692
KC-200
(税込) ¥46,200 (税抜 ¥42,000)
JANコード:4957054511708
KC-220
(税込) ¥45,100 (税抜 ¥41,000)
JANコード:4957054511739
KC-400
(税込) ¥63,800 (税抜 ¥58,000)
JANコード:4957054511715
KC-600
(税込) ¥82,500 (税抜 ¥75,000)
JANコード:4957054511722
KC-990
(税込) ¥121,000 (税抜 ¥110,000)
JANコード:4957054511746
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