ディスクリート 4ch マイク/ラインプリアンプ/DI API 3124V / 3124MV

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API( エーピーアイ )が、高品質でコンパクトな4chマイクプリアンプ「3124V」「3124MV」を発売します。

3124V, 3124MVは、どちらもプロのエンジニアの要望を取り入れた設計がなされており、4つの高品質なマイクプリアンプを搭載しています。3124Vは、それに加えて、出力トランスによるフローティングバランス出力持ったオーディオミキサーが追加されているにも関わらず、1Uサイズとリーズナブルな価格を維持しています。どちらのモデルも、コントロールルーム、スタジオ、録音車やライブステージなどの使用に最適です。

3124V

3API 3124+と同じく、3124Vは高品質でコンパクトな4chマイクプリアンプです。

「RE-115K」マイク入力トランスと、すべてのAPIのマイクプリおよび全てのAPIの製品のラインナップで使用されている出力トランスを搭載しています。加えて、3124Vは、可変のアウトプットレベルコントロール、切り換え可能な3:1 アウトプットトランスセレクションを搭載しています。

また、ファンタム電源スイッチを持ち、フロントパネルで各チャンネルごとにオン/オフのスイッチングが可能です。

さらに、マイク、Hi-Z インストゥルメント入力に共通の-20dBパッドスイッチが、フロントパネルに装備されています。

アウトプットレベルコントロールは、どのDAWにも対応できるように、また他の入力レベルが敏感なデバイスにも対応できるように搭載されました。また、3:1 アウトプットトランス タップセレクションは、9.5dBの出力のアッテネーター機能になります。

3124Vは、最大65dBのゲインを持ちます。フロントパネルにあるHi-Z用の入力は、直接オペアンプに接続されます。

エレキギターやベースといった、低レベルで高インピーダンスの楽器の入力を、DIを経由させることなく、レベルを上げることが可能です。このHi-Z入力は+20dBuの入力レベルまで受け付けることができるので、キーボードや他の入力レベルの高い電子楽器にも最適です。マイクプリアンプのアウトプットは、リアパネルのXLRコネクターから出力されます。

3124Vの特長

  • 伝統的なAPIディスクリート回路設計
  • APIオリジナルオペアンプ2520を使用
  • 可変 アウトプットレベルコントロール
  • 3:1 アウトプットトランス タップセレクション
  • 4 x XLRマイク入力
  • フロントパネル 4 x 1/4" Hi-Z インストゥルメント入力
  • フロントパネル 極性反転スイッチ
  • フロントパネル -20dBパッド
  • フロントパネル マイク/インストゥルメント 切換スイッチ
  • フロントパネル 48Vファンタム電源スイッチ

仕様

  • 入力インピーダンス:マイク/1500Ω、アンバランス or Hi-Z/470kΩ
  • 出力インピーダンス:75Ω以下
  • 基準動作レベル:XLRコネクター +4dBu
  • ステレオ出力レベル:アンバランス/-2dBm、バランス/+4dBm
  • 周波数特性:+0,-5,10Hz-20kHz (-0.5@10Hz)
  • 実測ノイズ:-91dBm@+4オペレーション
  • THD:全出力+4dBm時に最大0.03%、+22dBm時に最大0.09%
  • ゲインレンジ:最小10dB、最大65dB(150Ω入力時、20dBパッド含む)
  • 最小14dB、最大50dB (アンバランス入力時)
  • VUメーター:0VU=+4dBu
  • 消費電力:19.2W
  • サイズ:約W483 x H44 x D279 (mm)
  • 重量:約4.7kg

3124MV

3124MVは、すべてのAPIコンソールで使用されているものと同じマイクプリアンプ回路を採用しています。また、「RE-115K」マイク入力トランスと、すべてのAPIのEQで使用されている出力トランスを搭載しています。そして、可変のアウトプットレベルコントロール、切り換え可能な3:1 アウトプットトランスセレクション、48V ファンタム電源スイッチをフロントパネルにチャンネルごとに持ちます。

さらに、マイク、ライン入力共に共通の-20dBパッドスイッチが、フロントパネルに同様にチャンネルごとに装備されています。リアパネルの1/4" フォンジャックは、それぞれのチャンネルで使用可能で、マイクプリのアウトからミキサーの入力の間のインサートとして搭載されています。

アウトプットレベルコントロールは、どのDAWにも対応できるように、また他の入力レベルが敏感なデバイスにも対応できるように搭載されました。また、3:1 アウトプットトランス タップセレクションは、9.5dBの出力のアッテネーター機能になります。

3124Vと同様に、3124MVは、最大65dBのゲインを持ちます。フロントパネルにあるHi-Z用の入力は、直接オペアンプに接続されます。エレキギターやベースといった、低レベルで高インピーダンスの楽器の入力を、DIを経由させることなく、レベルを上げることが可能です。このHi-Z入力は+20dBuの入力レベルまで受け付けることができるので、キーボードや他の入力レベルの高い電子楽器にも最適です。リアパネルのアウトプットはXLRコネクターです。

加えて3124MVは、レベルコントロールが付いたステレオパンポット、およびポストフェーダータイプのAUXセンドが搭載されています。ステレオパンナーを経由した信号とAUXセンド信号は、マスターアウトプットコントロールを経由してリアパネルコネクターに送られます。ステレオAUXリターンは外部エフェクトのリターン用か、追加入力のためカスケード接続されるミキサーのマスターアウトの、入力口になります。

ユニークなステレオAUXリターンポットは、LEFTまたはRIGHTの信号をバランスさせるためのパンナーとしての機能を持ちます。応用としてモノラルリターンにすることも可能です。

3124MVの特長

  • 伝統的なAPIディスクリート回路設計
  • APIオリジナルオペアンプ2520を使用
  • 可変 アウトプットレベルコントロール
  • 3:1 アウトプットトランス タップセレクション
  • 4 x XLRマイク入力
  • 4 x 1/4" アンバランス入力
  • フロントパネル 極性反転スイッチ
  • フロントパネル -20dBパッド
  • フロントパネル マイク/ライン切換スイッチ
  • フロントパネル 48Vファンタム電源スイッチ

仕様

  • 入力インピーダンス:マイク/1500Ω、アンバランス or Hi-Z/470kΩ
  • 出力インピーダンス:75Ω以下
  • 基準動作レベル:XLRコネクター +4dBu
  • ステレオ出力レベル:アンバランス/-2dBm、バランス/+4dBm
  • 周波数特性:+0,-5,10Hz-20kHz (-0.5@10Hz)
  • 実測ノイズ:-91dBm@+4オペレーション
  • THD:全出力+4dBm時に最大0.03%、+22dBm時に最大0.09%
  • ゲインレンジ:最小10dB、最大65dB(150Ω入力時、20dBパッド含む)
  • 最小14dB、最大50dB (アンバランス入力時)
  • VUメーター:0VU=+4dBu
  • 消費電力:19.2W
  • サイズ:約W483 x H44 x D267 (mm)
  • 重量:約5.2kg

発売日

2017年7月10日(月)

販売価格

3124V
(税込) ¥529,100 (税抜 ¥481,000)
JANコード:2370000426048

3124MV
(税込) ¥605,000 (税抜 ¥550,000)
JANコード:2370000359254



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