Audio-Technica ( オーディオテクニカ ) は、最上位に位置する”50シリーズ”の最新モデル「AT5047」を発表いたしました。
「AT5047」は、「AT5040」と同じカプセルを搭載し、新たにトランス出力と特別に調整されたユニットを備えた最高級のカーディオイド・コンデンサーマイクロホンです。
すべてのAudio-Technicaマイクロフォンの中で最も広いダイナミックレンジを誇る「AT5047」は、どんなに大きくまたは小さい音量であっても音源がもつ表情力豊かなキャラクターを捉えます。
トランス結合出力が装備されているため、極端なSPLのソースをキャプチャしてもマイクは一定の負荷出力インピーダンスを維持し、マイクとマイクプリアンプまたはコンソールの入力間に安定した関係が得られるよう設計されています。
InterBEE2017会場にて
「AT5047」は、標準的な1インチ円形ダイヤフラムの2倍となる4つの長方形ユニット(2ミクロン)のダイヤフラムを備えています。また、ディスクリート回路は、多様なマイクプリアンプやコンソールで最大のパフォーマンスと互換性を得るために注意深く選択され最適化。さらに、ユニットをマイクロホン本体から分離させた高度な内部ショックマウント、先進設計された付属の「AT8480」ショックマウントは優れたアイソレーションを提供します。
AT5047 主な特徴
- 広大なダイナミックレンジは、繊細なドラムブラシのサウンドからパワフルなボーカルパフォーマンスまで、楽器や声の豊かな表現力をキャプチャー。
- 4つの長方形ユニット(2ミクロン)をレコーディングにおける最適な性能が得られるよう組み合わせ、標準的な円形ユニットの2倍となるユニットを搭載。
- 最適な音質実現のためのディスクリート電子部品を採用。
- マイクロホン本体からユニットを効果的にフローティングさせる内部ショックマウント。
- アイソレーションを高めるショックマウントAT8480を付属。
- エレガントかつ耐久性のあるアルミと真鍮のハウジング。
- ひとつひとつ手作業による組み立て、徹底した品質管理。
仕様
- 型式:バックエレクトレット・コンデンサー型
- 指向特性:単一指向性
- 周波数特性:20~20,000Hz
- 感度:‒29dB(35.5mV)(0dB=1V/Pa, 1kHz)
- 出力インピーダンス:150Ω
- 最大入力音圧レベル:148dB SPL(1kHz THD1%)
- ノイズ:6dB SPL(A特性)
- ダイナミックレンジ:142dB(1kHz at Max SPL)
- SN比:88dB(1kHz at 1Pa、A特性)
- ファントム電源:48VDC、2.7mA
- 質量:592g
- 寸法 長さ:165.3mm、本体最大径:57.0mm
- 出力コネクター:3ピンXLR-Mタイプ
- アクセサリー対応コード:R10
発売日
未定
販売価格
未定