AKG ( エーケージー / アーカーゲー) は、世界のレコーディングスタジオで使用されるレコーディングのスタンダードマイクとして実績のあるサウンドクオリティをライブ用に特化させたハンドヘルド型の最上位モデル「C636」を発表いたしました。
「C636」は、現代のライブパフォーマンスの要求に応えるために調整された「C535 EB」の後継マイクロフォンです。耐久性のあるハウジングと、スタジオ品質のサウンドもつマイク性能によって、よりライブパフォーマンスに集中することができます。
InterBEE2017にて国内初展示
数分の間、「C636」を試していただくと、このようなマイクを一度も持っていないことに気づくはずです。自社開発の二重ショックサスペンションシステムは、今までのないほどハンドリングノイズを低減。また、最先端のマルチレイヤーのポップノイズサスペンションとフィードバックを排除するカーディオイド極性パターンにより、クリアで完ぺきなパフォーマンスを保ちます。
「C535」コンデンサーマイクの利点を踏襲しながらも、ピュアで透きとおるトーンのためにチューンナップされた「C636」。現代のトップボーカルパフォーマーの要求を満たす性能となっています。
メッシュレイヤーがマイクカプセルの上に被せてあり、さらにポップノイズを低減します。もし、気にならない場合はマグネットになっているので、引っ張るだけで取り外し可能です。
サスペンションがさらに強化されており、ハンドリングノイズを低減。また、「C7」で採用しているオープンスペース・カプセル技術を改良し、さらにハウリングに強い設計になっています。
- 他のマイクとは違うスタジオクオリティーのサウンド
- 均一なカーディオイドパターンはフィードバックを排除
- ハンドリングノイズを排除する独自の二重ショックサスペンションシステム
- 吹かれによるノイズを防ぐマルチレイヤーのポップノイズプロテクション
- ステージの信頼性を高める24金メッキカプセル
- マットブラックとニッケルの2種類のカラーバリエーション
世界的に有名なAKGコンデンサーマイクのクオリティ
70年にわたり、AKGはプロフェッショナルなスタジオ品質のサウンド技術を先駆けて開発してきました。このノウハウを得て開発された「C535」のサウンドを維持しながらも「C636」は、現代的なサウンドをマッチするようカスタムチューニングされたカーディオイドのコンデンサーカプセルを備えています。
ステージ上で高品質サウンドを届けるために
もし、これまで高品質なコンデンサーマイクをステージで使ったことがある方は、その繊細な性能により運用が難しかった局面があることを知っています。C636マイクの独自のダブルショックサスペンションシステムは、最もエネルギーのかかるステージ上でもハンドリングノイズを大幅に低減することができます。また、非常に吸収性の高いゴム製に配置されたカプセルは、構造に基づいた雑音を除去し、バランスを保つことにより、広い周波数範囲にわたって振動を軽減。さらに、カプセルの下の堅固な真鍮レイヤーは安定性を高め、よりクリーンな音響効果を提供するカウンターウェイトとして機能しています。
フィードバックを排除
特別に設計されたサスペンションとグリル、そしてカーディオイド極性パターンが組み合わせることにより、均一な周波数特性をもつカプセルでは難しかったフィードバックを低減します。この独特のアプローチをもつカプセル設計は、フィードバックが起こる一般的な原因であるマイクの裏側に位置する不必要なサウンドの反響音を回避することができます。
3層のポップノイズ保護
AKGのマイクを使用するアーティストが「ポップノイズが邪魔だった」と語ったことを機にポップノイズのないクリアな声を目指しマルチレイヤー・プロテクションシステムの開発に成功しました。この保護システムは、グリルとグリルの背後にあるフォーム層、およびカプセルの上に磁気的に取り付けられたたコンピュータ作成されたメッシュレイヤーで構成されています。このAKG独自の3層保護システムは、この価格帯での他社製マイクにはありません。
AKG C 636 主な仕様
- コンデンサータイプ:3/4インチ バックエレクトレットコンデンサ
- 周波数特性:20〜20kHz
- 等価ノイズレベル:20 dB-A
- 感度:5.6 mV/Pa
- S/N:74 dB-A
- 最大SPL for 1 % THD:150 dB
NAMM 2017 会場にて
発売日
2018年4月11日(水)
販売価格
C636
(税込) ¥103,510 (税抜 ¥94,100)
JANコード:0885038040125