REON( レオン )が、5つのDRIFTスティックに加えディレイを内蔵したマルチモジュレーション・アナログシンセ「driftbox W」を発売します。鮮烈でワイルドなサウンドで定評の同シリーズ中、最強の変調機能を装備したアナログ・シンセサイザーの登場です。
Driftbox W はシリーズ伝統の完全アナログ2VCO+VCF構成にLFOを搭載、最大4つのオシレータを駆使した音作りが可能です。。しかも、すべてのセクションに「DRIFT」ジョイスティックを採用。またフィードバックモジュレーションも可能なディレイエフェクトも内蔵し、より多彩で鮮烈で多彩、予想を超えたワイルドなアナログサウンドを生み出します。
DRIFTスティックによる変調
- VCO1/2:X軸 – 発振周波数、Y軸 – オシレータのボリューム
- VCF:X軸 – カットオフ周波数、Y軸 – VCFモジュレーションレベル
- EFFECT:X軸 – ディレイタイム(最大350ms)、Y軸 – エフェクト出力レベル
- DRIFT:X軸 – LFO周波数、Y軸 – 出力レベル
動作原理
driftboxはVCO1、VCO2によるクロスモジュレーションとVCFの変調という、3ブロックで構成されます。可聴域の周波数によるVCO同士の変調=FM変調だけでなく、VCFを発振させて変調することで、より複雑な変化を持ったサウンドを作り出します。
REONシンセサイザーの生みの親であり、同社社長の荒川氏による即興パフォーマンス
特徴
- 5つの”DRIFT”ジョイスティックによるモジュレーション
- ジョイスティック信号の外部出力端子を装備
- 完全アナログ回路を採用
- 2VCO構成 0.1Hz〜10kHzスウィープ
- ボリュームによる波形選択機能
- -24dB/oct VCF アナログ・ラダー・ローパスフィルター
- WaveクロスフェードLFO搭載
- ディレイ・エフェクト内蔵
- ディレイ・フィードバックによるモジュレーション
- ディレイ・ミックスとディレイのみの2つの出力端子を装備
- オシレータ・クロスモジュレーションとハードシンク
- Ext GATE IN、Ext CV INで操作可能
仕様
製品名称 | DRIFT BOX W |
製品品番 | RE-501W |
電源 | AC100~240V, DC5V, 2A 10W, センター+ |
消費電流/電力 | 760mA/3.8W |
VCF | -24dB ラダー型アナログ・ローパス |
CV 制御電圧 | DC0〜10V (VCO, VCF, VCA), 1V/oct |
GATE 入力/出力電圧 | DC5V (ON時) |
VCO CV 出力電圧 | DC0〜10V |
オーディオ出力インピーダンス | 10KΩ (最大時) |
サイズ (底面) | W150×D100×H55 (mm) |
重量 | 約680g 本体のみ、オプションユニット除く |
使用温度範囲 | 10〜40℃ (結露なきこと) |
driftbox_W(RE501W)
発売日
2017年1月末
販売価格
(税込) ¥66,000 (税抜 ¥60,000)価格改定(2018年1月24日~): (税込) ¥33,000 (税抜 ¥30,000)
JANコード:4533940071756
楽器フェア2016会場にて
DRIFT BOXの初号機と生みの親、荒川氏
写真右側の機材はシーケンサー#楽器フェア pic.twitter.com/cp0o8ljDut
— 島村楽器商品担当 (@shima_md) 2016年11月4日
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