楽譜認識&作成ソフト カワイ(KAWAI) スコアメーカー新シリーズ(スコアメーカー11)発売

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河合楽器製作所 ( KAWAI ) が、楽譜認識&作成ソフトウェア「スコアメーカー」の新シリーズを発表いたしました。また、このバージョンより「スコアメーカー 11」ではなくなり「スコアメーカー Platinum」「スコアメーカー Standard」「スコアメーカー Elements」の3つのグレードとして発売されます。

世界最強の楽譜認識機能(スキャニング)

市販の楽譜をスキャナで読み取った画像やPDFファイルを編集、印刷、演奏できる楽譜認識機能。スコアメーカー最大の特長である「楽譜認識機能」がさらに強化しています。
画像上での直接操作を実現し、複雑なパート構成の楽譜も、簡単に効率よく認識できます。
また、事前に歌詞やコードネーム領域を確定させることでテキスト認識も格段に上昇。スキャン時にピントが合わなかった画像を調整する機能や、最適な解像度を分かりやすく提示するなど、多くの工夫がなされています。さらに見開きの楽譜画像にも初めて対応。見開きのミニスコアがそのまま取り込めるようになっています。その際、スキャンした楽譜が横向きだったり、上下逆転していても自動的に回転するため続けて取り込む時にも手間が省けます。
この他にも、認識手順がすぐにわかるように新しい画面構成を採用、楽譜認識のステップが分かりやすくなっています。

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実際に楽器フェア2016にてスキャニングを試してみました。クリックするとリンク先になります。
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本格的な楽譜作成編集機能

楽譜編集画面の改良
多機能化により分かり難くなってしまう操作性。近年のソフトは機能充実を図る面失われているのが使い勝手です。これはスコアメーカーも同じです。そこで20年かけて多機能化してきたスコアメーカーの楽譜作成機能を、誰でも”簡単に”使いこなせるように編集画面を見直しています。画面の4辺に配置されたバーにより、楽譜の作成、表示や演奏のコントロール、細かな編集作業などの効率が飛躍的にアップしました。

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編集を便利にするツール
曲全体の速度や強弱、音高の変化、拍子の変わり目などを表示するタイムラインパネルを搭載。編集中の楽譜と自動的にリンクするので、目的の場所へワンタッチでジャンプできます。細かい場所の記号をまとめて選択するための「なげなわ選択/ブラシ選択」、ABCなどの音名で音符が入力できる「新ステップ入力」など、便利な新機能も満載。

  • よく使う記号を簡単に選べる新設計のパレット

従来のお気に入りパレットがさらに進化。用途に応じて複数のパレットを使い分けたり、 最近使った記号が即座に選べる履歴パレットを表示させたり、使いたい記号を検索したりできます。

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  • 便利になった右クリック

右クリック時のメニューを徹底的に改良。最近使った記号に切り替えたり、プロパティを変更したりといった操作が、最小限のマウス移動で実現します。

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  • タイムラインで曲全体を把握

画面の下にタイムラインパネルを表示。速度や強弱、音高の変化、調号や拍子の変わり目などの曲全体を見通せます。 編集中の楽譜と自動的にリンクするので、目的の場所へワンタッチでジャンプ。 タイムラインに表示された歌詞(Platinum のみ) や速度記号や強弱記号は、クリックすると楽譜画面上でも選択状態になるので、全体を見渡しながらの楽譜の編集にも便利です。

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  • 画期的ななげなわ選択とブラシ選択

従来の矩形選択ではまとめて選択しにくかった部分も自由に選択できるので、編集効率が大幅にアップ。

  • 新ステップ入力とシャドウ入力採用

従来の鍵盤配列のステップ入力(PC キーボードによる音符入力)に加えて、要望の多かった音名(ABC) キーによるステップ入力に対応。 さらに、矢印キーとEnter キーで入力できる「シャドウ入力」も採用。キーボードでの音符入力効率が劇的に向上しました。

Windowsタブレットとの連携
指またはマウスでなぞった動きに合わせて楽譜の音を確認できる「なぞり演奏」、新たにフリーハンドに対応した注釈書き込み機能、編集可能になった全画面モード(Platinumのみ)など、Windowsタブレットを使うことで、スコアメーカーの新たな魅力を引き出せます。

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上記以外のスコアメーカーの主な新機能

  • 使い方をタイムリーに説明するヒントパネル
  • よく使う機能を登録できるクイックアクセスバー
  • 従来の拡張キットがそのまま利用可能(Platinum のみ)
  • 縦にも横にも最適に配置される新デザインのミキサーパネル
  • ミキサーパネルと楽譜上のマウスの位置が連動
  • マウスの位置にリアルタイムに連動する元画像
  • ステップ入力時の臨時記号自動処理
  • より印刷イメージに近い高精細描画モード
  • 6/8 を2 拍子にカウント可能なメトロノーム(Platinum のみ)
  • スキャン画像の最適な解像度を自動計算してガイド
  • 楽譜認識画面のアンドゥ/ リドゥが大幅に充実
  • 作品タイトルの認識 - プロジェクト名にそのまま反映
  • 問題のある認識画像がすぐにわかる強調表示
  • 複数のPDF 画像を登録して認識可能に
  • 3:2 のような連符の比率表示オプション(Platinum のみ)
  • ポピュラーの楽譜で多用するビート省略に対応(Platinum のみ)
  • 新規作成ウィザードの操作性改善
  • 大譜表の右手と左手のタイミングを自動的に調整
  • bis のテキスト位置を設定可能
  • 自動伴奏スタイルの選択ウィンドウに検索機能を搭載
  • パートテンプレートの用途とプリセットを大幅に追加
  • より使いやすくなった歌詞スタイルリスト
  • 編集可能な全画面モード(Platinum のみ)

スコアメーカー 各グレード簡易比較

細かい比較表はこちら

楽譜認識機能 特徴 楽譜認識 楽譜作成
スコアメーカー Platinum シリーズ最上位グレード
スコアメーカー Standard シリーズ標準版
スコアメーカー Elements シリーズ入門版
楽譜認識機能は基本的な記号に限定

発売日

2016年11月24日(木) ※各グレード4製品共通

販売価格

スコアメーカー Platinum(CMN-AW1)
(税込) ¥52,800 (税抜 ¥48,000)
JANコード:4962864224519

スコアメーカー Standard(CMN-CW1)
(税込) ¥33,000 (税抜 ¥30,000)
JANコード:4962864224717

スコアメーカー Elements(CMN-EW1)
(税込) ¥23,100 (税抜 ¥21,000)
JANコード:4962864224816

スコアメーカー Platinum アカデミック版(CMN-BW1)
(税込) ¥42,900 (税抜 ¥39,000)
JANコード:4962864224618


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