Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ / NI ) より、4デッキのオールインワン型DJシステム TRAKTOR KONTROL S5 が発表されました。
TRAKTOR KONTROL S5 は、去年ジョグホイールを廃したDJコントローラーとして話題となった TRAKTOR KONTROL S8 を小型化したポータブルなプロフェッショナル4デッキDJコントローラーです。
高解像度なディスプレイを搭載し、コンピュータを見ずにミックスに集中することができます。また、先日発表した画期的なファイル・フォーマットである「 STEMS 」ファイルに対応しています。
StemsとRemix Deckをフルコントロール可能なポータブル4デッキTRAKTORコントローラ2基のフルカラーディスプレイは、ソフトウェアの主要な情報とポップアップパネルを表示でき、タッチセンシティブなノブ、ボタンでTRAKTORソフトウェアを直感的にコントロールできます。
主な特徴
- タッチストリップでトラック位置、ピッチベンド操作などが可能。
- トラックのBPMやキーだけでなく、フィルターやFXに瞬時にアクセス可能。
- カスタマイズ可能な2基のFXユニットで、30種類以上のスタジオクオリティのエフェクトとMacro FXを使用可能。
- 16個のカラーパッドでサンプル、キューポイント、スライスのトリガー
- Remixモードへのアクセスが瞬時に可能で、直感的にRemix Deckを操作可能。
- クラブ仕様のオーディオインターフェイスを内蔵し、24bit/48khz対応のクリアーなサウンド。
- マイクプリアンプ付きAUX入力とマイクや追加機材を接続するライン入力を装備。
- メインモニターもしくはサウンドシステム接続用のXLR/RCAマスターと1⁄4インチブースアウトプット。
- 同社DJソフトウェアTRAKTOR PRO 2ソフトウェア付属。
※TRAKTOR PRO 2ソフトウェアは、製品の登録後ダウンロードにてご入手いただけます。
TRAKTOR KONTROL S5 最速レビュー!
実機を見る機会がありましたので上位機種TRAKTOR KONTROL S8との違いをご紹介します!
TRAKTOR KONTROL S5の実機です。サイズは同社DJコントローラーTRAKTOR S4 MK2より一回り大きい程度でTRAKTOR KONTROL S8 と比べると程よくサイズダウンしてます。持ち運びには便利なサイズですね。
上位機種にあたるTRAKTOR KONTROL S8と比べるとツマミ類が省略されています。
TRAKTOR KONTROL S8にはSTEMSファイルとリミックスデッキのボリューム操作は4トラック分のスライダー(縦フェーダー)が搭載されていますがTRAKTOR KONTROL S5では省略されています。STEMSファイルとリミックスデッキのボリューム操作は8つあるパッドの上段4つを使います。パッドを叩くと音が抜き差し(オン・オフ)されます。細かいボリューム調整をする場合はパッドを押しながら上部にあるツマミで操作します。
同じくパッドを押しながら右側にあるツマミを操作するとフィルターをかけることができます。
「フェーダーじゃないとやりずらそうだな」と一瞬マイナスイメージに捕らえそうですが、プレイするスタイルによってはパッドで音の抜き差し(オン・オフ)ができるのは利点です。ボリューム調整をしてロングミックスするプレイスタイルでなければTRAKTOR KONTROL S5のほうが良いかも知れません。
以上簡単ですが参考になりましたでしょうか。より詳しい内容は発売後に展示店舗でお試しください!
TRAKTOR KONTROL S5
発売日
2015年10月1日 ( 木 )
販売価格
(税込) ¥101,648 (税抜 ¥92,408)
JANコード:4042477235246