Waldorf(ウォルドルフ)社はソフトシンセ「PPG Wave 2.2V」「Attack」フィルタープラグイン「D-Pole」をバンドルパッケージにした「Waldorf Edition 2」を発表しました。
Waldorfの象徴的なソフトウェアを1パックに
「Waldorf Edition 2」はウェーブテーブルシンセ「PPG Wave 2.2V」、パーカッション音源「Attack」、フィルタープラグイン「D-Pole」をバンドルにしたパッケージです。この3つのプロダクトによってWaldorf社独特のサウンドを得ることができます。
80年代初期に登場したシンセサイザー「PPG Wave 2.3」のソフトウェア版「PPG Wave 2.2V」
オリジナルの「PPG Wave2.3」は1982年に登場した「ウェーブテーブルシンセシス」と呼ばれる合成方式を採用したシンセサイザーです。64個のデジタル波形をエンベロープやLFOなどでモジュレートすることで、従来のシンセサイザーでは出せなかった幻想的かつ独創性のある音で、他の製品とは一線を画す存在でした。そのシンセサイザーが、ソフトウェア版として蘇ります。
- PPG Wave2.3を忠実に再現
- 32個のウェーブテーブルに64個の波形を内蔵
- テンポに同期可能なアルペジエーター
- 8パート・マルチティンバー
- 2ステレオアウト
- 最大発音数:64ボイス(CPUのスペックに依存する)
- 700以上のプリセット
シンセサイザーのように音を作り込めるパーカッション音源「Attack」
「Attack」は、バーチャルアナログ音源をベースにしたパーカッション・シンセサイザーです。クラシックな80'sサウンドからダンストラックのような90'sサウンド、更には未知のパーカッション・サウンドを作り出すことができます。かつ、演奏中にあらゆるパラメーターを操作することができ、様々な音色変化を得ることができます。
- バーチャル・アナログ・シンセシス
- 24パーカッション・サウンド・キット
- ポリフォニック・ベースサウンド&リードサウンド
- 6ステレオアウト
- 1音色あたり:2オシレーター(FM、リング・モジュレーション)6種類のフィルター、オーバードライブ、フィルターLFO(テンポに同期可能)
- エフェクト:ディレイ、EQ、ドライブ、フェイザー、フランジャー、コーラス、リバーブ
- 最大発音数:64ボイス(CPUに依存する)
- 36パーカッションキット、850プリセット
名機Micro Wave2のフィルターを再現したプラグイン「D-Pole」
「D-Pole」はWaldorf Micro Wave2のフィルター部分をソフトウェアで再現したプラグイン・エフェクターです。フィルタータイプは「ローパス」「ハイパス」「バンドパス」「ノッチ」「レゾネーター」と、非常に多彩な機能を誇っています。単なるフィルターにとどまらず、「サンプルレート・リダクション」「リング・モジュレーター」「オーバードライブ」「ステレオ・ディレイ」と、「D-Pole」一つで非常に多くのエフェクト効果をもたらすことができます。
- マルチモード・フィルター(ローパス、ハイパス、バンドパス、ノッチ、レゾネーター)
- 12dBまたは24dBスロープ
- レゾナンスによって自己発振可能
- オーバードライブ
- リング・モジュレーション
- サンプル・レート・リダクション
- LFOは7000Hzまで可変(テンポに同期可能)
- 最大2000msのディレイを搭載
- ステレオインプット / アウトプット
動作環境
Windows
- OS:Windows 2000/XP 以降
- CPU:Pentium III/AMD Athlon 600 以上
- HD:100 MB 以上
- 対応フォーマット:VST 2.0
Mac
- OS:Mac OS X 10.4 以降
- CPU:1.5 GHz Intel CoreSolo 以上
- RAM:128 MB 以上
- 対応フォーマット:VST2.0、AudioUnit
発売日
未定
販売価格
Waldorf Edition 2
未定