Waldorf(ウォルドルフ)がThe NAMM Show 2015においてユーロラック・ウェーブテーブル・モジュール「nw1 (エヌダブリューワン)」を発表しました。
最新のウェーブテーブルエンジンを搭載し、さまざまな変調を行い画期的なサウンドを生み出すことができるシンセサイザー。なお同社初のユーロラック版シンセということで、注目を浴びています。
ドイツのDoepfer(ドイプファー)社が提唱するモジュラーシンセサイザーの共通規格がユーロラック(EuroRack)です。パネルのサイズや電源のコネクターの仕様を共通化することで、対応する多くのメーカーの製品を組み合わせて、独自のモジュラーシンセサイザーシステムを構築できます。
今回登場するNW1 はWaldorf社初のユーロラック製品で、MICROWAVE、WAVEといったWaldorfが誇るクラシックシンセサイザーから継承されたウェーブテーブルセットを装備しています。つまりこのユニークなウェーブテーブルエンジンを搭載したオシレーターモジュールNW1を導入することで、ご自身のモジュールシステムで強力でカラフルなサウンドが実現します。
アナログモジュールが主流のユーロラック製品群に於いて、このウェーブテーブルシンセサイザーは鮮明でメタリックなカラーを特徴とし、デジタルならではの鋭いトーンの生成に適したパワフルな音源です。
さらにNW1 のサウンドエンジンはユーザーウェーブテーブルの作成も可能としています。様々なソースで実験してみると、予想外のサウンドを創り出せるかも知れません。
nw 1 主な特徴
- 最新の高度なウェーブテーブル・エンジンを搭載
- ポジションとスピードを変調可能なウェーブテーブル・スキャン
- ピッチとは独立したスペクトラル・エンベロープ
- ウェーブテーブルスキャニング時のノイズ量の調整
- クラシック・ウォルドフ・ウェーブテーブル内蔵
- ウェーブテーブルはユーザーレコーディング可能
- スピーチ・シンセサイザー
- 1V/Oct CV入力
- ウェーブテーブル転送、テキストインプット用USBポート
- 3CV入力:モジュレーション、ウェーブテーブル録音可能。
nw 1 主な仕様
- Gate:ウェーブテーブルトラベルとレコーディングのトリガー
- ピッチCV:1V/Oct.、0V~5Vピッチインプット、100kΩインピーダンス
- モジュレーションCV:3系統、-12V~+12Vモジュレーションインプット、100kΩインピーダンス
- 出力:16Vp-p、8Hz~18kHz、470Ωインピーダンス
- USB:ガルバニック絶縁されたUSBインターフェイス
- バス:EuroRack 16ピンコネクター(電源供給、CV、Gate)
- メモリー容量:8MBフラッシュメモリー(うち5MBはファクトリーテーブル)
- 電源: +12V、-12V、150mA
- 外形寸法:162.6mm(32HP)×13.3mm(3U)×25mm (W×H×D)
- 重量 : 500g
発売日
2015年12月25日(金)
販売価格
NW1 (税込) ¥48,400 (税抜 ¥44,000) 価格改定: (税込) ¥39,600 (税抜 ¥36,000)
JANコード:4530027156375 JANコード:4530027156399