Roland(ローランド)はDSD64(2.8MHz)や最高32-bit /352.8 kHzまで対応するオーディオ・インターフェース「Super UA(UA-S10)」を発表いたしました。
アルミダイキャスト製ボディから放たれる最高のサウンドが、すべての人を感動の音世界へと誘います。
SuperUAは、PCMフォーマットのみならず最高5.6448MHzのDSDフォーマットにも対応したUSBオーディオ・インターフェース。新世代DSPエンジン「S1LKi」による入力フォーマットに最適な音声処理で、かつてない高品位なサウンド再生をもたらします。2chのマイク/ライン入力を搭載し、最大6chのマルチ・チャンネル出力にも対応。
音に、デザインに、妥協なきこだわりから生まれたSuperUAは、まったく新しいエクスペリエンスを提供するUSBオーディオ・インターフェースです。
DSD データの再生にも対応
Super UA は最高 352.8kHz の PCM フォーマットのみならず、最高 5.6448MHz の DSDフォーマットにも対応した USB オーディオ・インターフェース。音楽制作はもちろんのこと、ハイレゾ音源のリスニングに至るまで、幅広い用途にお使いいただけます。
※5.6MHzのDSDデータは、2.8MHzのDSDデータにダウン・サンプリングして再生されます。
※352kHz の PCM データは 176kHz の PCM データにダウン・サンプリングして再生されます。
新世代 DSP エンジン「S1LKi」による高品位なサウンド
ローランドが独自に開発した、新世代 DSPオーディオ・エンジン「S1LKi(シルキー)」を搭載しています。通常 DA コンバーター内で行われるアップ・サンプリング/ダウン・サンプリングを、この「S1LKi」で実行することにより、元データのフォーマットに最適化された音楽的な信号処理が実現。あらゆるオーディオ・ソースを曇りなく、透明感あふれるサウンドで再生します。
デザインへの妥協なきこだわり
Super UA は、高級感あふれるアルミダイキャスト製ボディ。素材の質感を活かした美しい仕上がりが特長的で、緻密な精度で追い込んだ金属加工、どこから見ても美しい造形の追求など、そのデザインにも妥協なきこだわりが貫かれています。
スタジオ品質のマイク・プリアンプ回路
付属のブレークアウト・ボックスに搭載された 2ch の出力(XLR)は、本体側の出力とは別に独立して使用でき、最大 6ch のマルチ・チャンネル出力に対応します。
使いやすいシンプルなパネル・レイアウト
手にしっかり馴染む大型ボリューム・ダイアルとモニター・セレクト・スイッチによって、快適なモニタリングが行えます。
操作に追随して発光する LED インジケーター、大型のレベル・メーターを備え、暗所での視認性にも考慮。遅れのないモニタリングが可能なデジタル・ミキサー機能も内蔵しています。
Super UA[UA-S10]の主な仕様
システム | |
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オーディオ再生チャンネル数 | PCM フォーマット= 6 チャンネル、2 チャンネル |
DSD フォーマット= 2 チャンネル | |
オーディオ録音チャンネル数 | PCM フォーマット= 2 チャンネル
※ DSD フォーマットでは録音できません。 |
信号処理 | PCM フォーマット : PC インターフェース= 32 ビット DA コンバーター=1 ビット、32 ビット AD コンバーター= 24 ビット ※「D/A Conversion = 1 bit」の設定が有効になっているとき、DA コンバーター は 1 ビットで動作。 |
DSD フォーマット : PC インターフェース= 1 ビット、DA コンバーター= 1 ビット | |
サンプリング周波数 | PCM フォーマット : PC インターフェース= 352.8kHz、192kHz、176.4kHz、96kHz、88.2kHz、48kHz、 44.1kHz DA コンバーター= 3.072MHz、2.8224MHz、192kHz、176.4kHz AD コンバーター= 192kHz、176.4kHz
※ サンプリング周波数が352.8kHz のとき、チャンネル数は 2 チャンネルに制限さ れ、ASIO/Core Audio のみで再生可能。※「D/A Conversion = 1 bit」の設定が有効になっているとき、DA コンバーターは 3.072MHz または 2.8224MHz で動作。 |
DSD フォーマット : PC インターフェース=5.6448MHz、2.8224MHz DA コンバーター= 2.8224MHz
※ 5.6448MHz の DSD データは、2.8224MHz にダウンコンバートされて再生。 |
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DSD フォーマット再生方式 | DoP version 1.0 |
インターフェース | Hi-Speed USB |
接続端子 | 本体 : PHONES 端子=ステレオミニタイプ、ステレオ標準タイプ LINE OUT A端子= TRS 標準タイプ(バランス) LINE IN 端子= TRS 標準タイプ(バランス) I/O 端子(ブレークアウト・ボックス接続用) USB 端子= USB マイクロ B タイプ DC IN 端子 |
ブレークアウト・ボックス : LINE OUT B 端子= XLR タイプ(バランス) MIC 1 端子、MIC 2端子= XLR タイプ(バランス、ファンタム電源:DC48V 10mA)※1 チャンネルあたりの電流値 | |
コントローラー | MIC 1 ボタン、MIC 2 ボタン、LINE IN ボタン、PHONES ボタン、A ボタン、B ボタン、ボリューム・ダイヤル |
インジケーター | レベル・インジケーター、ボリューム・インジケーター、48V インジケーター |
特性 | |
規定入力レベル(可変) | LINE IN 端子(TRS 標準タイプ)= -28 ~ +4dBu |
MIC 1 端子、MIC 2 端子(XLR タイプ)= -60 ~ -2dBu | |
規定出力レベル | LINE OUT A 端子= +4dBu(バランス)、LINE OUT B 端子= +4dBu(バランス)、PHONES 端子= -2dBu |
最大出力レベル | LINE OUT A 端子= +22dBu(バランス)、LINE OUT B 端子= +22dBu(バランス)、PHONES 端子= +16dBu |
PHONES 最大出力パワー | 200mW+200mW(L+R、40Ω 負荷時) |
65mW+65mW(L+R、300Ω 負荷時) | |
ヘッドルーム | 18dB |
入力インピーダンス | LINE IN 端子(TRS 標準タイプ)= 12kΩ 以上(バランス) |
MIC 1 端子、MIC 2 端子(XLR タイプ)= 6.8kΩ 以上(バランス) | |
出力インピーダンス | LINE OUT A 端子= 600Ω(バランス) |
LINE OUT B 端子= 600Ω(バランス) | |
PHONES 端子= 30Ω | |
周波数特性 | 192.0kHz = 20Hz ~ 60kHz(+0 / -1dB)、20Hz ~ 90kHz(+0 / -5dB) |
176.4kHz = 20Hz ~ 60kHz(+0 / -1dB)、20Hz ~ 80kHz(+0 / -5dB) | |
96.0kHz =20Hz ~ 44kHz(+0 / -0.5dB) | |
88.2kHz = 20Hz ~ 40kHz(+0 / -0.5dB) | |
48.0kHz= 20Hz ~ 22kHz(+0 / -0.5dB) | |
44.1kHz = 20Hz ~ 20kHz(+0 / -0.5dB) | |
残留ノイズレベル | LINE IN 端子→ LINE OUT A 端子= -96dBu typ.(SENS 値:最小、入力 1kΩ 終端、IHF-A、typ.)
※ 内部 Direct Monitor Mixer 設定:INPUT レベル =0dB |
ダイナミックレンジ | AD 部 LINE IN 端子= 112dB typ.(SENS 値:最小) |
AD 部 MIC1 端子、MIC 2 端子= 111dB typ.(SENS 値:最小) | |
DA 部 LINE OUT A 端子、LINE OUT B端子= 118dB typ | |
その他 | |
電源 | DC9V(AC アダプター) |
消費電流 | 1,000mA |
外形寸法 | 本体= 115(幅)×161(奥行)×44(高さ)mm |
ブレークアウト・ボックス= 136(幅)×65(奥行)×42(高さ)mm(コードを含まない) | |
質量 | 本体= 490g |
ブレークアウト・ボックス= 360g | |
ブレークアウト・ボックス・ケーブル長さ | 1.5m |
付属品 | 取扱説明書、AC アダプター、USB ケーブル |
※ 仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
DSDとは ?
DSDとはDirect Stream Digital(ダイレクト・ストリーム・デジタル)の略称。音をデジタル化する方式の1 つで、一般的な PCM フォーマットよりも高い周波数でサンプリングすることが特徴です。各サンプルは 1bit で記録され、そのサンプリング周波数は音楽CD(44.1kHz)の 64 倍である 2.8MHz、あるいは 128倍である 5.6MHz にも及ぶフォーマットが広く用いられています。DSD 形式は、音楽 CD よりも高い精度で記録できることから、主にレコーディングや音楽配信時のフォーマットとして普及が進んでいます。
DSDの詳しい知りたい方はこちら
【今さら聞けない用語シリーズ】ハイレゾ音源とは?DSDって何?
発売日
2015年4月17日(金)
販売価格
(税込) ¥77,000 (税抜 ¥70,000)
(税込) ¥49,500 (税抜 ¥45,000)
JANコード:4957054505905