Teenage Engineeringの「Oplab」は、あらゆるタイプの電子楽器と音楽ソフトウェアを接続する音楽の実験用ボードです。実は二年ほど前に海外では販売されていたのですが、このたびようやく日本での発売が決定いたしました。
「Oplab」はMIDI、CV、USBといったインターフェースを持つ機器同士を接続することができる、まさに「音楽の実験」ボード~キッチンの道具でドラムマシンを鳴らしたり、金属のテープで木琴を作ることもできます~
それぞれの端子に合うケーブルを接続して、様々なデバイスを Oplab でシンクさせましょう。
Oplabのむき出しの部品が損傷するのが心配な方のために、端子の機能がレーザーで刻印された美しいアルミのケースも用意されています。
ドラムパッドからiPadまで
OplabにはUSBホスト・ポートが2つと、mini USBデバイスポートが1つ装備されています。USB経由でMIDIを送信するiPadなどのモバイル・デバイスやコンピューターは、Oplab経由でトリガー信号を送信したり、シンセサイザーのスレーブになったりします。
2 x 12 bitのスイッチ可能なデジタル入力と出力には、ライト、LED、ブザー、モーター、センサーなど、楽器ではないものを相互に接続することができます。これらのデバイスが、音楽とシーケンサーからのMIDIデータでコントロールできるなんて、夢がひろがりますね。
MIDIからCVの簡単なコンバージョン、303と606などのRoland SYNCにも使えます。
インストゥルメンタル・ジャンク?
「まわりに転がっているおもちゃや部品をつないで、電子楽器とシンクさせてみたい。」と思ったことはありませんか?壊れたハードディスクを分解して接続、スクラッチパッドにしてしまう。マウスを接続して、ピッチベンダーにする、など。音楽を演奏するデバイスが、楽器以外にもひろがります。
オリジナルのシンセを作ろう。
ノブ、Pot(ポテンショメータ)、LEDを繋いで、ちょっとしたプログラミングのスキルがあれば、Oplabを中心に、オリジナルのMIDI入出力付き「発音マシン」を作ることができます。開発キットは近日リリース予定です。
というわけで何だか謎の製品(?)に感じる方もいらしゃるかもしれませんが、「Oplab」で何ができるのか?は下記動画でご理解いただけると思います・・・楽しそうですね
Oplabの各端子の名称と基本的な接続を解説します。
発売予定のTap、Flip、Pokeセンサーの使い方。
キッチンの道具でドラムマシンを鳴らしたり、金属のテープで木琴を作ります。
オフィスによくある素材でリボンコントローラーを作り、シンセサイザーを演奏します。
Oplabはどんな物体でもMIDIの楽器に変えます。友達がドラムキットになったり、ソーセージを木琴にしたり?
ハードウェア仕様
端子
- 2xUSBホスト・ポート
- 1xUSBデバイス・ポート
- 2xCV 入力またはアナログ入力
- 2xCV 出力またはアナログ出力
- MIDI In/Out/Thru
- Sync24
- プログラム選択スイッチ
サイズW 92 X H 92 X D 20(mm)、取り付け穴の中心から中心まで、82 x 82(mm)
発売日
2014年6月21日(土)
販売価格
Oplab
(税込) ¥38,500 (税抜 ¥35,000)
JANコード:4533940054919
Oplab alu case
(税込) ¥7,700 (税抜 ¥7,000)
JANコード:4533940054926
お問い合せの際は「【デジランド】を見た」とお伝えいただければ幸いです。