【The NAMM Show 2014】 Arturiaがステップシーケンサー内蔵のMIDIコントローラー「BEATSTEP」を発表

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Arturia(アートリア)社の汎用コントローラーとステップシーケンサーを一体化したコンパクトでユニークなモデル「BEATSTEP」を発表いたしました。一見、単なるパッドコントローラーに見えるArturia BEATSTEPは、今までなかったユニークな機能で新たなパフォーマンスの可能性を提供するユニークなツールです。

もちろんパッドコントローラーとしてもAbleton LIVEなどのDAWでクリップをトリガーしたり、BFDやEZDrummerといったドラムアプリケーションを演奏したりできますし、パラメーターをノブによってリアルタイムに可変することもできます。

しかもシンプルながらパワフルなステップシーケンサーを搭載していることにより、強力なリアルタイムパフォーマンスを可能にします。

またユニークなのは機能だけではなく、コンパクトなボディーから想像できないその接続端子の豊富さ。CV/GATEを使ってアナログシンセサイザーに接続。iPadやコンピューターにはUSB、そしてデジタル機器にはMIDIで接続できます。コントローラーとしてリアルタイムにパラメーターを操作したり、シーケンサーで演奏したりと可能性は無限大です。

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BEATSTEPの主な特長

  • ステップシーケンサーとして

シーケンサーモードのとき、各パッドはシーケンスの1つのステップとして働きます。それぞれに対応するエンコーダーノブが、各ステップのピッチを可変。またシーケンスパターンは16種類までメモリーでき、瞬時に切り替えが可能。

なおシーケンスデータは、MIDI、USB、そしてCV/GATEで同時に出力されるので、アナログシンセ、コンピューター、そしてMIDIハードウェアと様々な機材を制御できます。

  • ドラム/パーカッションコントローラーとして

16個のパッドは、ベロシティとプレッシャーのセンス付き。これにより、すばらしいダイナミクスを誇る、コンパクトなパーカッション/ドラムコントローラーとしてお使いいただけます。各エンコーダーノブには様々なパラメーターをアサインでき、リアルタイムコントローラーとしても秀逸です。

  • 汎用コントロールサーフェスとして

各パッドにはMIDIノートナンバーだけではなく、コントロールチェンジやプログラム/バンクチェンジもアサイン可能。16基のエンコーダー、16個のパッド、16種類のプリセットメモリーなどなど、ライブパフォーマンスでもスタジオアプリケーションでも使い方は何通りもあります。もちろんDJのパフォーマンスにもお勧めです。Apple Camera Connection Kit経由でiPadに接続すれば、可搬性に優れた超小型のミュージッククリエイションシステムをすぐに構築できます。

BEATSTEPの主な仕様

  • 16個のベロシティセンス/プレッシャーセンス付きパッド
  • 16基のエンコーダー
  • 16種類のMIDIコントローラープリセット
  • 16種類のシーケンスプリセット
  • 内部クロック、また外部クロックに同期
  • CV/GATE出力
  • USB入出力
  • MIDI出力
  • MIDI CC、MMCを送信するトランスポートボタン
  • USBクラスコンプライアント(ドライバーインストール不要)
  • Apple iPadに使用可能(別売のApple Camera Connection Kitが必要)
  • USBバスパワーで動作
  • USBパワーアダプター(別売り)使用時にはスタンドアロンMIDI/CVコントローラーとして動作(MIDI端子は付属のケーブルで用意されます。USBケーブルも付属)
  • 軽量、コンパクトなボディーサイズ(324mm x 127mm x 27mm、900g)

※付属の“MIDI Control Center”ソフトウェアで、各操作子やシーケンサーを自在に設定できます。

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発売日

2014年4月4日

販売価格

BEATSTEP

(税込) ¥18,150 (税抜 ¥16,500)
JAN:4959112151932

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