Sony Creative Software社より業界標準オーディオ編集ソフトウエア最新版「SOUND FORGE PRO 11」がまもなく発売されます。
SOUND FORGE PROソフトウェアは放送業界、ゲーム業界など「音」を取り扱うあらゆるアプリケーション現場に於いて、業界標準ツールとして多くのユーザーを誇るソフトウェアです。
わかりやすいユーザーインターフェースとほぼ考えうる処理機能、そして数多くのオーディオファイルフォーマットに対応している点も「業界標準」たる所以です。特に膨大なオーディオファイルに同一の処理を施し保存することを自動化する“バッチコンバーター”機能は、業務用オーディオ編集ソフトウェアにはなくてはならない機能として大きな評価を得ています。
多くの新機能が追加された他、SPECTRALAYERS PRO 2との連携が強化され、波形による編集とスペクトラムによる編集の2通りのオーディオ編集をシームレスに行うことができます。
SOUND FORGE PRO 11の主な新機能
ワンタッチ録音
インターフェースが一新され、ワークスペースにいたままモードを変更することなく、すぐにいろいろな方法による録音が可能。プリロール/ポストロールを設定することでより確実な録音を可能にしています。ループ範囲を指定して複数テイクの収録ができ、複数テイクはアンドゥー/リドゥーにより、録音後の選択が可能。
他にもマーカーで範囲を指定したパンチ録音もできます。なお録音中は画面上に波形が描画され、目と耳で録音状態を確認できます。
SPECTRALAYERS 2との連携
SOUND FORGE PRO 11とSPECTRALAYERS 2との間でのデータ転送が簡単にでき、異なる手法を用いたオーディオ編集が相互に行えます。例えば大きなファイルをSOUND FORGE PRO 11で開き、任意の選択範囲をSPECTRALAYERS 2へ転送。ユニークなスペクトルインターフェースによって編集されたオーディオをサンプル単位の精度でSOUND FORGE PRO 11に戻せます。さらに編集、処理を行ってファイナライズできます。
入力バスエフェクト
入力バスにプラグインエフェクトの使用が可能になり、録音時よりつくり込んだサウンドを収録できます。
Broadcast Wave File のサポート強化
BEXT BWF バージョン2.0、iXMLをサポートし、オートフィルと検証オプションのほか、BWFデータの自動修復機能が含まれています。
新しい波形表示オプション
現在の編集位置を正確に、かつ容易に把握。特定の位置に瞬時にジャンプしたり、任意の位置を試聴するのにもたいへん便利です。
iZotope社Nector Elementsプラグイン付属
ボーカル処理に定評がある、iZotope社製Nector Elementsプラグイン(129 ドル相当)を同梱。ロック、ポップス、フォーク、ソウル、ボイスオーバー、会話などの幅広いジャンルのスタイルプリセットを含み、簡単にハイエンドのボイス処理が行えます。
CALMメーター対応
新しいメソッド、CALM(Commercial Advertisement Loudness Mitigation Act)互換のメーター機能により、オーディオのダイナミックレンジをこの新しいルールに則って最大限に引き上げることができます。
イベントモードの強化
特定の範囲をイベント化。イベント中のマーカーやエンベロープを固定した状態で、高速な編集が可能。
新しい復元/修復ツール
iZotope社製の新しい復元および修復ツールを搭載。Declipper、Denoiser、Declickerの3つのツールで、不要な音を簡単に効果的に除去します。
新しいプラグインチェーン
フローティングタイプの新しいウィンドウを用意。プラグイン処理のあらゆる要素にワークスペースから直接アクセスできます。
発売日
2013年12月16日(月)
販売価格
SONY / ソニー SOUND FORGE PRO 11 オーディオ編集ソフト 【国内正規品】
販売価格: (税込) ¥51,480 (税抜 ¥46,800)
JANコード:4530027158843
SOUND FORGE PRO 11アカデミック版: (税込) ¥32,780 (税抜 ¥29,800)
JANコード:4530027158836