Pioneer DJ 「Serato DJ」をダイレクトに接続できるDJミキサー「DJM-900 SRT」発表!

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は記事更新時点のものとなります。

© Shimamura Music. All Rights Reserved. 掲載されているコンテンツの商用目的での使用・転載を禁じます。

djm_900srt_main

Pioneer(パイオニア)より「Serato DJ」をダイレクトに接続できるUSBサウンドカード搭載の4チャンネルDJミキサー「DJM-900SRT」が発表されました。

「DJM-900SRT」はUSBサウンドカード搭載した4チャンネルDJミキサーです。同梱されるコントロールディスク(CONTROL VINYL または CONTROL CD)で最大4つのプレイヤーを接続して「Serato DJ」をコントロールすることができます。

また、各フェーダーは高性能フェーダー搭載し、クロスフェーダーにはヒップホップなどのジャンルでは重要のスクラッチプレイに対応するフェーダーを新たに搭載しております。

大人気の「Serato DJ」の採用ということもあり、新定番のクラブDJミキサーになりそうです。

djm_900srt

「DJM-900nexus」と比較

  • 「TRAKTOR SCRATCH」ソフトウェア → 「Serato DJ」ソフトウェアに変更
  • LINE×2(RCA)、PHONO×2(RCA) → PHONO×4(RCA)に変更
  • 「DJM909」などで採用した非接触光学式クロスフェーダーを採用

「DJM-900SRT」主な特徴

  • シンプル接続で「Serato DJ」を使ったDJプレイを行えるUSBサウンドカードを内蔵
  • 楽曲の幅広いアレンジを実現するさまざまなエフェクト機能を搭載
  • 原音に忠実な再生を実現する高音質設計
  • 高い耐久性と操作性を実現した高性能フェーダーを搭載
  • 確実なエフェクトパフォーマンスを可能にする「PRO DJ LINK」機能

シンプル接続で「Serato DJ」を使ったDJプレイを行えるUSBサウンドカードを内蔵

pic_djm_900srt_01

「DJM-900SRT」は「Serato DJ」の操作に必要な信号を入出力するためのサウンドカードを内蔵しているので、外付けのサウンドカードを使用せずに、USNケーブル1本でPCと接続するだけで「Serato DJ」を操作することができます。同梱のコントロールディスク(CONTROL VINYL CONTROL CD)からの操作信号をサウンドカード経由でPCに出力し、最大で4つのプレーヤーを接続して「Serato DJ」を使ったDJプレイが可能です。また、「Serato DJ」から楽曲のBPM情報と拍位置情報を取得することができるので、「BEAT EFFECT」操作のタイミングがずれたときでも、エフェクトがビートに合うように自動的に修正します。

楽曲の幅広いアレンジを実現するさまざまなエフェクト機能を搭載

djm_900srt_01

ノブを回すだけでさまざまな効果を加えることができる6種類の「SOUND COLOR FX」を搭載しています。再生している曲のテンポ(BPM)に連動した効果を加えられる13種類の「BEAT EFFECT」と組み合わせることで、多彩で独創的なリミックスを実現します。また、「BEAT EFFECT」に搭載している「X-PAD」を使って、指でなぞるだけの直感的な操作で複数のパラメーターを同時に操作できます。

原音に忠実な再生を実現する高音質設計

DJミキサーのフラグシップモデル「DJM-2000nexus」と同じオーディオ入出力回路を搭載することで、原音に忠実な音を実現しました。32bit D/Aコンバーターなどの高音質パーツを採用することにより、マスター出力だけでなく、ヘッドホンやブース出力の音質まで大幅に向上しています。また、高性能32bitデジタル・シグナル・プロセッサーの採用により、デジタルノイズを抑制しただけでなく、高音質バランスドハイブリッドオペアンプや完全バランス出力回路の採用により、アナログ回路上のノイズも低減しています。

高い耐久性と操作性を実現した高性能フェーダーを搭載

djm_900srt_05

クロスフェーダーとチャンネルフェーターに、フェーダーノブを2本の金属シャフトで支持するスライド構造を採用することで、ぐらつきのない滑らかな操作を実現するとともに、高い耐久性を実現。また、液体や粉塵によるフェーター内部への影響も最小限に抑えています。クロスフェーダーにはスクラッチプレイに対応するため、独自開発の磁気方式を採用し、操作可能回数1,000万回以上の高い耐久性を実現しました。チャンネルフェーダーは、「DJM-750」に比べて約3倍の操作耐久性を実現しています。

確実なエフェクトパフォーマンスを可能にする「PRO DJ LINK」機能

pic_djm_900srt_07

「PRO DJ LINK」対応のパイオニア製DJマルチプレーヤーと「DJM-900SRT」をLANケーブルで接続することにより、プレーヤーから楽曲のBPM情報と拍(テンポ)位置情報を取得することができます。(楽曲管理ソフトウェアrekordboxで解析した楽曲のみ)

「BEAT EFFECT」操作のタイミングがずれた時でも、エフェクトがビートに合うように自動的に修正し、再生中の楽曲のリズムを崩すことなく確実なパフォーマンスを行えます。

その他の特長

  • 出力音声レベルが過大になった場合でも、マスター出力の楽曲の歪みを抑えて再生するピークリミッターを搭載。
  • ビート単位で周期的に変化するMIDI※4信号で外部機器(DJソフトウェアやエフェクターなど)をコントロールできる「MIDI LFO」機能を搭載。
  • 本機のほぼすべてのつまみやボタンの操作情報を、MIDI信号でDJソフトウェアやエフェクターなどの外部機器に送信し、本機と外部機器を同時にコントロールできる「フルアサイナブルMIDI」機能を搭載。
  • 切り替え式の3バンドイコライザー(+6dB~-26dB)と3バンドアイソレーター(+6dB~-∞dB)を各チャンネルに搭載。
  • チャンネルフェーダーノブとクロスフェーダーノブに、ロック機構を施した「P-LOCK Fader Cap」を採用。プレイ中にノブが外れることを防ぎます。
  • 操作状況と入力信号を自動認識し、無操作や無入力状態が一定時間を超えると電源をスタンバイ状態に切り替える、環境に配慮した「オートスタンバイ」機能を搭載。

主な仕様

djm_900srt_R

対応ソフトウェア Serato DJ
チャンネル数 オーディオ 4チャンネル、 マイク 2チャンネル
入力端子 CD/LINE×4(RCA)、PHONO×4(RCA)、DIGITAL IN×4(COAXIAL)

MIC×2(天面XLR&1/4 inch PHONE兼用×1、1/4 inch PHONE×1)

出力端子 MASTER OUT×2(RCA×1、XLR×1)

BOOTH OUT×1(1/4 inch PHONE)

HEADPHONE MONITOR OUT×1(天面1/4 inch PHONE)

REC OUT×1(RCA)

DIGITAL OUT×1(COAXIAL)

その他の端子 SEND×1(1/4 inch PHONE)、RETURN×1(1/4 inch PHONE)

MIDI OUT×1(5P DIN)、USB×1(天面B端子)、LINK×1(LAN端子)

サンプリングレート 96 kHz
D/Aコンバーター 32 bit (MASTER D/Aコンバーター)
A/Dコンバーター 24 bit
周波数特性 20 Hz ~ 20 kHz
全高調波歪率 0.004 %以下
S/N比 107 dB以上(CD/LINE)
ヘッドルーム 19 dB
使用電源 AC 100 V (50 Hz/60 Hz)
消費電力 42 W
最大外形寸法 331 mm (W) × 404 mm (D) × 108 mm (H)
本体質量 7.1 kg

 

 Serato DJシステム要件

対応OS(Windows) Windows 7

32-bit : (CPU) Intel 2.0 GHz Core 2 Duo / (メモリー) 2 GB

64-bit : (CPU)Intel 2.4 GHz Core 2 Duo / (メモリー) 4 GB

対応OS(Mac) Mac OS X v10.8.4/10.7.5/10.6.8

32-bit :(CPU) Intel 2.0 GHz Core 2 Duo / (メモリー)1 GB

64-bit :(CPU) Intel 2.4 GHz Core 2 Duo /(メモリー)4 GB

ディスプレイ解像度 1,280×720以上の解像度

発売日:2013年10月18日(金)

販売価格: (税込) ¥280,500 (税抜 ¥255,000)

JANコード:4988028233746


↑ページトップ