【無料ソフト】Rob Papenプラグイン専用のスタンドアロンプレイヤー「RP-Dock」を使ってみました。
独特なサウンドと個性的なインターフェースで話題のRob Papenシンセサイザー。これまでRob Papen製品のシンセとエフェクトは、AU、VST、RTAS、AAXなどのプラグイン起動専用ソフトでしたので、DAWホストホストアプリ上で動作させることが必要でした。したがって音色作成を行う場合などでもいちいちDAWソフトを立ち上げないと行かなかったわけですね。
Rob Papen eXplorer II
「Rob Papen好きなんだけどチョット面倒くさいなあ~」と思っていたそんなあなたに朗報です。Rob Papenプラグイン・スタンドアロンプレイヤー「RP-Dock」(無料)がリリースされております!!
Rob Papenプラグインをスタンドアロンで手軽にプレイ
「RP-Dock」をインストールすれば、Rob Papenプラグインをいつでも手軽に立ち上げて使用することができます。しかも「RP-Dock」は簡易的なレコーダー/プレイヤーを装備しているので、その場で思いついたフレーズをスケッチしておいたり、バッキングトラックを流しながら演奏したりといったことができます。
さっそくディリゲントさんのウェブサイトからダウンロードして試して見ることに(現在はMac版のみで、近日中にWindows版を公開予定とのこと)
インストールは数十秒で終了。インストール後「アプリケーション>Rob Papen>「RP-Dock」内にあるアプリ「RP-Dock.app」をクリックして起動します。
起動後の画面
「RP-Dock」はRob Papenのデモ・バージョン・ソフトウェアでも使用可能ですので、デモバージョンを試す時にはこのRP-Dockも同時にダウンロード/インストールしておくと便利ですね。
各種プラグインは左側のプルダウンメニューで選択します
オーディオ・インターフェース出力やサンプルレートなどは鍵盤上部のウィンドウで設定可能です。マニュアルいらずの簡単設定ですね〜
さっそくSubBoomBass.vstプラグインをたちあげて内蔵シーケンサーで音色を作ってみました。
お手軽超便利なレコーダー機能
レコードボタンを押してレコーディングを開始。終了すると演奏データがWAVで保存されます。
これはアイデアスケッチ等に重宝するのではないでしょうか?フレーズネタ・ライブラリー製造機としても使えるわけですね。
☆
Rob Papenのシンセは個性的というか、独特のクセがあるのですが、それが逆に多くのクリエーターを惹きつけてやまない魅力でもあるのでしょう。
皆さんもまずは、体験版を試してみてはいかがでしょうか?
【RP-Dock スペック】
テンポ・セッティングと録音/再生が手軽に行えて、サンプリング・レートは44.1kHzから最大で96kHzまで選択することができます。
MIDI入力を装備し、コンピュータに接続されている全てのMIDIコントローラの信号を受信。MIDIチャンネルの選択も可能。
※ 現在はMac版のみで、近日中にWindows版を公開予定
※ 対応OS : Mac OS X 10.6以降
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