2.トラック修正編
03.オリジナルトラックの確認
全員が集合し、早速各々が準備を進めていきます。全員が集まった段階で本日の流れを説明し、まずはスタジオ環境でオリジナル音源を確認。
04.オルガントラックのピッチ補正
この作品はこれはこれで完結している秀逸な作品なのですが、細かいところでピッチのずれが気になった、と鎌田氏。「オルガンについて最初ピッチがフラットして聴こえたため、原因を追究したところ、ギターとのピッチの関係性が良くないことに気づき、ピッチを17cent上げてみました。その結果、よどんだ感じがなくなり、オルガン全体の音量を上げることが可能になりました(鎌田氏)」
単純に全体の音量バランスをとるだけでなく、ハーモニーをしっかり合わせるすることによって、音量の上げる余地ができ、各楽器のアンサンブルを際立たせることができるとのことでした!
05.ギタートラックの修正解説
また、ギターのコードの構成音が「当たっている」部分があり、その音符のみコード・トーンに寄せて修正を施し、音量を下げました。Celemony Melodyneのポリフォニック素材の処理機能を使って、コード内の当たっている音のみピッチを修正します。
この他、ヴォーカルに関してもピッチが若干低くなっている箇所を修正。また、いくつかの音が小さいトラックに関しては、ゲインアップ修正が行われました。