カシオブースでは電子ピアノを中心に展示されております。
ステージピアノ「PX-5S」
カシオといえば光る鍵盤などポータプル・キーボードをイメージされる方も多いと思いますが、
ただ今回目立っていたのはモバイルアプリ(OS未定)。6つものアプリが参考出展されておりました。
その中で一際マニアックなのを発見。CASIO「CZ-101」を再現するアプリですって。
CZアプリ
「CZ-101」は1984年にリリースされた同社のPD音源方式のシンセサイザーCZ-101の流れをくむモバイルシンセアプリです。CZシリーズといえばYMOの高橋幸宏氏もCMに出演していたことで有名ですが、それが30年に月日を経てこのたびモバイル端末で蘇ったというわけです。PD音源方式はPhase Distortionの略で、その名の通り位相を歪ませる事によりさまざまな音を生み出す方式です。非常に独特な音作りのマナーでしたがデジタルながらファットで温かみのあるサウンドは評判になりました。
実機の「CZ-101」も展示されておりました。
音楽あそびアプリ
見た目は子供向きですが意外と本格的なアプリ。
基本的には音楽に合わせてリズムや声などを鳴らして楽しめるアプリですが、その鳴らす音は自分で録音して楽しめるとのこと。難しく?言えばサンプリングしてパッドにアサインできるわけです。しかも、エフェクトが搭載しており、その音をタッチパッドなるフライパンで指でなぞりながらリアルタイムでピッチ変換できるという優れもの。
まだ開発途中ということもあり実際には試せませんでしたが、このような機能を子供が手玉に取るように使いこなせていたらと思うと…。すごい時代です。
簡単自動作曲アプリ
こちらは中学生から高校生を対象としたアプリ。
使い方は簡単で譜面に楽譜を2小節入力すると、あとは自動作曲してくれます。
入力は画面の鍵盤から入力することもできますし、対応したキーボードをつなぐ事で鍵盤で入力することもできます。
Music Practice Tool
こちらは既に発売されているアプリ。
メトロノーム/チューナー/レコーダーが一体化していて、楽器練習に役立ちます。