【楽器フェア】YAMAHA/ヤマハ ブース レポート ボカロPが新Vocaloid4を説明してくれる!

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ヤマハブースでは、同社ブランドであるシンセサイザーや電子ドラム、ボーカロイド製品のほかに、Line6やSteinbergなどが展示されております。

シンセサイザーコーナー

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電子ドラムコーナー

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Line 6 インターフェースコーナー

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iOSアプリ「CUBASIS」コーナー

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ボカロネットコーナー

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ボーカロイドコーナー

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ヤマハシンセサイザー40thアニバーサリー

ヤマハシンセサイザー第一号機「SY-1」発売から、40周年を記念してWEBサイト"ヤマハシンセ 40th Anniversary"特設ページが公開されているのはご存知かと思います。ヤマハブースではヤマハシンセの歴史を切り開いてきた今ではビンテージといわれる名器シンセサイザーの実機が展示されております。しかも!弾くことができるのです。全機種ではないのですが「CS-60」や「FM-7」が音が出せるようにセッティングされております。

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1974年に発売されたモノフォニックシンセサイザー「SY-1」

発売当時の価格は¥200,000(税抜)

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8音ポリフォニックのアナログシンセサイザー「CS-60」

発売当時の価格は¥585,000(税抜)

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1982年に発売されたコンパクトなアナログシンセサイザー「CS-01」

発売当時の価格は¥32,000(税抜)

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1983年に発売されたFM音源のシンセサイザー「DX-7」

発売当時の価格は¥248,000(税抜)

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1986年に発売されたDX7にフロッピー・ディスク・ドライブを実装し、MDR機能を搭載した「DX7IIFD」

発売当時の価格は¥298,000(税抜)

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1993年に発売された物理モデルのシンセサイザー「VL1」

発売当時の価格は¥470,000(税抜)

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Vocaloid 4

ボーカロイドのコーナーでは、楽器フェアに合わせて発表されたVocaloid 4エンジンが採用された『VOCALOID4 Editor』『VOCALOID4 Editor for Cubase』のエディター、そして第一弾の歌唱ライブラリ『VOCALOID4 Library VY1V4』が試せるようになっております。

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ボーカロイド4が設置された各デスクには有名ボカロPがスタンバイ。新規機能を中心にかなり詳しい説明を聞くことができます。

ボカロ曲を見ていてちょっと作ってみたいな…と興味がある方はもちろん、ボカロPに会いたいといった方も、みなさん優しい方ですので話しかけてみてはいかがでしょうか。

楽器フェア2014にボカロPがやってくる!

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm24943519

黒田亜津さん

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数々の有名な曲を制作されているボカロPさん。Vocaloid4の変更点、機能のポイントを分かりやすくご説明いただけました。

一番の魅力はクロスシンセシス機能。今までのVocaloid3はボカロを切り替えて歌わせても"なじむ"ことは難しかったのですが、この機能は思い描いたように可変することができるので、歌の一部分のみだけに表情の異なるライブラリを歌わせたりと、今までよりも歌唱の表現性をさらに上げることができ、また非常に簡単に操作性できるという点も便利になったとのこと。

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おとなラPさん

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さまざまボカロを使って楽曲製作されており、また通常のボーカロイドを使って喋らせたり"咳払い"などの歌声以外の表現も制作されているボカロPさん。

今回ボーカロイドのアップグレードした点ではグロウル機能に注目されており、例えば咳払いを再現しようとした時に、今までは「エヘン」という表現だったが、グロウルを用いることにより「エ"ヘン」「ヴェヘン」(擬声語で説明するのは難しいですがアニメのような可愛い咳払いではなく本当の咳払いみたいな感じ…と言えばいいでしょうか)というような表現にすることが可能になると、実際にその使い方をご説明していただけました。(下写真:左が今までの咳、右がグロウルを用いた咳)

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かごめPさん

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幅広いジャンルの曲を制作されているボカロPさん。また、他のPさんのミックスやマスタリングを手がけていることでも有名ですね。

今回ボーカロイドのアップグレードした点ではグロウル機能とクロスシンセシス機能に注目。ヤマハ的には語尾にかけて演歌の曲で使うとこぶしのような、そういったビブラートとはまた違う"うなる"ような効果として発表されましたが、グロウルを歌の頭にかけることでアップテンポな曲であれば勢いを出るような歌声にすることができるなど、ちょっとしたテクニックを教えていただけました。

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Spacelectroさん

EDMなどダンスミュージック曲を中心に作曲/アレンジされているボカロPさんです。写真はNGでしたが、お話しは丁寧かつ分かりやすくに聞くことができました。

上記の方と同じようにクロスシンセシス機能、グロウル機能がやはり改良点のポイント。それ以外に鍵盤を弾かれるとのことでリアルタイムレコーディング機能が嬉しいとのこと。やはり操作性がよくなると早さはもちろん打ち込みのモチベーションも上がりますね。

ボーカロイド 4 の発売は2014年12月下旬を予定しておりますが、現行のVocaloid3を購入しても無償でアップグレード可能です。

ボーカロイド 2の歌唱ライブラリをお持ちの方はVocaloid3を購入しアップグレードした方がそのまま利用できるなどといった機能の差がありますので、お早めが良いと思います。

Vocaloid 4の詳細はこちら

https://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2014/11/39382

Line6 SONIC PORT VX

以前発表され、話題となっている「SONIC PORT VX」が先行展示されております。

Line6 「SONIC PORT VX」の詳細はこちら

https://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2014/11/34466

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