生産の都合上、惜しまれつつ生産完了となったフラグシップシンセ「KRONOS」の後継機であるニュー「KRONOS」(以下:KRONOS2)が先日発表され、コルグブースに先行展示されております。
KRONOS2の最大の特徴はピアノ音源「SGX-2」の搭載。SGX-1のジャーマン・グランド、ジャパニーズ・グランドのすべてを継承しさらに新たに重厚感のあるベルリン・グランドが内蔵されております。
12段階の細かいベロシティ層やストリング・レゾナンスを搭載し、ウナ・コルダ(ソフト・ペダル)にも対応していることにより、外部ペダルを繋ぐことによりソフト・ペダルによる演奏が可能になっております。
KRONOS2の詳細はこちら
https://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2014/11/38937
外観も変更されており、ブラックを基調としたカラーデザインにウッドサイドパネルを採用したオシャレなルックスに。
まもなく発売されますので、ぜひその前に試奏してみてください。
ステージではミトカツユキさん、和田建一郎さんによるパフォーマンスが披露されておりました。
300台限定のけいおん!スペシャル ショルキー
アニメ「けいおん!」放送5周年を記念してショルダーキーボードRK-100Sの"けいおん!スペシャルモデル"「RK-100S-MG」が楽器フェアと同時に発表されました。
琴吹 紬(ことぶき つむぎ/通称 ムギちゃん)がアニメで使っていたことでも有名な「RK-100」のコラボモデル。アニメ第1期OP「Cagayake!GIRLS」や琴吹紬のイメージソング「野生の情熱」などの楽曲のシミュレートプログラムを20種類内蔵しており、また、特製クリア・ポスターや特製ストラップ、特製ソフトケースが付属しているとのこと。
内蔵プログラム(抜粋)
- Cagayake!GIRLS(テレビアニメ第1期オープニングテーマ)
- Happy!?Sorry!!(Cagayake!GIRLS カップリング曲)
- Don't say "lazy"(テレビアニメ第1期エンディングテーマ)
- GO!GO!MANIAC(テレビアニメ第二期 前期 オープニングテーマ)
- Diaryはフォルテシモ、野生の情熱、など
ちなみに上画像のポスターをよく見ると、むぎちゃんのうしろに写っている建物からしてこの撮影場所はコルグ本社前。
予約解禁はもう少し先になりますが、気になった方は数量がとても少ないので定期的にチェックですよー。
ショルダーキーボード「RK-100S けいおん!スペシャル」の詳細はこちら
https://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2014/11/39591
iOSアプリ「Module」発表
コルグの開発中のiOSアプリ「Module」がひっそりと展示されておりました。
この「Module」はiPadを音源モジュールとして利用できるように開発されたアプリです。iPadとインターフェース、MIDIキーボードなどと一緒に使うことでステージでも使用できるようにこだわった仕様。
わかりやすくカテゴライズされたプリセットから選ぶだけで音色をスムーズに呼び出すことができます。
内蔵している音色だけでも豊富なのですが、さらに音源をアプリ内課金で追加することもできます。
最初リリースされるのはSynthogyのピアノ音源とKORGのエレピ音源。
追加モジュールのひとつSynthogy「Ivory」はMAC/PCのソフトウエア・シンセサイザー・プラグインとして有名ですので、使っている方も多いのではないでしょうか。
MIDIキーボードとのタッチの相性もあるので、ベロシティカーブもアプリ内で設定することが可能です。
ステージで使うだけでなく、ピアノ練習としても使えるように録音機能やiPad内に入っているiTunesライブラリと一緒に演奏することもできます。
さらに、iOS8.1やMAC OS X Yosemiteで公開されたBluetooth MIDIの利用も可能とのこと。ただ、まだ対応するMIDIキーボードの方がないですね…。
「Module」のリリースは2014年11月下旬(来週)とのことですので、ぜひ、その前に会場でチェックしてみてください。
moog Sub37
NAMM Show 2014で発表され海外だけでなく国内でも話題となっているmoog「Sub 37」が先行展示されております。
これは発売を首長くして待っている方も多いのではないでしょうか。
触れてみましたがやたら太いサウンド。2オシレーターで鳴らしているのかと思ったらかこれが1オシレーター音色。2オシレーターにしたら更にとてつもない分厚いサウンドになりました。
フィルターのキレも非常にシャープ。これはヤバイ。コルグブースの中でも必見です。
「Sub 37」の詳細はこちら
https://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2014/01/18176
そのほか展示コーナー紹介
2014年9月に発売されたmoog「THEREMINI」も展示中。実機が試せるところが少ないからか試奏する方が多いです。
moog「THEREMINI」の詳細はこちら
https://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2014/01/18178
ヒット商品「Clip Drum Kit」や「WAVEDRUM mini」、奥には「WAVEDRUM Global Edition」も試奏できます。
さまざまな物をクリップではさむことにより遊べる「Clip Drum Kit」。食器などを使って実際に体験できるようになっております。
KORG「Clip Drum Kit」の詳細はこちら
https://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2014/09/33484
つい先日(2014年10月末)に発売された「VOLCA-SAMPLE」も試せます。
KORG「VOLCA-SAMPLE」の詳細はこちら
https://info.shimamura.co.jp/digital/review/2014/10/37649
もちろん、今月(2014年11月)に発売されたばかりの新エレクトライブ「electribe 2」も。
KORG「electribe 2」の詳細はこちら
https://info.shimamura.co.jp/digital/newitem/2014/09/33536
こちらはnordコーナー。
過去のカオスパッドシリーズやリズムマシーンギアが勢ぞろい。今となっては貴重ですね。
ニンテンドー3DSでバーチャルアナログシンセが楽しめる「KORG DSN-12」も試奏できます。
ギター関連製品の楽器フェアレポートはこちら
https://info.shimamura.co.jp/guitar/feature/gakki-fair2014-21-korg/