Native Instruments TRAKTOR KONTROL Z1 レビュー

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は記事更新時点のものとなります。

© Shimamura Music. All Rights Reserved. 掲載されているコンテンツの商用目的での使用・転載を禁じます。

Traktor_Z1_0

こんにちは。ハセベです。

発売から少し経ってしまいましたが、今話題となっている「TRAKTOR KONTROL Z1」を触ってみましたので、簡単にレビューしたいと思います。

Traktor_Z1_1

まずが概要からですが、「TRAKTOR KONTROL Z1」はMac/WindowsとiPad/iPhoneでも使えるユニバーサル仕様のコントローラーです。24bit/96kHz対応のオーディオインターフェース(出力のみ)を内蔵しており、高品質かつパワフルなサウンドが楽しめます。

Mac/Windowsでは付属の「TRAKTOR LE 2」ソフトウエアライセンスでダウンロードすることによりすぐにDJプレイが可能です。

iPad/iPhoneでは付属のUSB - 30Pinケーブルをご利用いただくことでiPad/iPhoneアプリの「TRAKTOR DJ」のコントローラーとして使用可能です。

では今回はそのiPad/iPhoneで「TRAKTOR KONTROL Z1」とつなげて試してみました。

「TRAKTOR KONTROL Z1」

Traktor_Z1_2

まず外観からみてみます。

大きさは「TRAKTOR KONTROL F1」や「TRAKTOR KONTROL X1」と同じです。それぞれ違う機能を持っているので並べて使うことを想定されているといえます。

見た目もNative Instruments(以下略:NI)らしい高級感あるルックスで、光沢あるシックな感じです。

Traktor_Z1_3

各接続端子部分を見てみます。リアにはUSB端子、RCA出力端子、電源プラグ入力があります。

Traktor_Z1_4

iOS機器の接続は付属のUSB - 30Pinケーブルを使用します。30PinタイプのiOS機器以外にもAppleの純正アダプター(別売)を使うことで、Lightning端子のiOS機器も使用できます。Mac/Windowsを接続する場合はもう一つ、付属されているUSBケーブルを使用します。

Traktor_Z1_5

iOSアプリでのDJは、iPad/iPhoneへの電源供給が出来ないものがありますが、「TRAKTOR KONTROL Z1」の電源だけ確保することでiOS機器を充電しながらDJが行えます。

Mac/Windowsであればバスパワー駆動も可能です。

Traktor_Z1_6

フロントにはヘッドフォン出力が装備しており、形状はミニステレオ(3.5mm)です。

 

「TRAKTOR DJ」

 

Traktor_Z1_7

iOSアプリ「TRAKTOR DJ」を簡単に見ていきます。

「TRAKTOR DJ」はシンプルなインターフェースなので、始めてDJをされる方でも、気楽に楽しむことができるDJアプリといえます。DJ業界の定番ソフト「TRAKTOR PRO」を開発するNIらしい、圧倒的なクオリティで、サウンド面とともに比較するとコスト・パフォーマンスの高いDJアプリだといえます。

Traktor_Z1_8

エフェクターは8つ搭載しており、即座に呼び出せるように3のアクションボタンを設置。各エフェクターはDJミックス用にチューンアップされており、かかり具合も強力です。

Traktor_Z1_9

HotCue(ホットキュー)は全部で8個を設定することが可能。楽曲ごとにセットしておくと曲を変えても、その情報は引き継ぎます。これで演奏する前にCue(キュー)をセットしてから本番に備えられますね。

Traktor_Z1_10

ループボタンを押すとあらかじめ設定してあったビート分がループ再生されます。指2本でタップすると繰り返す長さを手動で決められます。

Traktor_Z1_11

ループ区間の初期設定は設定画面で変更ができます。

Traktor_Z1_12

そして、「TRAKTOR DJ」のウリの機能「FREEZEモード」。

Freezeボタン(結晶の形)を押すとこのモードに入ります。音楽はそのまま再生されておりますが、画面上の波形がストップし、波形をタップするとその場所に跳ぶという機能です。簡単に言えばタップ・トリガー機能ですね。

また、ループを有効にすることによりスライサーとしても使え、一定区間をサンプルとして扱うビートメーキングのようなプレイが可能です。

言葉では難しいので試してみるのが一番です。

Traktor_Z1_13

右上のスピーカーボタンを押すことによりRECが現れます。これは「TRAKTOR DJ」上でミックスしたのを録音できる機能です。

オリジナルのミックス音源が作れますね!

では、実際に「TRAKTOR KONTROL Z1」をiPadにつないで「TRAKTOR DJ」を試してみましたので御覧ください。

いかがでしたでしょうか。

簡単に曲をミックスするだけなら、シンプルにこの方法(機器)でいけますね。

手軽にDJを始めたい人にはオススメです。

販売価格

(税込) ¥23,800 (税抜 ¥21,637)
JANコード:4042477221805


この商品をオンラインストアで購入するこの商品を展示している店舗

【関連記事】

Native Instrumentsが DJミキシングインターフェース「TRAKTOR KONTROL Z1」を発売

デジタル担当スタッフからのコメント

※在庫は流動的ですので、店舗に在庫がない場合もございます。詳しくはお店にお問い合わせ下さい。

  • 仙台イービーンズ店2013/07/30 13:01:27 担当:児玉

    iPadでもiPhoneでもPCでもMacでも使う事が出来るDJコントローラー、TRAKTOR KONTROL Z1が仙台イービーンズ店にも入荷しました!仙台イービーンズ店ではiPadに接続して試奏出来るようになっています!ご来店お待ちしております!

↑ページトップ